光回線は通信速度が速く安定しており、動画視聴やオンラインゲームなどで大量のデータ通信を行う場合にもストレスなく快適に利用できます。
ただし、光回線の業者は多く、月額料金やサービスはさまざまです。通信速度の実測値や対応エリアも業者によって異なり、自分の用途に合う光回線事業者を見極めなければなりません。
WiMAXの口コミを見ると速度が速い、すぐに利用できて便利など良い評判を多くみかけます。その一方で、遅くなる時間帯があるなど悪い口コミも少なくありません。
本記事では光回線の概要やメリット・デメリットを説明するとともに、おすすめの光回線について項目別に紹介します。初めて光回線を利用する人は、ぜひ参考にしてください。
この記事では
・光回線とは
・光回線のメリット・デメリット
・光回線がおすすめな人・おすすめでない人
・光回線のおすすめを各項目で紹介
・光回線以外のおすすめインターネット回線
を解説していくよ!
光回線のおすすめポイントは?
光回線は通信速度が速く安定しており、インターネットが途中で途切れるなど受信状態が悪くなることが少ないのが特徴です。
光回線は、動画の視聴やオンラインゲームも快適に利用できるよ!
近年はテレワークでWeb会議システムを使用する人も増えていますが、光回線であればオンラインの会議などもスムーズに進められます。
ここでは、光回線の概要や、他のインターネット回線との違いについてみていきましょう。
そもそも光回線とは
光回線とは、光ファイバーを利用してデータを送受信する通信回線のことです。
ガラスやプラスチックでできた細く透明なケーブルで光を通します。光の反射や屈折を利用してデータを転送し、電磁波の影響を受けないために速い通信速度と安定性を実現しています。
現在、提供されている光回線は、以下の4種類です。
- フレッツ光
- 光コラボ
- ダークファイバー系
- 電力会社系
フレッツ光
フレッツ光はNTTが提供する光回線で、NTT東日本・西日本がそれぞれ運営しています。
日本の全都道府県で利用可能で、NTTのほかにプロバイダとの契約が必要です。プロバイダとは利用者の端末をインターネット回線に接続する事業者のことで、プロバイダと契約しなければインターネットを利用できません。
光コラボ
光コラボとは、NTTの光回線を利用して他の事業者が独自に提供する光回線です。利用する回線は変わらず、契約はプロバイダと一本化できます。
ダークファイバ―系
ダークファイバーとはNTTが使用していない回線のことで、auひかりとNURO光が提供しています。
対応エリアが限られ、利用者が少ないため回線が混み合わないという特徴があります。比較的通信が安定しているのが利点です。
電力会社系
電力会社の光回線は、電力を提供するために各社が独自に整備した回線を利用したサービスです。
電力とのセット割など、独自のサービスを提供しています。利用は電力の提供エリアに限定され、他の光回線に比べて利用者数は少なめです。
電力会社系は、ダークファイバーと同じく混雑しにくいため、速く安定したインターネットを楽しめるよ。
他のインターネット回線との違い
光回線のほかにも、インターネットに接続する回線があります。
- ポケット型WiFi(モバイルWiFi)
- CATV(ケーブル回線)
- ISDN
- ADSL
それぞれ説明していきます。
ポケット型WiFi(モバイルWiFi)
ポケット型WiFi(モバイルWiFi)は無線LANのインターネット回線です。対応エリア内であれば、事業者から提供されるホームルーターやモバイルルーターですぐにインターネットを利用できます。
無線であるため光回線のような工事が必要なく、契約してすぐに利用できるのがメリットです。ただし、光回線ほどの速度や安定性は期待できません。
CATV(ケーブル回線)
CATVはケーブルテレビの事業者が提供しているインターネット回線です。利用には事業者との契約と工事が必要になります。光回線と比較して最大通信速度が遅く、テレビの機能もついているため月額料金は高い傾向です。
ISDNとADSL
ISDNとADSLは電話回線を利用した通信回線で、古くからあるサービスです。ISDNはダイヤルアップという方法で音声通話と同じ回線につなぎ、接続するたびに電話代がかかります。
ADSLは音声電話で使用しない周波数を利用しており、ISDNよりは通信速度が速いのが特徴です。
いずれも古いサービスであり、光回線と比較すると速度はかなり遅くなります。ISDNのサービスは2024年に、ADSLは一部のエリアを除いて2023年にサービスが終了する予定です。
光回線のメリット
光回線は他のインターネット回線に比べて通信速度が速く、安定しているのが最大のメリットだよ。
動画視聴など大容量データが必要な場合もストレスなく利用できます。また、光回線サービスを提供している業者のほとんどが光電話も提供しており、オプションとして光電話を利用できるのも利点です。
ここでは、光回線の代表的なメリットを紹介します。
光回線のメリット① 通信速度が速く安定している
光回線は通信速度は一般的なもので最大1Gbpsと速く、実測値でも平均200Mbps程度とされています。
インターネットで必要な速度の目安としては、一般的なWebページの閲覧であれば10Mbps、高画質の動画閲覧でも30Mbpsあれば十分です。光回線であれば非常に高速で安定した通信が楽しめるでしょう。大容量のデータ通信が必要なオンラインゲームや、複数人数によるオンライン会議でも安心して利用できます。
また、Wi-Fiルーターを使用した無線接続でも高速通信ができます。無線接続により家の中でどこにいてもインターネットを利用でき、複数台の接続も可能です。
光回線のメリット② 光電話が利用できる
光回線を提供している事業者は、オプションとして光電話サービスを提供しているところも少なくありません。アナログ電話の基本料金は1,500円前後であるのに対し、光電話は500円ほどと安く、通話料も安くなる場合があります。
アナログ電話から光電話に移行する場合は現在の電話番号を引き継ぐことができ、電話番号変更に伴う面倒がありません。
光回線のデメリット
インターネットの利用ではメリットの高い光回線ですが、デメリットな側面もあります。
まず、導入するには開設工事が必要になるのがデメリットだね。さらに賃貸住宅の場合はオーナーの許可が必要だから、工事するまではインターネットが使えないという問題も出てくるよ。
また、契約満了前に解約すると違約金が発生するのもデメリットです。
光回線のデメリット① 工事が必要
光回線は契約や解約時に工事が必要です。新規利用には光ファイバーのケーブルを引き込む工事を行い、乗り換えの場合は古い光ファイバーの撤去と新規工事をしなければなりません。
近年はテレワークの普及などを背景に光回線を導入する家庭が増えており、開設工事まで1ヵ月以上かかるケースもあります。また、高額な工事費がかかるのもデメリットです。
光回線のデメリット② 途中解約すると違約金がかかる
光回線の多くは契約期間があり、契約の途中で解約すると違約金が発生します。そのため、他のサービスに乗り換えたいと思っても気軽にできないのがデメリットです。また、解約の際は違約金だけでなく、撤去工事の費用がかかる場合もあります。開設工事費を分割にしている場合はその残債の支払いも必要です。
ただし、近年は乗り換え時の違約金を負担するキャンペーンを行う業者も増えており、キャンペーンを利用すればデメリットをある程度解消できます。
光回線がおすすめな人・おすすめではない人
