ドコモ光は、大手通信会社であるNTTドコモが運営する光回線です。
「あのドコモが提供しているサービスなら安心できる」と考え、契約を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、ドコモ光には良い評判もあれば悪い評判もあります。その中には、あなたにとって見過ごしてはいけないものもあるかもしれません。
そこで本記事では、実際のドコモ光ユーザーの声を調査しています。そこから見えてきたドコモ光のメリットやデメリット、ドコモ光に向いている人の特徴などを解説していきます。
この記事では
・Twitter上でのドコモ光の評判
・ドコモ光のメリットとデメリット
・ドコモ光のおすすめプロバイダ
・ドコモ光がおすすめな人の特徴
を解説していくよ!
ドコモ光は評判が悪いって本当?
ドコモ光についてネットで検索すると「評判が悪い」などと書かれた記事がヒットする場合があります。これらの記事を見て、ドコモ光は本当に評判が良くないのか疑問に思っている方もいる人もいるかと思います。
そこで、実際のドコモ光ユーザーの声をTwitterから集めてみました。
良いコメントも悪いコメントも掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ドコモのスマホを使っている人がドコモ光を契約すると、セット割が適用されてスマホ代が安くなるよ!この方はその仕組みを上手く活用されているようだね。
ただし、ドコモの格安プランであるahamoはセット割の割引対象外です。
ahamoの安さは魅力的ですが、スマホのプランをahamoに変えたことでセット割が解除され、逆に通信費が上がってしまう可能性もあるので気を付けましょう。
この方の口コミにもあるように、ドコモ光の回線工事費はキャンペーンで完全無料になります。また、他社では何万円もかかる撤去工事費も、ドコモ光なら住居の形態に関係なく0円です。
こちらの方は、上り・下り共にかなり速い実測値を記録しています。下り713.19Mbpsは、他の回線と比べてもかなり優秀な数字と言えます。
この方は、問い合わせに苦労されているようです。ドコモ光は人気のサービスですから、1日あたりの問い合わせ件数も多くなかなか繋がらないという口コミも多々あります。
評判から分かったドコモ光のメリット
ここまで見てきたドコモ光の評判をもとに、ドコモ光を契約することで得られるメリットをまとめました。
ドコモ光のメリット
- ドコモユーザーはスマホのセット割が使える
- dポイントを効率良く貯められる
- 対応エリアが全国
- 新規工事費が無料
- v6プラスに対応している
1つずつ説明していきます。
ドコモユーザーはスマホのセット割が使える
ドコモのスマホを使っている人がドコモ光を契約すると、「ドコモ光セット割」が適用され、スマホ代が月額最大1,100円割引されます。
また、ドコモのスマホを使っている家族と「ファミリー割引」グループを組むことで、グループに所属する全員がドコモ光セット割の適用対象になります。
グループ代表者の3親等以内であれば、離れて暮らしている家族も対象だよ!
ただし、ahamoユーザーはドコモ光セット割の割引対象外になるため注意しましょう。
dポイントを効率良く貯められる
「dポイント」は、ドコモが提供しているポイントサービスです。入会金・年会費無料のdポイントクラブに加入すれば、街のお店やオンラインショップなどでポイントを貯めたり使ったりできるようになります。
ドコモのケータイやドコモ光の料金支払いもポイント付与の対象で、利用料金1,000円(税抜)につき、10ポイントもらえます。しかも、ドコモのゴールドカード「dカード GOLD」で支払えば、ポイント還元率が大幅アップします。
貯まったdポイントは1ポイント=1円として利用可能です。
買い物だけでなく、毎月のドコモの料金支払いに充てることもできるので、ポイントが溜まるのは嬉しいポイントです。
対応エリアが全国
ドコモ光はほぼ全国で利用できる光回線サービスです。
建物の立地や構造などの影響で利用できないケースもありますが、基本的には全国どこでも使える光回線と考えて良いでしょう。
ドコモ光は光コラボ系サービス
ドコモ光は「フレッツ光」の通信回線を利用した「光コラボ」系のサービスです。
フレッツ光はNTT東日本・西日本が提供している光回線サービスで、日本全国に回線を張り巡らせています。そのため全国で利用可能です。
フレッツ光 | NTTが提供している光回線サービス。 |
---|---|
光コラボ | NTT以外の会社が、NTTの光回線と別のサービスを組み合わせて提供しているもの。 |
ドコモ光が全国で使えるのは、そんなフレッツ光の回線をベースにしているためです。フレッツ光の対応エリア内であれば、ドコモ光も利用可能です。
新規工事費が無料
