光回線の工事って何をするの?工事費が無料になるケースも解説

光回線 工事 光回線

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自宅に光回線を導入する際、最初に立ちはだかる壁が回線工事です。

光回線の工事と言われても、具体的に何をするものなのか、費用はいくらかかるのか、どれくらいの時間がかかるのかなど、あまりピンと来ない方も多いのではないでしょうか。

「工事」というと大がかりなものを想像してしまいがちですが、光回線の工事は1~2時間ほどで済む場合がほとんどです。

一方で、工事費の相場は15,000円~40,000円と決して安くはありません。しかし、光回線の中には、この工事費が無料になるサービスも存在します。

今回は光回線の工事に関する基礎知識と、工事費無料の光回線サービスをご紹介していきます。

シンプルくん

この記事では
・光回線の工事の内容
・光回線の工事にかかる期間と工事費
・工事費が無料になる光回線5つ
・回線工事ができない人に!おすすめホームルーター4つ
を解説していくよ!

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光回線の工事では何をするの?

住宅街と電柱の画像
光回線の工事では何をするの?

光回線では、光信号が流れる光ファイバーケーブルを使ってデータの送受信を行います。そのため、利用前に自宅内へ光ファイバーケーブルを引き込むための回線工事が必要です。

光ファイバーケーブルは、住宅の近くにある電柱から引っ張ってきます。したがって、家の近くに電柱がない場合や、建物にケーブルを通せない場合、そもそも光回線のサービスエリア外である場合は、回線工事ができません。

シンプルくん_ひらめき顔

光回線を申し込む前に、まずは回線工事が可能かどうか確認しよう!光回線の公式サイトから確認が可能だよ。

なお、回線工事の内容は戸建てか集合住宅かによって若干異なります。それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

戸建て住宅・集合住宅で共通の工事内容

まずは、光ファイバーケーブルを電柱から建物内へ引き込みます。

ケーブルは、電話用の配管やエアコンダクトから通すケースが多いです。ただし、建物の構造次第では壁に10mm程度の穴をあけて引き込む場合もあります。

壁に穴をあけられると困る場合は、工事を申し込む際、事前にその旨を伝えておきましょう。

なお、室内の壁面には「光コンセント」が設置されます。光コンセントは、光ファイバーケーブルと「回線終端装置」を繋ぐための接続口です。

光コンセントとこれらの機器を接続し、光回線の開通テストをクリアしたら、回線工事は終了となります。

戸建て住宅の場合

電柱から引き込んだ光ファイバーケーブルを、住居の中へ直接引き込みます。

ちなみに、新築の家に光回線を引く場合は、事前にお住いの自治体に「新築届」を提出して住所を確定させる必要があるため、注意してください。

基本的にはハウスメーカーや工務店が着工前に提出してくれるはずですが、状況によっては後回しにされてしまうこともあります。光回線の工事を急ぎたい方は、担当の方にお願いしておきましょう。

また、NTTへの「住所登録」も必須です。この手続きをしておかないと、工事の担当者がどの電柱から光ファイバーケーブルを引くべきか判断できないため、回線工事に支障が出てしまいます。新築届が受理されたら、忘れずにNTTへ住所登録の連絡をしてください。

そして、回線工事の最後に行われる開通テストは、電気が通っていなければ実施できません。したがって、回線工事の日程は電気工事の終了後になるよう調整する必要があります。