光回線はメリット・デメリットがあり、すべての人におすすめというわけではありません。屋外に持ち出しができないため、主に外出先でインターネットを利用したい人には不向きです。
また、他のインターネット回線と比較して月額利用料金が高めに設定されているため、毎月の負担を抑えたい方にもおすすめできません。
光回線がおすすめな人・おすすめできない人について紹介します。
おすすめな人
光回線がおすすめなのは、以下のような人です。
- 主に動画視聴やオンラインゲームでインターネットを利用する
- テレワークになり、頻繁にオンライン会議を行う
- クラウドソーシングでインターネットを使った仕事をしている
- ファイル送信などで大量のデータ通信を行う
- 就職・転職活動でWeb面接を予定している
- プライベート写真をクラウドサービスに保管している
- 持ち家や分譲マンションで、引越しの予定がない
- 転勤の予定がない
自宅で動画視聴やオンラインゲームをするのが日課という人は、通信速度が速く安定している光回線が不可欠といえます。通信速度が遅い回線でゲームをする場合、キャラクターの動きが遅くなったり画面が止まったりする、いわゆる「ラグ」が生じます。ラグが生じるとストレスが溜まり、ゲームを楽しむことができません。ゲームのジャンルによっては速度をあまり求めないものもありますが、光回線であればほぼどのジャンルのゲームでも快適に楽しむことができるでしょう。
クラウドソーシングや在宅勤務でインターネットを使った仕事をする場合も、通信の安定した光回線がおすすめです。オンライン会議で画面や音声が途切れると、重要な部分を聞き逃すなどして仕事に支障をきたすことにもなります。
また、光回線を利用していて急な引越しや転勤で途中解約になると、違約金を負担しなければなりません。そのため、持ち家などで当分引越しの予定がない、勤め先で転勤の予定はないといった人におすすめです。
おすすめできない人
光回線がおすすめでない人もいます。以下の項目に該当する場合、他のインターネット回線を検討した方がよいかもしれません。
- 転勤が多い会社に勤めている
- ライフスタイルが変わる予定がある
- 月額料金を抑えたい
- インターネットは主に外で利用する
全国に支社があり、転勤の可能性が高い人は光回線をおすすめできません。違約金の発生や、撤去工事の手間がかかります。結婚や家族の介護などでライフスタイルが変わる予定がある人も、光回線以外の手軽なインターネット回線を選ぶ方がよいでしょう。
また、光回線は他のインターネット回線に比べて月額料金が高い傾向にあります。できるだけ毎月の支出を抑えたい方には向いていません。
自宅ではインターネットをあまり使わず、主に外出先や出張先でパソコン作業をすることが多いという人は、持ち運べるモバイルルーターを使う方が便利です。
光回線が初めての人におすすめの選び方
光回線の業者は多く、初めての人はどこを選べばいいか迷うのではないでしょうか。光回線を選ぶ際は、以下の5つを押さえることがポイントです。
- 通信速度
- 対応エリア
- スマホ割
- 実質料金
- プロバイダ
光回線は通信速度が速いという特徴はありますが、業者により平均通信速度は異なります。自宅が対応エリアかどうかのチェックも必須です。また、スマホとのセット割がある業者を選べば、お得に利用できます。
光回線の上手な選び方について、詳しくみていきましょう。
通信速度はどのくらいか
少しでも高速で安定した通信を求める場合、最大通信速度が速い業者を選びましょう。
光回線の公式サイトなどでは最大通信速度が記載されており、その多くが「下り最大1Gbps」と表示しています。これは理論値であり、実際に出る速度ではありません。確実にその速度が出ることを約束するものではなく、最良の条件が整った場合に可能な理論上の最大値です。
そのため、光回線の通信速度は実測値の比較が必要だよ!
光回線の実測値については、速度比較ができる通信速度測定サイトで確認できます。
速度の目安
通信速度には上り(アップロード)と下り(ダウンロード)の表示がありますが、上り速度とは動画やSNSの書き込みなど、インターネット上にデータをアップロードする時の速度を指します。
これに対し下り速度とは、サイトの閲覧や動画の視聴、メール受信などをする際の速度のことです。
一般的なインターネットの利用では、下り速度を確認するとよいでしょう。
例えば、2022年11月現在で計測したauひかりの平均下り速度は493.91Mbpsです。これに対し、ソフトバンク光は316.14Mbpsで、速度を重視する場合はauひかりの方がおすすめということになります。
ちなみに、インターネットを快適に利用できる速度の目安は以下のとおりです。
【インターネットを快適に利用できる速度の目安】
サイト閲覧 | 1Mbps~ |
---|---|
動画視聴 | 5Mbps~ |
高画質動画視聴 | 25Mbps~ |
オンラインゲーム | 100Mbps~ |
参考:みんなのネット回線速度
理論値である1Gbpsの半分の約500Mbpsでも、十分にインターネットを楽しめるということがわかります。
対応エリアが広いか
光回線を選ぶ際は、自分が住んでいる地域に対応しているかの確認が必要です。
光回線の提供エリアは、各回線業者の公式サイトで確認できます。NTTが提供しているフレッツ光は全国の47都道府県で利用でき、フレッツ光の回線を使っている光コラボも同じく全国をカバーしています。
一方、ダークファイバー系や電力会社系の回線は対応エリアが限られているため、注意が必要です。対応エリアの確認が面倒という場合、光コラボの業者を選べば間違いはありません。
スマホ割はあるか
スマホの3大キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)や格安SIMとのセット割でお得になる光回線があります。
セット割が適用されれば、スマホの月額料金を抑えることが可能です。セット割は家族にも適用され、ドコモの場合は最大20回線まで割引になります。家族の人数によっては、高額な通信費の節約ができるでしょう。
光回線は月額料金が高めですが、セット割を利用することで他のインターネット回線よりも負担を抑えることができます。
実質料金は安いか
光回線の料金を比較する際は、プランの月額料金ではなく、割引やキャッシュバックも含めた実質料金で比較しましょう。月額料金が安い場合でも、割引などがなく実質的には高いケースもあります。
実質料金は、以下の計算式で求めた数字を契約期間で割ることにより算出できます。
「(契約期間×月額料金)+事務手数料ー(キャッシュバック+月額料金割引)」 |
また、業者によっては、違約金の全額負担や工事費実質無料、ルーター無料などを提供している場合もあります。公式サイトをよくチェックして、お得になるところを見つけましょう。
大手のプロバイダか
光回線初心者の場合、大手のプロバイダを選ぶことをおすすめします。契約後に何らかのトラブルが起きた際も、大手の業者であれば安心です。
また、大手であれば利用開始後のフォロー体制も整っています。初心者の場合はあとからいろいろとわからない点が発生するものであり、フォローの行き届いている業者であることが大切です。
おすすめの光回線の一覧
おすすめの光回線を、項目別にまとめました。このあと個別に説明しますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてください。
スマホとセットでお得 | ドコモ光(ドコモ) ソフトバンク光(ソフトバンク) NURO光(ソフトバンク光) ビッグローブ光(au) auひかり(au) 楽天ひかり(楽天モバイル) So-net光プラス(au) @nifty光(au) コミュファ光(au) eo光(au) メガエッグ光(au) ピカラ光(au) BBIQ(au) DTI光(au) |