ドコモ光の工事費は、マンションタイプで16,500円、戸建てタイプで19,800円かかります。しかし、これらは公式キャンペーンで0円になります。
キャンペーンの適用条件は、「ドコモ光1ギガ」または「ドコモ光10ギガ」 を新規で申し込み申し込み月を含む7ヶ月以内に利用を開始することだよ。
どちらもドコモ光の主力プランですから、条件をクリアするのは難しくありません。
ただし、土日・祝日に工事を依頼すると追加工事料がかかってしまうため注意してください。
また「ドコモ光電話」などのオプション工事料や、工事内容によって別途発生した追加料金は、無料キャンペーンの適用対象外となります。
v6プラスに対応している
ドコモ光は「v6プラス」対応の光回線です。
v6プラスは、「IPv4 over IPv6」と「IPoE」という2つの技術を合わせた通信サービスのことだよ。
後ほど詳しく解説しますが、v6プラス対応の光回線は非対応のものよりも通信速度が速い傾向にあります。
ただし、ドコモ光の全プロバイダがv6プラスに対応しているわけではないことと、ルーターはv6プラス対応のものを用意する必要がある点には注意してください。
なお、本記事でおすすめしているプロバイダの「GMOとくとくBB」はv6プラスに対応しています。
また、v6プラス対応のルーターも無料レンタルしているので余計な手間なくv6プラスによる快適な通信環境を手に入れられます。
次世代の通信規格、IPv6
v6プラスの「v6」は「IPv6」から来ています。
IPv6はインターネットの通信規格のひとつです。現在主流である「IPv4」に代わる“次世代の規格”として注目されています。
IPv6とIPv4の大きな違いは、使えるIPアドレス(インターネット上の住所のようなもの)の総数です。IPv6の方が、遥かに多くのIPアドレスを扱うことができます。
IPv6はIPoE方式が使えるから速い
よく「IPv6対応だから速い」という記述を見ますが、厳密に言えばそんなことはありません。
「IPv6対応だから速い」のではなく、IPv6では「IPoE」という新しい通信方式でネットに接続できるから速いのです。
PPPoE方式 | 旧来の接続方式で、回線が混雑しやすくて遅い。IPv4、IPv6で使える。 |
---|---|
IPoE方式 | 最新の接続方式で、回線が混雑しにくくて速い。IPv6で使える。 |
PPPoE方式はIPv4でもIPv6でも使えます。一方、IPoE方式はIPv6でしか使えません。
ネットがさらに快適になるIPv4 over IPv6通信
IPv6では高速なIPoE方式を利用できますが、IPv6だけに対応しているプロバイダやルーターを契約すると、従来のIPv4にしか対応していないサイトが見られなくなってしまいます。
それを解決してくれる接続方式がIPv4 over IPv6なのです。
IPv4 over IPv6は、接続先のサイトに応じて自動的にIPv4とIPv6を使い分けてくれます。そのため、IPv4のみ対応のサイトが見られなくなる心配がありません。
ドコモ光はv6プラス対応のプロバイダを選ぼう
先ほども触れましたが、ドコモ光が対応しているv6プラスでは、IPv4 over IPv6もIPoE方式も利用できます。
ただし、全てのプロバイダでv6プラスが使えるわけではありません。
ドコモ光のプロバイダは、v6プラスに対応しているところを選ぶようにしましょう。
評判から分かったドコモ光のデメリット
ドコモ光は非常にメリットの多い光回線ですが、当然ながらデメリットもあります。ドコモ光の主なデメリットは以下の2点です。
ドコモ光のデメリット
- ahamoユーザーはスマホのセット割の適用対象外
- 問い合わせ窓口が混み合っている
デメリットもそれぞれ、説明していきます。
ahamoユーザーはスマホのセット割の適用対象外
ahamoユーザーは「ドコモ光セット割」が適用されません。
しかし、ahamoは月額2,970円で20GB使えるので、もともと安い料金設定となっています。セット割の有無に関係なく、他社の格安SIMと比較しても十分コスパの良いサービスと言えるでしょう。
問い合わせ窓口が混み合っている
ドコモ光に限らず、ドコモの問い合わせ窓口は常に混み合っています。
急ぎの用事で電話をかけてみたものの全然つながらず、仕方なくドコモショップへ駆け込んだ、という経験があるドコモユーザーもきっと少なくないでしょう。
しかし、実はドコモには電話以外の問い合わせ窓口も豊富に用意されています。例えば機器の接続不良や故障などは、LINEやチャット(チャットボット)、メールで問い合わせることができます。
ドコモ光の問い合わせ窓口
※いずれもドコモ公式サイトへ接続します。
ちょっとした質問や、緊急度の低い用件はこれらの窓口から問い合わせればストレスなく問題解決できるでしょう。
ドコモ光のプロバイダはGMOとくとくBBがお得!
