WiMAXで安いプロバイダはどこ？おすすめWiMAX6社の料金とサービスを比較！

今さら聞けない！WiMAXとは

WiMAXは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略称です。無線通信技術規格のひとつで、簡単に言えばスマホなどでよく使われる「3G」や「LTE」、「5G」などと同じ仲間にあたります。

しかし一般的には、「WiMAX ＝ WiMAX回線を使ったWiFiサービス」のことであるケースがほとんどです。

WiMAXを利用すれば、誰でも手軽にインターネットが使えるようになります。機器の難しい設定や、大がかりな回線工事も必要ありません。

すでに「3日間で15GB」の制限は存在しない

以前のWiMAX（ギガ放題プラス系プラン）には、「3日間で15GB使うと通信制限の対象になる」という制約がありました。しかし、2022年2月1日にこのルールは撤廃されています。

SNS上には、今でも「WiMAXには15GBの制限がある」といった内容の投稿が見られますが、実際はそんなことはありません。

WiMAXは、データ容量無制限のWiFiを探している方にこそ使っていただきたいサービスです。

プロバイダごとの違い

ネット広告などで、「UQ WiMAX」や「Broad WiMAX」、「BIGLOBE WiMAX」などのサービス名を目にしたことがある方は多いはずです。

これら「○○WiMAX」は、全てWiMAX回線のプロバイダ（契約窓口）にあたります。数が多過ぎて戸惑ってしまうかもしれませんが、プロバイダはあくまでプロバイダに過ぎません。どこと契約してもWiMAXは使えますし、通信品質も変わらないので安心してください。

プロバイダ間で異なるのは、キャンペーンや月額料金、契約期間などです。繰り返しになりますが、通信品質はどこと契約しても変わりません。

プラスエリアモードって必要？

WiMAXには、WiMAXの独自回線であるWiMAX 2+と、au 4G LTE、au 5G回線が使える「スタンダードモード」と、ちょっと特殊な「プラスエリアモード」の2つのモードがあります。

基本的には、スタンダードモードだけでも十分快適に通信可能です。しかし、山間部などの電波が届きにくい場所では、上手く通信できないかもしれません。そんなときに活躍してくれるのがプラスエリアモードなのです。

プラスエリアモードの詳細説明

WiMAXのWiFiルーターをプラスエリアモードに切り替えることで、auの800MHzの帯域の電波、「プラチナバンド（ゴールデンバンド）」が使えるようになります。

プラチナバンドは通信速度こそあまり速くないものの、障害物に強い電波です。圏外になりがちな場所でも、プラチナバンドの電波なら通信できる可能性があります。

ただし、基本的にプラスエリアモードは有料オプションです。料金はプロバイダによって異なります。無料で使えるプロバイダもあれば、月額1,100円の追加料金がかかるところもあります。

安いのはどこ？WiMAXプロバイダ比較

今回は数あるWiMAXプロバイダの中から、特におすすめの5社を厳選しました。

各プロバイダの詳細は後ほど解説しますが、まずは各社の月額料金と実質月額料金（キャンペーンによるキャッシュバックなども含めた月額料金）を比較してみましょう。

実質月額料金が最も安いのは「GMOとくとくBB WiMAX」です。ただし、適用できるキャンペーンの内容次第では、他社の方が安くなる場合もあります。

契約前に、各社のキャンペーン情報には一通り目を通してみてください。

安い！おすすめのWiMAXプロバイダ 6選

当サイトがおすすめするWiMAXのプロバイダは下記です。

安い！おすすめのWiMAXプロバイダ 6選

ここからは、一押しのWiMAXプロバイダ6社の特長についてそれぞれ解説していきます。

シンプルWiFi

シンプルWiFiはWiMAXのWiFiルーターをレンタルで利用できるサービスです。

上でご紹介したBroad WiMAXやGMOとくとくBB WiMAXでは、契約時にWiFiルーターを新たに購入するため、どうしても端末代がかかってしまいます。一方、レンタル式のシンプルWiFiなら端末代0円です。

解約時にWiFiルーターを返却しなければいけないため、端末が手元に残らない点はデメリットと言えます。しかし、それでも特に問題ないという方は多いはず。むしろ、自分で端末を処分する手間がかからなくて済むと考えることもできるでしょう。

また、シンプルWiFiの料金プランは、名前の通りとてもシンプルです。料金プランは1つだけ。月額料金はずっと4,290円です。

契約期間の縛りもありません。そのため、解約時の違約金も0円です。

シンプルWiFiは、「もっと気軽にWiMAXを使いたい」と考えていた方におすすめの乗り換え先です。

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Broad WiMAX

Broad WiMAXには、契約期間2年の「ギガ放題バリュープラン」と、契約期間の縛りがない「ギガ放題フリープラン」の2つのプランが用意されています。

月額料金の安さを重視したいなら、ギガ放題バリュープランがおすすめです。ギガ放題バリュープランに比べて、2ヶ月目以降の月額料金が187円安く設定されています。

他社インターネット回線からBroad WiMAXへ乗り換える方を対象に、解約金をキャッシュバックでサポートするキャンペーンも実施中です。

＼端末料金実質無料／

GMOとくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB WiMAXは、インターネットプロバイダとして知名度の高い、GMOインターネットグループ株式会社が運営しているWiMAXプロバイダです。