---|---|
通信速度のおすすめ (平均下り速度) |
NURO光(494.3Mbps) コミュファ光(559.15Mbps) auひかり(493.91Mbps) eo光( 581.98Mbps) ピカラ光(508.55Mbps) |
マンション・アパートのおすすめ | NURO光 ビッグローブ光 コミュファ光 ソフトバンク光 auひかり |
戸建てのおすすめ | NURO光 コミュファ光 auひかり eo光 ドコモ光 |
キャッシュバックが多い | auひかり NURO光 ビッグローブ光 ソフトバンク光 ぷらら光 |
契約の縛りがない | オトクナ光 とくとくBB光 エキサイトmec光 hi-hoひかり GMO光アクセス |
オンラインゲームのおすすめ | OCN光 hi-hoひかり with games GameWith光 auひかり NURO光 |
顧客満足度が高い | NURO光 ドコモ光 auひかり 楽天ひかり ソフトバンク光 |
スマホとセットでお得になる光回線
スマホとセット割になる光回線を選べば、毎月のスマホ代が割引になりお得です。セット割は3大キャリアのほか、格安SIMでも設定されています。
ただし、大手3大キャリアが提供しているpovo(au)、ahamo(ドコモ)、LINEMO(ソフトバンク)は光回線とセット割にならないため注意しましょう。
ここでは、セット割になる光回線を紹介します。
ドコモ光
ドコモ光では、ドコモのユーザーが「ドコモGプラン」に加入している場合、「ドコモ光セット割」が適用されます。家族全員のスマホ代から永年最大1,100円割引になり、離れている家族も対象です。ただし、ドコモ提供の格安SIM「ahamo」のユーザーは対象になりません。
主回線から3親等以内の家族なら誰でも、20回線まで割引になります。また、他のキャリアではスマホのセット割に光電話の加入を義務づけているのに対し、ドコモは光電話への加入を必要としないのがメリットです。
ソフトバンク光
ソフトバンク光では、ソフトバンクユーザーが契約することで「おうち割光セット」が適用されます。永年最大1,100円の同居の家族(血縁問わず)と離れてクラス家族が対象で、10回線まで割引になります。セット割の適用には、光電話の加入が必要です。
また、NURO光でも「おうち割光セット」に対応しており、ソフトバンクのユーザーは同じ条件のもとで割引を受けることが可能です。
さらに、ソフトバンク回線を利用している格安SIMのワイモバイルのユーザーも「おうち割光セット」の対象です。ワイモバイルはおうち割光セット(A)という名称ですが、割引の条件や内容はソフトバンクのおうち割光セットと変わりありません。
ビッグローブ光
ビッグローブ光は、au、UQモバイル、BIGLOBEモバイルのユーザーがお得になります。
auのユーザーがビッグローブ光に加入すると、セット割が適用されます。対象の料金プランと光電話に加入することが条件です。割引は永年最大1,100円で10回線まで、同居家族や50歳以上の離れて暮らす家族も割引対象になります。
UQモバイルは「自宅セット割」の対象です。対象の料金プランと光電話に加入すると、最大858円がスマホ代から割引になります。auと同じく10回線まで、同居家族と50歳以上の離れて暮らす家族も対象です。
BIGLOBEモバイルのユーザーは、ビッグローブ光を利用するとスマホの支払いに含まれている「ベーシック」コースの月額基本料金220円がかかりません。
auひかり
auのユーザーがauひかりに加入すると、auスマートバリューが適用されます。対象の料金プランと光電話の加入が条件で、永年最大1,100円割引になります。同居家族や50歳以上の離れて暮らす家族も割引対象になり、10回線まで割引が可能です。
auスマートバリューはauひかりだけでなく、以下の光回線にも適用されます。
- So-net光プラス
- @nifty光
- コミュファ光
- eo光
- メガエッグ光
- ピカラ光
- BBIQ(ビビック)
auのユーザーは、セット割に関しては光回線の選択肢が豊富です。
また、DTI光はauスマートバリューではなく、「DTI光×auセット割」という独自の割引を用意しています。auのユーザーはDTI光の月額料金が最大1,320円割引になるという内容です。
楽天ひかり
楽天モバイルのユーザーは、「楽天ひかりUN-LIMITキャンペーン」が適用されてマンションプラン・ファミリープランの月額基本料が1年間無料になります。2年目以降はマンションプランが月額4,180円、ファミリープランが5,280円の定額です。
また、楽天市場の買い物が常時ポイントアップになる特典もあり、最大16倍のポイントがつきます。
その他の光回線
ほかにも、以下の光回線でスマホのセット割があります。
- OCN光
- IIJmioひかり
OCN光は、格安SIMのOCNモバイルONEとのセット割「OCN光モバイル割」を提供しています。最大5契約まで、毎月220円がスマホ代から割引になるサービスです。
また、IIJmioひかりでは格安SIMのIIJmioと同時申し込みで「mio割」が適用され、毎月660円の割引になります。
通信速度でおすすめの光回線
他のインターネット回線と比べて光回線は通信速度が速いのが特徴ですが、同じ光回線でも実際に出る速度は業者により異なります。
高画質で動画を視聴したい、オンラインゲームをストレスなく楽しみたいという人は、実際にどのくらいの通信速度が出るのかもチェックしておきましょう。
ここでは、通信速度の速い光回線を紹介します。
NURO光
NURO光は大手プロバイダのSo-netが提供する光回線です。他の光回線の多くが下り最大速度1Gbpsであるのに対し、下り最大速度2Gbpsの高速通信を誇ります。IPv6にも対応しており、回線が混雑しにくく快適に利用できます。
平均下り速度は494.3Mbpsとトップレベルで、オンライン会議やオンラインゲームも安心して利用できるでしょう。
コミュファ光
コミュファ光は中部テレコミュニケーションが提供する光回線です。電力会社系の独自回線で、東海エリア限定で利用できます。
最大通信速度1Gbpsの通常プランのほか、10Gbpsの高速プランを提供しているのが特徴です。実測値でも平均下り速度が559.15Mbpsと、高速通信を実現しています。
auひかり
auひかりは1Gbpsから10Gbpsまでのプランを用意しており、実測値も平均下り速度493.91Mbpsと、高い数値を出しています。独自の光回線を使っており、エリアが限定されているため回線混雑が少なく快適なインターネットの利用が可能です。
大阪府や愛知県など非対応のエリアがあり、提供エリア内でも一部のエリアでは利用できない地域があるため、事前に必ず確認が必要です。
eo光
eo光は関西電力の子会社オプテージが提供しており、関西エリア限定の光回線です。10Gbpsのプランも用意しており、エリアが狭いため混雑の心配なくインターネットを楽しめます。実測値の平均下り速度も581.98Mbpsと高く、関西方面で通信速度の速い光回線を探している人におすすめです。
また、eo光はプロバイダと回線を同じ会社が行っており、品質にばらつきがなく安定した通信速度を提供しています。
ピカラ光