ドコモ光には20社を超えるプロバイダがありますが、最もおすすめなのは「GMOとくとくBB」です。
エリア | 全国 | |
---|---|---|
申し込み窓口(プロバイダー) | GMOとくとくBB | |
プラン | ドコモ光タイプA(2年定期契約あり) | |
契約期間 | 2年(自動更新) | |
最大速度 | 1Gbps | |
月額料金 | 4,400円 | |
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 |
工事費(開通) | 16,500円 | |
解約費用 | 違約金 | 4,180円 |
工事費(撤去) | なし | |
スマホセット割 | ドコモの割引額 | 最大1,100円 |
そんなGMOとくとくBBで契約するメリットは以下の通りです。
GMOとくとくBBで契約するメリット
- 高額キャッシュバックがもらえる
- 他社違約金をキャッシュバックで還元
- キャッシュバック以外の特典も充実している
特におすすめなのは、「高額キャッシュバック」がもらえることです。今なら最大35,500円のキャッシュバックが受け取れます。
さらに、他社からの乗り換えの場合に追加で20,000円還元されます。
下記でGMOとくとくBBのメリットをさらに詳しく説明していくので、参考にしてください。
高額キャッシュバックがもらえる
GMOとくとくBB限定のキャンペーンで、ドコモ光と同時に映像サービスを申し込むことで最大35,500円のキャッシュバックを受け取れます。
対象の映像サービスは、「DAZN for docomo」や「dTV」などです。
また、映像サービスを申し込まず、ドコモ光のみ契約した場合でも5,500円(連絡希望日時を平日14〜17時に指定した場合は6,000円)のキャッシュバックがもらえます。
他社違約金をキャッシュバックで還元
他社インターネットサービスからドコモ光へ乗り換える際に発生した他社の違約金を、最大20,000円までキャッシュバックで還元してもらえます。
上の「高額キャッシュバック」との併用も可能です。合計すると、55,000円の高額キャッシュバックになります。
インターネット回線の乗り換え手続きは、何かとお金や手間がかかるのでキャッシュバックで経済的な負担を軽減できるのは嬉しいポイントです。
キャッシュバック以外の特典も充実している
GMOとくとくBBでは、インターネットなどの接続設定を支援してもらえる「ドコモ光専用無料訪問サポート」サービスや、「Wi-Fiルーターレンタルサービス0円キャンペーン」なども実施しています。
キャンペーンでレンタルできるWiFiルーターはv6プラスに対応しています。
v6プラス対応のWiFiルーターを持っていない方は、契約時に本キャンペーンにも申し込むことをおすすめします。
ドコモ光がおすすめな人
ここまでドコモ光の口コミやメリット・デメリットなどについて解説してきましたが、ドコモ光は以下の人に向いています。
ドコモ光がおすすめな人
- ドコモユーザー
- 完全無料で回線工事をしたい人
- ネット回線を初めて契約する人
1つずつ詳しく見ていきましょう。
おすすめな人①:ドコモユーザー
ドコモユーザーならドコモ光一択、と言い切ってしまっても良いでしょう。それくらい、ドコモユーザーはドコモ光との相性が抜群に良いのです。
上でも何度か解説しましたが、ドコモのスマホを使っている人がドコモ光を契約すると、ドコモ光セット割が適用されます。
これにより、スマホ代が毎月最大1,100円割引になるんだね!