新築の戸建てに光回線を引くのであれば、引っ越しの3ヶ月前から手続きの準備を始めた方が良いでしょう。

集合住宅の場合

光ファイバーケーブルを電柱から集合住宅の共用スペースに引き込み、「スプリッター」を経由して集合住宅全体でシェアします(※)。
(※) 光配線方式の場合。

その後、各戸にケーブルを引き込み、室内に光コンセントを設置。ケーブルを回線終端装置に繋げて、開通テストをクリアしたら工事完了となります。

なお、光回線の提供エリア内に建っている比較的新しい集合住宅であれば、すでに光ファイバーケーブルを供用スペースまで引き込んでいるケースが多いです。

また、室内の配線工事まで済んでいる場合もあります。集合住宅を契約する際、担当者の方に確認してみてください。

光回線の工事の注意点

光コンセントのイメージ画像
光回線の工事の注意点

光回線の工事中にユーザーがすべき作業は何もありません。プロの担当者の方にすべてお任せしましょう。

ただし、工事が始まる前に知っておくべき注意点はいくつかあります。

工事が始まる前の注意点

  • 工事に立ち会う必要がある
  • 賃貸物件は管理会社に事前の許可取りが必須
  • 工事実施までに時間がかかる

それぞれ説明していきます。

工事に立ち会う必要がある

光回線の工事には、ユーザーの立ち合いが必要になる「派遣工事」と、立ち合い不要の「無派遣工事」の2種類があります。

以下の条件のうち、どちらかに当てはまる場合は、派遣工事が必要です。

派遣工事の条件

  • 住宅内に光ファイバーケーブルが引き込まれていない
  • 室内に光コンセントが設置されていない

住宅内に光ファイバーケーブルが引き込まれていても、光コンセントが設置されていないケースもあります。自宅の状況がよく分からない場合は、建物の管理会社や不動産会社に確認してみてください。

ちなみに、無派遣工事に該当するケースであっても、工事内容次第では立ち合いを求められることがあります。

賃貸物件は管理会社に事前の許可取りが必須

光回線の工事では建物に穴をあけたり、壁に光コンセントを取り付けたりします。そのため、賃貸物件にお住まいの方が光回線の工事をする際は、事前に建物の管理会社や大家さんに許可を取らなければいけません。

許可を取らずに工事を進めてしまうと、後で賠償問題に発展する恐れもあります。工事日程を決める前に、必ず建物の管理者に連絡を入れるようにしましょう。

工事の許可の取り方

光回線の工事の許可取りは、基本的に口頭で行います。書面などは必要ありません。

そのため、管理会社や大家さんに電話をかけて、工事の許可を得ましょう。

また、工事で壁に穴をあける可能性がある場合でも、「退去時には元の状態に戻します」と約束することで、許可が下りる可能性もあります。

実際、退去時に依頼することになる光回線の撤去工事では、壁にあけた穴はきちんとふさいでもらえますので安心してください。

工事実施までに時間がかかる

光回線の工事は常に予約で混み合っています。

そのため、工事日程が依頼日の1~2ヶ月後になることも珍しくありません。特に新生活が始まる3~5月頃は非常に混雑しており、3ヶ月待ちになる場合も可能もあります。

なお、光回線の工事は雨天でも可能です。ただし、台風や豪雨の場合は日程が変更されることもあります。

光回線の工事費用や時間はどれくらいかかる?

カレンダーの画像
光回線の工事費用や時間はどれくらいかかる?

光回線の工事費や作業の所要時間は、契約先や工事日程によって大きく変動する可能性があります。

工事自体はそれほど大がかりなものではありませんが、申し込みの際は注意が必要です。

光回線の工事費用

光回線の工事費は、15,000円~40,000円ほどかかります。自己負担するとなると、非常に高額です。

しかし、プロバイダーによっては、工事費が無料になるキャンペーンを実施しています。初期費用をできるだけ安く抑えたい方は、そのようなプロバイダーと契約しましょう。

本記事では、工事費が0円で済むプロバイダーを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

なお、業者によっては土日祝日に工事を依頼すると、追加料金を請求されることもあります。この追加料金は、各社で実施している工事費無料キャンペーンの対象外になるため、気を付けてください。

光回線の工事期間

光回線の工事自体は1~2時間ほどで終わります。しかし、工事日程は依頼日の1~2ヶ月後になるケースが多いです。スケジュールに余裕をもって申し込みましょう。

光回線の工事日程が想定よりも先になってしまった場合は、ホームルーターで代替するのも手です。

本記事ではおすすめのホームルーターを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

光回線の工事が不要か確認する方法

LANケーブルのイメージ画像
光回線の工事が不要か確認する方法

上でも簡単に触れましたが、光回線の工事には「派遣工事」と「無派遣工事」の2種類があります。

以下は、ユーザーの立会いが不要な無派遣工事の条件です。これらのうちどちらかに当てはまる場合は、無派遣工事が行われます。

無派遣工事の条件

  • 住宅内に光ファイバーケーブルが引き込まれており、室内に光コンセントも設置されている
  • 「転用」や「事業者変更」で光回線の乗り換えをした場合

ただし、上記の条件を満たしていても、プロバイダーや契約内容によっては工事が必要になることも。その際は、契約先のプロバイダーの指示に従ってくださいね。

では、上記2つの条件について詳しく見ていきましょう。

必要な設備がすでに整っている場合

住宅内に光ファイバーケーブルが引き込まれており、室内に光コンセントも設置されているのであれば、基本的に工事は必要ありません。条件を満たしているのか分からない場合は、建物の管理会社や大家さんに問い合わせてみましょう。