ピカラ光は、四国電力グループSTNetが提供する光回線です。四国エリア限定のため、混雑の心配もありません。1Gbpsの通常プランのほか、10Gbpsのプランも開始しています。平均下り速度も508.55Mbpsと高い数値を出しており、高画質の動画視聴や複数端末の同時接続でも快適な利用が可能です。
ピカラ光には「Wi-Fi専門 ピカラおたすけ隊」というサービスがあり、光回線の利用中に不具合がある場合、専門スタッフが自宅を訪問して調査や改善を行います。無料で受けられるサービスのため、初めての人には安心です。
マンション・アパートにおすすめの光回線
マンションやアパートなどの集合住宅では、建物が光回線に対応していれば申し込むことができます。部屋に「光」と書かれたコンセントが設置されている場合は、すでに光回線の設備が備わっています。
また、物件を紹介するサイトで、「光ファイバー」や「光回線導入済」という記載があれば光回線を導入することが可能です。
それでもわからない場合は、オーナーや管理会社に導入の状況を確認しましょう。導入されていない場合は工事の許可をとります。許可が下りなかった場合は光回線の利用はできないため、ホームルーターなど工事不要のWiFiを検討してください。
ここでは、マンションやアパートなどの集合住宅におすすめの光回線を紹介します。
NURO光
NURO光はNURO設備導入済みのマンションで使えるプラン「NURO光 for マンション」を提供しています。導入済みかどうかは、公式サイトから確認できます。
3つのプランが用意されており、月額料金は以下のとおりです。
プラン | 月額料金 |
---|---|
2年契約 | 2,530~3,190円 |
3年契約 | 2,090円〜2,750円 |
契約期間なし | 2,970~3,630円 |
初月は無料になり、金額はマンションで利用する人数により変動します。プロバイダや無線LANの料金込みの金額であり、インターネットの利用ではこれ以上の金額はかかりません。
工事費は44,000円と他社と比較して高額ですが、分割払いにして月額料金から同額の割引が行われるため、実質無料になります。
また、NURO光は戸建て・マンションどちらのプランでも利用できる特典を用意しており、以下のいずれかを選べます。
NURO光の特典
- 1年間月額料金が980円
- 4万3,000円キャッシュバック
さらに、他社からの乗り換えの場合、解約金を最大2万円還元します。
特典の利用により、実質料金を抑えることができるでしょう。
ビッグローブ光
ビッグローブ光では、マンションタイプのプランとして以下の2種類を用意しています。
プラン | 月額料金 |
---|---|
2年契約 | 4,488円(ファミリータイプ:5,698円) |
3年契約 | 4,378円(ファミリータイプ:5,478円) |
戸建て向けのファミリータイプと比較して、お得な料金設定になっています。
集合住宅の場合でも、東日本エリアでは3戸以下、西日本エリアでは5戸以下の場合はマンションプランは適用されず、ファミリータイプの料金となります。
コミュファ光
コミュファ光では、マンション向けのプランとして2種類を用意しています。
マンションF1Gのプランでは月額料金4,620円のところ、1〜2年目は「コミュファ光スタート割」として4,070円になります。
また、3年目以降も長期継続割引として、引き続き4,070円での利用が可能です。マンションF10Gは月額料金6,490円のところ、マンションF1Gと同じシステムで1〜2年目・3年目以降ともに5,940円となります。
さらに、コミュファ光では初期費用無料と1年間割引のキャンペーンを行なっており、いずれのプランでも初期費用の契約事務手数料770円と工事費 27,500円が無料です。
1年間割引のキャンペーンは、各プランで2ヵ月目〜13ヵ月目の月額料金が以下の金額になります。
プラン | 月額料金 |
---|---|
マンションF1G | 2,450円 |
マンションF10G | 3,980円 |
※ 1ヵ月目は日割り計算
なお、建物によっては戸建てのプランが適用される場合もあるため、注意してください。
ソフトバンク光
ソフトバンク光では、自動更新なしと2年自動更新のマンションプランを用意しています。通常プランは100Mbps〜1Gbpsまで3つのプランがあり、月額料金は一律です。
【通常プランの種類】
NTT東日本エリア | マンション・ギガスピード:1Gbps マンション・ハイスピード:200Mbps マンション:100Mbps |
---|---|
NTT西日本エリア | マンション・スーパーハイスピード:1Gbps マンション・ハイスピード:200Mbps マンション:100Mbps |
どのプランになるかは、マンションの配線方式によって決まります。マンション・ギガスピード(マンション・スーパーハイスピード)は光配線方式に対応し、各部屋まで光ファイバーが通っているため通信速度が速くなります。
マンション・ハイスピードまたはマンションは共有部から各部屋まで電話線で接続するVDSL方式のため、通信速度は比較的遅めです。
通常プランと10ギガプランの金額は、以下のとおりです。
プラン | 月額料金 |
---|---|
通常プラン | ・2年自動更新4,180円 ・自動更新なし5,390円 |
10ギガプラン | ・2年自動更新6,380 ・自動更新なし7,590円 |
契約期間満了月の末日までに解約が完了しない場合、契約は5年単位で自動更新されます。
auひかり
auひかりはマンションに導入されている設備や規模により、月額料金が異なります。料金は2,585円〜5,500円と幅広く、それぞれ最大通信速度も100Mbps〜1Gbpsと幅があります。
できるだけ安いプラン、少しでも速度が速いプランにしたいと思っても、居住するマンションが対応していなければ利用できません。
まずはauの公式サイトで提供エリアとマンションのタイプを調べ、自宅が対応しているか、希望の料金・速度であるかを確認しましょう。
戸建てにおすすめの光回線
戸建てで光回線を選ぶ際は、まず利用しているスマホに対応したセット割がある業者に絞りましょう。
さらに自宅が提供エリアにあるかを確認します。提供エリア内であれば、どのようなキャンペーンを行っているかチェックしてください。キャンペーンには以下のようなものがあります。
- 工事費無料キャンペーン
- キャッシュバック
- 他社乗り換えの違約金還元
- 月額料金の割引
- ルーター無料
できるだけ多くのキャンペーンがあれば、実質料金を安くすることが可能です。キャッシュバックについては、次の項目でおすすめの光回線を紹介します。
ここでは、戸建てにおすすめの光回線をみていきましょう。
auひかり
auひかりの戸建て向けは、通信速度が異なる3つのプランから選べます。
auひかりホーム1ギガ | ・1年目5,610円 ・2年目5,500円 ・3年目以降5,390円 |
---|---|
auひかりホーム5ギガ | ・1年目5,610円 ・2年目5,500円 ・3年目5,390円 ・4年目以降5,940円 |
auひかりホーム10ギガ | ・1年目6,468円 ・2年目6,358円 ・3年目6,248円 ・4年目以降6,798円 |
このほかに高速サービス利用料として、auひかりホーム5ギガは550円、auひかりホーム10ギガは1,408円が毎月加算されます。
工事費を含む初期費用として41,250円かかりますが、ネットと電話の新規加入で初期費用相当額割引が適用されるため、実質無料です。また、他社からの乗り換え時に解約違約金相当額の還元も行われます。
auひかりは申し込めるプロバイダも多く、それぞれキャッシュバックや割引キャンペーンを提供しています。上手に選べば、実質料金を抑えることができるでしょう。