この割引は契約者本人のみならず、同一ファミリー割引グループに所属している家族みんなにも適用されます。そのため、例えば家族4人みんなに1,100円の割引が適用された場合、毎月合計4,400円もの節約効果が見込めるのです。
また、ドコモ光ならdポイントも効率的に貯められます。ポイント還元率は、ドコモ光の利用料金1,000円(税抜)につき10ポイントで、dカード GOLDで支払えばポイント還元率がさらに上がります。
ドコモユーザーの方はドコモ光の契約を積極的に考えてみてください。
おすすめな人②:完全無料で回線工事をしたい人
ドコモ光の回線工事費は、キャンペーンにより「完全無料」になります。
光回線では「工事費無料」を謳うサービスは珍しくありません。ところが、工事費が完全無料になるサービスはごく少数なのです。多くの場合、工事費は「実質無料」になります。
完全無料と実質無料の違いは以下の通りです。
完全無料 | 文字通り0円。 |
---|---|
実質無料 | 工事費は分割払いになり、毎月の回線使用料とともに請求される。しかし、分割された工事費と同額の割引が毎月適用されるため、実際には工事費を払わなくて済む。 |
どちらも結果的に工事費が無料になることには変わりありません。
しかし、実質無料の光回線は契約期間の途中で解約すると、工事費の残債を一括清算しなければならないため、注意してください。
一方、ドコモ光の工事費は完全無料なのでこのような心配は無用です。
おすすめな人③:ネット回線を初めて契約する人
ドコモ光に関する各種手続きはオンライン上でも行えますが、全国に2,000店舗以上あるドコモショップの店頭でも受け付けています。
対面で人と話しながら手続きができるのは、実店舗ならではのメリットです。もちろん、ちょっとした相談や質問にも丁寧に対応してもらえます。
ネット回線を初めて契約する人や、インターネットのことに自信がない方には、店舗で契約と相談ができるドコモ光がおすすめです。
ただし、契約時はオンラインで手続きした方がお得です。ドコモショップでも実店舗限定のキャンペーンを実施していますが、オンライン手続きで利用できるキャンペーンの方が圧倒的にお得です。
そのため、ドコモ光の契約はオンラインで手続きし、契約後に何かトラブルが起きたときはドコモショップでサポートを受けるのがおすすめです。
ドコモ光の申し込みから開通までの流れ
ドコモ光の開通までの流れは、新規契約か転用・事業者変更かによって変わります。
どちらも説明していきます。
新規契約の場合
ドコモ光をオンラインで新規契約する際の大まかな流れは以下の通りです。
- ①ドコモ光を申し込む
- ②ドコモ光から電話がかかってきたら、回線工事の日程を調整する
- ③回線工事の実施(立ち合いが必要)
- ④機器の設定を行う
- ⑤インターネットが使えるようになる
回線工事の日程は、申込日の1~2ヶ月後になるケースが多いです。
しかし、繁忙期に申し込んだ場合は3ヶ月待ちになる可能性もあります。ドコモ光への申し込みは、スケジュールに余裕をもって手続きするようにしてください。
また、回線工事は基本的に契約者の立ち合いが必要です。工事実施日は必ず在宅するようにしましょう。
なお、すでに住居に光回線の設備が整っている場合は工事日の調整等は不要です。申し込みから数日ほどでドコモ光側での作業が終わり、ドコモ光が使えるようになります。
転用・事業者変更の場合
フレッツ光から光コラボへ乗り換えることを「転用」、光コラボを契約している人が他社の光コラボへ乗り換えることを「事業者変更」といいます。
現在使っている回線がドコモ光でも引き続き利用できるためどちらも回線工事は必要ありません。
転用の場合は転用承諾番号、事業者変更の場合は事業者変更承諾番号を乗り換え前の光回線で取得した後、ドコモ光の申し込み手続きをしてください。
その後は10日ほどでドコモ光側での作業が終わり、インターネットに接続できるようになります。
まとめ
ドコモ光には良い評判だけでなく悪い口コミも存在します。しかし、その中には事前に調べていれば避けられたトラブルや、人によってはそれほど気にならないであろうことも多く含まれています。
ドコモ光のメリットとデメリットをきちんと把握した上で、契約手続きに進むようにしましょう。
ドコモ光のメリット
- ドコモユーザーはスマホのセット割が使える
- dポイントを効率良く貯められる
- 対応エリアが全国
- 新規工事費が無料
- v6プラスに対応している
ドコモ光のデメリット
- ahamoユーザーはスマホのセット割の適用対象外
- 問い合わせ窓口が混み合っている
なお、ドコモ光を申し込む際はGMOとくとくBB公式サイトでの手続きがおすすめです。
今なら最大35,500円のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
悪い評判はどうしても気になってしまうものですが、自分にとって支障がなければ気にする必要はありません。ドコモ光で快適なインターネットライフを手に入れてください。
この記事の参考・引用サイト