GMOとくとくBB WiMAXは、キャッシュバックキャンペーンが強力です。他社からの乗り換えの方限定ではありますが、他社を解約するときに請求された解約金を、GMOとくとくBB WiMAXが最大額40,000円キャッシュバックで還元してくれます。

＼全員12,000円キャッシュバック／

BIGLOBE WiMAX +5G

BIGLOBE WiMAX +5Gでもキャッシュバックキャンペーンを実施しています。キャッシュバック額は毎月変わるので、タイミングによってはかなりお得に契約できるプロバイダです。

BIGLOBE WiMAX +5Gではプラスエリアモードを無料で使えます。プラスエリアモードは、他社では月額1,100円かかる場合もあるので、導入を検討している人は朗報です。

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Vision WiMAX

Vision WiMAXは、料金プランが1つだけで分かりやすいことが特徴です。契約期間の縛りや契約解除料がなく、サービス開始月の月額料金も0円になります。

Vision WiMAXは、公式サイト経由で申し込めば、10,000円がキャッシュバックされます。

また、Vision WiMAXでもプラスエリアモードを無料で利用可能です。

カシモWiMAX

カシモWiMAXでは、キャンペーンなどは特に実施していません。しかし、料金体系は比較的シンプルで1ヶ月目以降、月額料金がずっと変動しない特徴があります。

また、端末代金を36回の分割払いにすることで割引が適用され、実質0円で利用することができます。

WiMAXは本当に安い？容量無制限の他社ポケット型WiFiと比較

月額3,000円～4,000円台で月間データ容量無制限のWiMAXは、かなりコスパが良いサービスと言えます。しかし、WiMAX以外のサービスと比較してみなければ、本当にお得なのか分かりません。

そこで、ワイモバイルで販売しているPocket WiFiや、ドコモのポケット型WiFiと料金を比較していきます。

容量無制限の他社ポケット型WiFiと比較

今回はWiMAXの代表として、Broad WiMAXをピックアップしています。

ワイモバイルはBroad WiMAXよりも月額料金が高い上に、通常は月間7GBまでしか使えません。「アドバンスオプション」に加入して「アドバンスモード」を利用すれば、WiMAXと同じく容量無制限になりますが、月額料金は4,268円に値上がりしてしまいます。

また、ドコモの月額料金はBroad WiMAXに比べると高額です。ドコモ回線は通信品質の高さに定評がありますが、それはWiMAXで使えるau回線も同じです。

シンプルWiFiと比較

ここからは料金体系がシンプルで分かりやすいと評判のシンプルWiFiと、Broad WiMAXを比較していきます。

実質月額料金は、Broad WiMAXよりもシンプルWiFiの方が安いです。

ただし、シンプルWiFiではキャンペーンなどは実施していません。一方、Broad WiMAXでは他社からお得に乗り換えられるキャンペーンなども行っているため、Broad WiMAXの方がお得になる可能性があります。

シンプルWiFiの特徴

WiFiサービスのシンプルWiFiでは、WiMAX 2+回線やau 4G LTE/5G回線が利用できます。

WiFiルーターはレンタル制なので、端末代金はかかりません。解約後、端末が手元に残らない点はデメリットですが、端末代の高さがネックでWiMAXの契約を渋っていた方にはぴったりのサービスと言えます。

シンプルWiFiのサービス概要は以下の通りです。

シンプルWiFiの特長は、料金体系がシンプルであることです。何ヶ月経っても月額料金がずっと一定で変わりません。また、契約期間の縛りがないため、解約金もかかりません。

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安いWiMAXプロバイダの選び方

最後に、WiMAXプロバイダを選ぶときに見るべきポイントをお伝えします。

通信品質と対応エリアはどこも同じ

上でも簡単に触れましたが、どのWiMAXプロバイダと契約しても、通信品質や対応エリアは変わりません。

プロバイダは契約窓口に過ぎず、中身（WiMAX）は共通しているためです。

実質月額料金を計算すること

月額料金や契約年数など、通信に直接関係しない部分は、プロバイダごとに異なります。

特に差があるのは、月額料金やキャンペーンの内容です。プロバイダ間の料金を比較する際は、月額料金だけでなくキャンペーンによるキャッシュバックなども含めた「実質月額料金」を計算してみましょう。

実質料金の計算方法

月額料金が安そうに見えるプロバイダでも、実質月額料金は他社の方が安いかもしれません。

まとめ：WiMAXはプロバイダごとにお得ポイントが違う！

誰でも手軽にインターネットが使えるようになるWiMAX。機器の難しい設定や、大がかりな回線工事も必要ないため、インターネットにあまり詳しくない方でも気軽に利用できるのがメリットです。

WiMAXにはたくさんのプロバイダ（「○○ WiMAX」）がありますが、どこと契約しても通信品質は変わりません。

とはいえ、数あるWiMAXプロバイダの中から1社だけを選ぶのは至難の業です。そこで本記事では、特におすすめの5社を厳選しました。

安い！おすすめのWiMAXプロバイダ 6選

他社からの乗り換えでお得になるのは、Broad WiMAXとGMOとくとくBB WiMAXです。BIGLOBE WiMAX +5GとVision WiMAXは、プラスエリアモードが無料で使えます。

そして、カシモWiMAXは端末代金を36回払いにすることで、割引が適用されて実質0円になります。どのプロバイダもお得なポイントが異なるので、自身に合ったプロバイダを選んでください。