コミュファ光
マンションなど集合住宅のおすすめで紹介したコミュファ光は、戸建てプランも充実しています。
戸建て向けのプランは2種類があり、2ヵ月目〜13ヵ月目はキャンペーンにより月額料金が安くなります。
ホームF1G(最大通信速度1Gbps) | 開始月:日割計算 2ヵ月目〜13ヵ月目:980円 14ヵ月目以降:5,170円 |
---|---|
ホームF10G(最大通信速度10Gbps) | 開始月:日割計算 2ヵ月目〜13ヵ月目:1,750円 14ヵ月目以降:5,940円 |
初期費用無料のキャンペーンは戸建てのプランでも適用され、契約事務手数料770円と工事費 27,500円が無料になります。
また、1年間割引ではなく、他社からの乗り換えで解約違約金・撤去工事費の全額還元もしくは45,000円のキャッシュバックいずれかの特典を選ぶことも可能です。
NURO光
平均下り速度が速いNURO光は、複数でインターネットを使う家庭におすすめです。
戸建て向けには、以下の3つのプランがあります。
NURO 光 2ギガ(3年契約) プラン | 5,200 円 |
---|---|
NURO 光 2ギガ(2年契約) プラン | 5,700円 |
NURO 光 2ギガ(2年契約期間なし) プラン | 6,100円 |
工事費はマンションプランと同じく、分割払いにして月額料金から同額の割引が行うことで実質無料になります。
さらに、1年間月額料金が980円もしくは4万3,000円キャッシュバックのどちらかを選べ、他社からの乗り換えでは解約金を最大2万円還元する特典もついています。
eo光
関西エリア限定のeo光では、戸建てプランとして3つのプランを用意しています。いずれも1年目の月額料金は3,280円で、2年目以降の金額は以下のとおりです。
10ギガコース | 6,530円 |
---|---|
5ギガコース | 5,960円 |
1ギガコース | 5,448円 |
また、標準工事費は分割払い(1回目1,249円・2〜24回目1,237円)にして同額を割引するため、実質無料です。
さらに、他社乗り換えによる違約金を最大6万円まで還元する特典や、長く使うほど割引でお得になる「長割」も提供しています。長割は利用開始から3年目以降、さらに3年間の継続利用の契約をすることで、月額料金が5%〜10%割引になるサービスです。
OCN光
OCN光はプロバイダ大手のOCNが提供する光回線です。 戸建て向けの「OCN光ファミリータイプ」は標準の月額料金が6,820円ですが、「新2年自動更新型割引」に申し込むことで毎月1,210円 割引になり、5,610円で利用できます。
また、OCN光では期間限定のキャンペーンも行なっています。最大5ヵ月間月額料金が無料になり、工事費19,800円も無料になるサービスです。
2022年11月30日までの限定キャンペーンですが、延長される可能性もあるためチェックしてみてください。
キャッシュバックが多い光回線
光回線の申し込み窓口は光回線事業者・プロバイダ・販売代理店など数多く、さまざまなキャンペーンが行われています。
通信速度や月額料金のチェックだけでなく、できるだけお得になる窓口で申し込むことが上手な選び方です。
ただし、窓口によってはキャッシュバックの受け取り方が難しく、結局受け取れないという結果になる場合もあるため注意しなければなりません。
ここでは、特にキャッシュバックが多く受け取りやすい光回線を紹介しますので、選ぶ際の参考にしてください。
auひかり
auひかりは数多くのプロバイダが窓口となり、それぞれ異なるキャンペーンを行っています。キャッシュバックの金額も異なりますが、特にキャッシュバックの金額が多くおすすめのプロバイダ・代理店は以下のとおりです。
プロバイダ・代理店名 | キャッシュバックの金額 |
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GMOとくとくBB | 50,000円 |
BIGLOBE | 60,000円(特典総額136,250円) |
代理店NEXT | 52,000円 |
代理店NNコミュニケーションズ | 60,000円 |
BIGLOBEでは6万円のキャッシュバックを提供しています。受け取れるのは利用開始から11ヶ月目に3万円、24ヶ月目に3万円と先になりますが、オプション加入などの条件はありません。
代理店NEXTはネットと電話の申し込みで最大5万2,000円、ネットのみの加入で最大4万5,000円のキャッシュバックがあります。開通を確認してから最短1ヵ月後に現金で振り込まれます。
代理店NNコミュニケーションズのキャッシュバックは、面倒な書類・メール等のやり取りが一切なく、手続きを忘れることのないよう申し込みの電話口で手続きが完了します。開通した人のキャッシュバック率は100%とされているため安心です。
au公式サイトの特典には工事費実質無料や他社からの乗り換え時の違約金サポート、IPv6対応無線LAN利用料無料(auスマートバリュー適用時)がありますが、これらは他の窓口からの申込でも併用が可能です。
NURO光
NURO光はSo-netが光回線とプロバイダを行なっている回線サービスで、申し込みできる窓口はNURO光公式サイトのみです。公式サイトでは4万3,000円のキャッシュバックをはじめ、特典が充実しています。
キャッシュバックは光回線の開通6ヵ月後15日に受取手続きの案内メールが送られてくるため、メール内容に沿って手続きを行います。受取手続き期間内に、マイページより受取口座を指定して受け取るという流れです。
キャッシュバックの代わりに、1年間の月額料金が980円になる特典も選べます。
ほかにも、公式サイトでは以下のような特典があります。
- 基本工事費が実質無料
- 設定サポートが1回無料
- 開通が遅れた場合、最大1万5,000円を補償
- 他社からの乗り換えで解約金を最大2万円還元
- オプションの追加でさらに金額を加算
また、最大3ヵ月のお試し期間があり、満足できなかったら契約解除料なしで解約できます。
ビックローブ光
ビッグローブ光は大手プロバイダであるBIGLOBEが提供する光回線で、公式サイトでキャッシュバックをはじめとする特典を提供しています。
キャッシュバックは4万円で、1年間月額料金が2,750円になる割引とどちらかを選ぶことができます。
キャッシュバックの受け取りは課金開始月を1ヵ月目として11ヵ月目となり、受け取り時期はサービスが開始後にマイページの特典一覧で確認が可能です。手続きは対象月の2日から45日間となり、期間内に手続きできないと特典は無効となるため注意しましょう。
受け取りは約1年後と遅めですが、オプション加入などの条件はありません。
ほかにも、以下のような特典があります。
- 新規工事実質無料
- IPv6対応無線LANルーター1年間無料
- ビッグローブ光テレビ同時申込で8,000円キャッシュバック
ソフトバンク光
ソフトバンク光は公式サイト以外でも、多数の申し込み窓口があります。公式サイトからの申込ではキャッシュバックがなく、高額なキャッシュバックがあるのは以下のプロバイダ・代理店です。
プロバイダ・代理店名 | キャッシュバックの金額 |
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代理店NEXT | 37,000円 |
Yahoo!BB | 35,000円 |
STORY | 25,200円 |
代理店NEXTでは、キャッシュバック3万7,000円または3万2,000円+無線ルーターのプレゼントのどちらかを選べるキャンペーンを行っています。キャッシュバックは開通月から起算して、翌々月の月末日に口座へ振り込まれます。
Yahoo!BBではサイト限定の25,000円と期間限定の10,000円で合計35,000円がキャッシュバックの対象です。回線開通後、申込月を含む5ヵ月目以降に普通為替で提供されます。
STORYは新規申込で2万5,200円のキャッシュバックがあるほか、指定のオプションやサービスに加入すれば最大8万円までキャッシュバックがもらえる特典もあります。受け取りにはLINEの友達登録やアンケートへの回答が必要で、申し込みから約11ヵ月後に口座へ振り込まれる予定です。
ソフトバンク光の公式サイトではキャッシュバックはありませんが、以下の特典があります。
- 工事費が実質無料
- 他社からの乗り換えで違約金を満額還元
これら公式サイトの特典は、代理店などからの申込でも適用されます。
ドコモ光
ドコモ光の公式サイトにはキャッシュバックがなく、キャッシュバックのある他の窓口で申し込む方がお得です。申し込み窓口は多く、キャッシュバックを行なっている窓口も複数あります。
プロバイダ・代理店 | キャッシュバックの金額 |
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GMOとくとくBB | 最大35,500円 |
ドコモオンラインコンシェルジュ | 30,000円 |
ネットナビ | 20,000円 |
GMOとくとくBBではひかりTVや映像サービスに加入すると最大35,500円のキャッシュバックを受けられます。キャッシュバックを受け取れるのは、約5ヵ月後です。
ドコモオンラインコンシェルジュのキャッシュバックは、回線の開通が確認でき口座登録が完了した翌月に指定口座へ振り込まれます。ネットナビはひかりTVの加入など条件によって最大2万円のキャッシュバックを受け取れ、開通月を含む6ヵ月目の末日に指定口座へ振り込まれる予定です。
ドコモ光の公式サイトでは、以下の2つの特典があります。
- 新規工事料無料
- ドコモのdポイント最大1万ポイントプレゼント
他の窓口で申し込んだ場合も新規工事料無料とdポイント(ポイント数は異なる)のプレゼントはあります。
契約の縛りがない光回線
光回線のプランは基本的に契約期間があり、契約満了前に解約すれば違約金が発生します。引越しの予定があり長期間利用する予定がない場合などは、契約しづらいのが実情です。
しかし、なかには契約の縛りがなく、いつでも違約金なしに解約できる光回線もあります。
ここでは、契約の縛りがない光回線についてみていきましょう。
オトクナ光
オトクナ光は、株式会社ライチェが提供する光コラボのサービスです。契約期間の縛りがなく、違約金の心配がありません。料金を抑えるために少人数の運営を行っており、比較的安い料金のプランを提供しています。
用意しているプランは、以下の3種類です。
ファミリープラン | 利用開始月〜36ヵ月:4,697円 37ヵ月〜60ヵ月:4,642円 61ヵ月〜:4,620円 |
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マンションプラン | 利用開始月〜36ヵ月:3,597円 37ヵ月〜60ヵ月:3,542円 61ヵ月〜:3,520円 |
10GBプラン | 利用開始月〜36ヵ月:5,247円 37ヵ月〜60ヵ月:5,192円 61ヵ月〜:5,170円 |
長期間利用すると「オトクナ光の長期割り」が自動で適用され、月額料金が割引になる仕組みです。
ファミリープラン、マンションプランはIPv6の接続方式を無料で利用でき、快適なインターネットを楽しめます。
解約に関する違約金は事務手数料は一切かかりませんが、解約月は日割り計算とはならず、1ヵ月分の請求となります。解約時に工事費の残債がある場合は、残額が一括で請求されるため注意しましょう。
とくとくBB光
とくとくBB光は、フレッツ光回線とGMOとくとくBBプロバイダをひとつにまとめ、月額料金を抑えたサービスです。料金プランは2種類で、定額料金のままずっと変わりません。
ファミリープラン | 4,928円 |
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マンションプラン | 3,883円 |
新規工事費は36回分割にして割引になるため、36ヵ月利用すれば実質無料になります。契約の縛りはありませんが、長く利用すればお得です。
IPv6の接続方式である「v6プラス」を無料で提供するため、混雑しやすい時間帯でも快適に使えます。
また、高スペックなWi-Fiルーターを無料でレンタルしており、3年以上利用した場合はそのままプレゼントします。面倒な設定も必要なく、無線Wi-Fiが使えるため便利です。
エキサイトmec光
エキサイトmec光とは、NTTが提供する光回線とプロバイダのBB.exciteをひとつにまとめたサービスです。契約期間がなく、いつでも解約ができます。
サービスをシンプルにすることで料金を抑えており、IPv6を備えた高速通信をお手頃な月額料金で利用できるのが魅力です。
戸建てプラン | 4,950円 |
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マンションプラン | 3,850円 |
新規契約では契約事務手数料、工事費が無料で、12ヵ月間495円の月額割引を提供しています。また特典として、開通手続き料3,300円を無料もしくはWiFiルータープレゼントのどちらかを選べます。
enひかり
enひかりは、NTTの光回線と株式会社縁人のプロバイダをまとめた光コラボのサービスです。契約期間を設けておらず、いつ解約しても違約金が発生しません。
プランはシンプルで、お手頃な月額料金を設定しています。
戸建てプラン | 4,620円 |
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マンションプラン | 3,520円 |
同社は日本国内用モバイルWi-Fiレンタルサービスを別途展開しており、光回線に加入していればいつでも3泊4日無料で利用できます。
旅行や出張などで利用でき、16時までに注文すれば、最短翌日に届きます。
DTI光
DTI光は、プロバイダのDTI(ドリーム・トレイン・インターネット)が提供する光コラボのサービスです。契約期間の設定や解約料がかからず、安心して利用できます。
ファミリータイプ | 5,280円 |
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マンションプラン | 3,960円 |
新規開通限定で最大24,000円のキャッシュバックがあり、工事費が実質無料になります。
IPv6接続サービスを提供しており、対応機器を設置することで回線混雑のない快適なインターネットを利用できます。
オンラインゲームにおすすめの光回線
主に自宅でオンラインゲームを利用する場合、通信速度が速く、Ping値の低い光回線を選ぶことが必要です。
Ping値とは送受信にかかる応答速度のことで、Ping値が低いほど反応が良く、ラグが生じにくくなります。36ms〜50ms程度が標準的な数値で、オンラインゲームをする場合は、50ms以下が快適にプレイできる目安です。
光回線は一般的に他のインターネット回線よりも通信速度が速く安定し、オンラインゲームに適しています。
しかし、業者ごとに通信品質は異なります。ゲームに適した光回線を利用するため、慎重に選ばなければなりません。
オンラインゲームにおすすめの光回線をみていきましょう。
OCN光
OCN光はNTTコミュニケーションズが運営しており、充実した設備で通信速度が安定しているためオンラインゲームにおすすめです。Ipv6通信に標準で対応しており、混雑する時間帯でも快適にゲームを楽しめます。
OCN光の月額料金は以下のとおりです。
ファミリータイプ | 5,610円 |
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マンションタイプ | 3,300円 |
さらに1,848円の追加で、オプションサービスの「IPoEアドバンス」を利用できます。
ラグが少なく遅延に強い、大容量通信でも安定したインターネット環境を提供できるサービスです。IPoEアドバンスは専用の広帯域ネットワークにより高い品質の通信を確保でき、遅延や途切れ、映像の乱れなどを改善します。また、ネットワーク混雑の原因を分離させ、通信の阻害を防ぎます。
「IPoEアドバンス」はあとから追加して加入することができるため、OCN光を通常利用して、さらに安定させたい場合は追加してみるとよいでしょう。
hi-hoひかり with games
hi-hoひかり with gamesは、株式会社ハイホーが運営する光コラボのサービスです。IPv6接続サービスに対応しており、混雑を回避し快適で安定した通信環境を実現します。
また、ユーザー専用の帯域を確保することで、混雑する時間帯も安定した品質を維持するサービスを提供しています。ラグを抑えて低ping値をキープし、対戦型オンラインゲームでも遅延によるストレスを解消できるのが魅力です。
公式サイトの実測では、下り速度は800Mbps前後、ping値は5.5〜9.3msの理想的な数値を実現しています。
月額料金は以下のとおりです。
回線セット | 4,840円〜 |
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回線+ルーターパック | 5,940円〜 |
ルーターパックには「通信端末修理費用保険」がつき、端末が万一故障した場合には修理費用として最大5万円補償されます。
利用に際しては、お試しキャンペーンを実施しています。開始から15日以内であれば、解約しても料金はかかりません。さらに、スタートキャンペーンとして、お試し期間を含む31日間は無料で利用できます。
GameWith光
GameWith光は、ゲームレビュー・攻略サイトの「ゲームウィズ」を運営する株式会社GameWithが提供する光コラボのサービスです。
IPv6接続サービスに対応し、さらに専用帯域を確保して混雑を回避します。GameWith光以外の外部ユーザーの影響を受けないため、ゲームの大型アップデートなどアクセスが集中する場合でも通信速度が遅くなりません。ユーザーが増えた場合には新たに帯域を増やし、ユーザーボリュームによる混雑を回避するように管理しています。
また、各ゲームタイトルサーバーがあるクラウドやプロパイダと直接接続し、各ゲームタイトルのアクセス集中時のラグを防ぎます。
19時以降の実測値でもping値は10ms以下を記録しており、快適なオンラインゲームを実現します。
月額料金は、以下のとおりです。
ファミリータイプ | 6,160円 |
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マンションタイプ | 4,840円 |
お試し期間を設けており、15日以内に解約しても料金は発生しません。また、加入してから1ヵ月間の料金は無料です。
auひかり
auユーザーのゲーマーであれば、auひかりがおすすめです。auひかりは独自回線を利用しているため、回線が混雑しにくく安定した通信速度が期待できます。
高速通信を実現するホーム5ギガ・10ギガのプランを提供しており、これらプランでは「超高速スタートプログラム」として月額料金割引があります。開通から3年間は550円割引で利用できるサービスです。
みんなのネット回線速度による平均下り速度は491.95Mbpsと速く、平均Ping値は15.35msと低い値です。ストレスなくオンラインゲームを楽しめます。
ただし、auひかりはエリアが限定されているため、必ず事前に自宅がエリア内にあるかを確認してください。
NURO光
NURO光は通信速度の速さでトップレベルであり、オンラインゲームを楽しみたい人におすすめです。
ソフトバンクのユーザーであれば、セット割でお得に利用できます。独自回線であるため他の光回線と比べると利用者が少なく、回線が混雑しにくいのが特徴です。
国際標準規格である伝送技術・GPONを採用しており、NURO光用に開発されたホームゲートウェイの組み合わせで下り最大2Gbps(理論値)を実現しています。複数の有線・無線接続で高速回線を分け合うことができるため、オンラインゲームも快適にプレイできます。
みんなのネット回線速度では平均下り速度:が495.34Mbps、平均Ping値が14.57msと、オンラインゲームに理想的な数値を出しています。
光回線以外でおすすめのインターネット回線
「賃貸住宅などの事情で開設工事ができない」「主にインターネットは外で利用する」という人は、光回線以外のインターネット回線を検討しましょう。
WiMAXなど、近年は光回線に劣らない通信速度の回線もあり、月額料金が安い業者が多いのも魅力です。
ここでは、光回線以外でおすすめのインターネット回線を4つ紹介します。
WiMAX
WiMAX(ワイマックス)とは無線通信技術のひとつで、専用のルーターでインターネットに接続するサービスです。
契約してルーターを接続すればすぐにインターネットを利用でき、工事の必要がありません。日本でのWiMAXのサービスは、2009年からUQコミュニケーションズが「UQ WiMAX」として提供しています。
WiMAXの回線は携帯電話の通信規格である4G/LTEに比べ通信速度が速く、通信速度は下り最大1.2Gpsと光回線に匹敵する速さです。5Gが使える「WiMAX+5G」も登場し、光回線に劣らない高速通信を実現します。
※横にスクロールできます。
サービス | Broad WiMAX | ||
---|---|---|---|
プラン名 | ギガ放題コスパDXプラン | ギガ放題縛りなしDXプラン | |
契約期間 | 24ヶ月(自動更新なし) | なし | |
エリア | 全国 | ||
データ使用量 | 原則無制限 | ||
使用回線 | ・WiMAX 2+ ・au4GLTE ・au 5G |
||
費用 | 月額料金 | 初月:1,397円 1~36ヶ月:3,773円 37ヶ月~:4,818円 |
初月:1,397円 1~36ヶ月:3,960円 37ヶ月~:4,950円 |
事務手数料 | 3,300円 | ||
端末代金 | 31,680円 | ||
解約金 | 初月・1~24ヶ月目:4,818円 25ヶ月目以降:0円 |
なし | |
実質月額料金(2年) | 5,231円 | 5,418円 | |
端末 | 回線タイプ | ホームルーター | |
端末名 | HOME 5G L11 | ||
最大速度 | アップロード | 183Mbps | |
ダウンロード | 2.7Gbps | ||
平均実測値※ | アップロード | 13.37Mbps | |
ダウンロード | 171.88Mbps |
※2023年4月~6月の平均実測値(みんなのネット回線速度から引用)
WiMAXではauやUQモバイルのセット割があり、ユーザーであればお得に利用できます。
THE WiFi
THE WiFiは、スマートモバイルコミュニケーションズ社が提供しているクラウドSIMを使ったポケット型WiFiです。
サービス | THE WiFi | ||
---|---|---|---|
プラン名 | THE WiFi | THE WiFi FIT | |
契約期間 | THE WiFi サービス:なし レンタルサービス:24ヶ月 |
||
エリア | 全国 | ||
データ使用量 | 最大100GB | ||
使用回線 | ・ドコモ ・au ・ソフトバンク |
||
費用 | 月額料金 | 1~3ヶ月:0円 4ヶ月~:3,828円 |
~1GB:1,298円 ~5GB:1,628円 ~20GB:2,068円 ~40GB:2,596円 ~100GB:3,960円 |
事務手数料 | 3,300円 | ||
端末代金 | 0円(レンタル) | ||
解約金 | THE WiFi サービス:なし レンタルサービス: 契約~24ヶ月目まで:10,780円 25ヶ月目以降:0円 |
||
実質月額料金(2年) | 3,441円 | 1,436円 1,766円 2,206円 2,734円 4,098円 |
|
端末 | 回線タイプ | モバイルルーター | |
端末名 | NA01 | ||
最大速度 | アップロード | 150Mbps | |
ダウンロード | 50Mbps | ||
平均実測値※ | アップロード | 11.65Mbps | |
ダウンロード | 23.95Mbps |
※2023年2月~4月の平均実測値(みんなのネット回線速度から引用)
クラウドSIMは、使用する場所に応じて最適な回線を自動的に選ぶ技術を指します。ドコモ、au、ソフトバンクの4G(LTE)回線を使うため、全国どこでもつながりやすいのがメリットです。
大容量の100GBを月額料金3,119円で利用できるだけでなく、利用開始から4ヵ月間は無料です。さらに30日間のお試し期間があるため、初めてWiFiルーターを使用する場合でも心配ありません。
外出中にWiFiを使う機会が多い人におすすめです。
home 5G
home 5Gは、ドコモが提供する高速通信のホームルーターです。
コンセントに挿すだけですぐにインターネットが利用できるため、光回線の開通まで待てない場合に役立ちます。簡単に移動できるため、引越しや転勤が多い人にもおすすめです。
サービス・プラン名 | home 5G | |
---|---|---|
契約期間 | なし | |
エリア | 全国 | |
データ使用量 | 無制限 | |
使用回線 | ドコモ | |
費用 | 月額料金 | 4,950円 |
事務手数料 | 3,300円 | |
端末代金※1 | 39,600円 | |
実質月額料金(2年) | 4,463円 | |
おすすめ申込窓口 | アイ・ティー・エックス株式会社 | |
最大速度 | アップロード | 218Mbps |
ダウンロード | 4.2Gbps | |
平均実測値※2 | アップロード | 20.57Mbps |
ダウンロード | 207.29Mbps |
※1.ドコモ公式キャンペーンで実質無料
※2.2023年2月~4月の平均実測値(みんなのネット回線速度から引用)
5G高速通信に対応しており、最大受信速度は4.2Gbpsで快適なインターネットを実現します。
月額料金は4,950円の定額で、ドコモユーザーであればセット割を利用できてお得です。ドコモオンラインショップからの申込であれば、dポイントのプレゼントもあります。
シンプルWiFi
シンプルWiFiは、WiMAXサービスのひとつです。
サービス・プラン名 | シンプルWiFi | |
---|---|---|
契約期間 | なし | |
エリア | 全国 | |
データ使用量 | 原則無制限 | |
使用回線 | ・WiMAX 2+ ・au4GLTE ・au 5G |
|
費用 | 月額料金 | 4,840円 |
事務手数料 | 3,300円 | |
端末代金 | 0円(レンタル) | |
解約金 | なし | |
実質月額料金(2年) | 4,978円 | |
おすすめ申込窓口 | シンプルWiFi公式サイト | |
端末 | 回線タイプ | ホームルーター |
端末名 | HOME 5G L12 | |
最大速度 | アップロード | 183Mbps |
ダウンロード | 2.7Gbps |
月額料金は4,290円の定額というシンプルな料金プランで、契約の縛りもありません。端末のレンタル料金は無料で、初期費用は事務手数料の3,300円のみであるため手軽に利用できます。
通信速度は最大2.7Gbpsと高速通信を誇り、動画の視聴やオンラインゲームも快適に利用可能です。
スタンダードモードでは、WiMAX2+に加えてau 5Gの一部エリアが利用できます。また、プラスエリアモードに切り替えれば、さらに広いau 4G LTEエリアの利用が可能です。
光回線を選ぶときによくある疑問
光回線が初めての場合、選ぶ際はさまざまな疑問が出てくるでしょう。
よくあるのは、インターネット回線でよく見られる速度制限は光回線でもあるのか、引越しの際はどのような取り扱いになるのかといった疑問です。また、やむをえず途中解約しなければならない場合、撤去費用も負担するのかも気になります。
光回線で良くある疑問について、みていきましょう。
光回線に速度制限はある?
光回線では、基本的に速度制限はありません。
他のインターネット回線では、速度制限が行われる場合がありますが、光回線では基本的に速度制限はありません。
そもそも速度制限とは、各通信会社が定めているデータ容量の上限を超えたときに通信速度を下げる仕組みです。夜間など、回線が混雑する時間帯に行われることが多いです。
また、大量のデータ量を使用したときに速度制限を行う業者もあります。
引越しの場合はどうする?
引越し先でも利用できるか確認し、引き直す必要がある。
引越し先でも同じ光回線を使用したい場合は、まず引越し先で光回線が利用できるかを確認します。光回線が導入されていない場合には、オーナーや管理会社に許可を得なければなりません。
引越し先でも利用できると確認できたら、契約している光回線事業者に「引越し先でも利用したい」ということを伝えます。
引越し日に合わせ、回線の撤去と引越し先での開通工事の日程を設定しなければなりません。開通工事までには時間がかかるため、引越しが決まったら早めに連絡しましょう。継続利用の工事は無料もしくは割引になる場合もあるため、確認しておいてください。
解約の場合は撤去費用がかかる?
工事費用が必要かどうかは、業者によって異なります。
まず、解約したあと撤去工事が必ず必要になるわけではありません。撤去が必要になるのは、賃貸している住居のオーナー・管理会社が撤去を求めた場合です。
フレッツ光や光コラボの場合、基本的に撤去費用がかかりません。一方、NURO光やauひかりなど独自回線では撤去費用がかかります。近い将来解約する予定がある場合、撤去費用の有無も含めて光回線を選ぶようにするとよいでしょう。
まとめ
光回線は通信速度が速く安定しており、自宅で安定したインターネットを利用したい人におすすめです。
ただし、利用には開設工事が必要であり、利用を開始できるまでには1ヵ月ほど時間がかかります。
光回線のサービスを提供している業者は数多く、初めて光回線に加入する際はよく検討しなければなりません。
スマホのセット割や通信速度、キャッシュバックなども含めた月額の実質料金などをチェックし、自分に合った光回線を見つけましょう。