なお、問い合わせの際はどこの光回線を使いたいのか、具体的なサービス名も伝えるようにしてください。

仮に必要な設備が整っていたとしても、契約したい光回線には対応していない可能性もあります。

例えば室内にある光コンセントが、auの独自回線を使っているauひかり用のものだった場合、フレッツ光や光コラボの光回線は利用できません。改めて工事が必要になります。

フレッツ光から光コラボへ「転用」する場合

フレッツ光から光コラボへ乗り換えることを「転用」といいます。

現在使っている回線をそのまま利用して他社へ乗り換えるため、回線工事は必要ありません。契約先をフレッツ光から光コラボの事業者へ変更するだけで乗り換えが完了します。

乗り換え手続きには、利用中の回線に関する情報が必要です。詳細はプロバイダーごとに異なるため、契約書等を確認してください。

光コラボから光コラボへ「事業者変更」する場合

光コラボを契約中の人が他社の光コラボへ乗り換えることを「事業者変更」といいます。回線はすでに使っているものを再利用するため、工事は必要ありません。

乗り換え手続きも簡単です。契約中の事業者から「事業者変更承諾番号」を取得し、新しい事業者に申し込みをするだけで乗り換えられます。

工事費無料!おすすめの光回線5選

PCを操作する手元の画像
工事費無料!おすすめの光回線5選

光回線の工事費の相場は15,000円~40,000円ほどですが、中には工事費が0円になるキャンペーンを実施しているところもあります。

上手く活用して、初期費用を安く抑えましょう。

土日祝日に工事を依頼すると、別料金が発生する可能性もあるので、注意してね。

電波くん_ひらめき顔

「完全無料」と「実質無料」の違い

工事費が無料になるパターンには、大きく分けて「完全無料」と「実質無料」の2種類があります。

工事費「完全無料」の光回線では、文字通り工事費が一切かかりません。状況によっては追加料金が発生することもありますが、基本的に工事費は0円です。

一方、工事費「実質無料」の光回線では、工事費が発生します。とはいえ、一度に全額を支払うわけではありません。毎月の回線使用料と一緒に少しずつ分割払いしていくことになります。

このとき、月々の請求額に分割された工事費と同額の割引を適用してもらえるのが、工事費「実質無料」の光回線の特徴です。

例えば、後ほど紹介するNURO光の工事費は以下のような仕組みで実質無料になります。

契約内容

  • 工事費の総額:44,000円
  • 契約期間:2年(24ヶ月)

工事費の支払い

契約期間 回線利用料 工事費請求額 割引額 実際に支払う月額料金
1ヶ月目 5,700円 1,841円 1,841円 5,700円
2ヶ月目 5,700円 1,833円 1,833円 5,700円
24ヶ月目 5,700円 1,833円 1,833円 5,700円

工事費「実質無料」の光回線は、契約期間の途中で解約すると工事費の残債を一括請求されることがあります。

もちろん割引は適用されないため、非常に大きな出費が発生することになりかねません。本記事で紹介する光回線は、それぞれ以下のパターンで工事費が無料になります。

光回線 完全無料 実質無料
ドコモ光
auひかり
ビッグローブ光
NURO光
ソフトバンク光

ドコモ光

docomo光
ドコモ光の基本情報
エリア 全国
申し込み窓口(プロバイダー) GMOとくとくBB
プラン ドコモ光タイプA(2年定期契約あり)
契約期間 2年(自動更新)
最大速度 1Gbps
月額料金 4,400円
初期費用 事務手数料 3,300円
工事費(開通) 16,500円
解約費用 違約金 4,180円
工事費(撤去) なし
スマホセット割 ドコモの割引額 最大1,100円

ドコモ光はドコモが提供している、光コラボ系の光回線サービスです。

キャンペーンにより、主力プランである「ドコモ光1ギガ」もしくは「ドコモ光10ギガ」を新規契約することで、16,500円の工事費が無料になります。キャンペーンの適用条件に「申込み月を含む7ヶ月以内に利用を開始すること」なので問題なく適用可能です。

また、ドコモ光1ギガを新規もしくは事業者変更で申し込むと、10,000ポイントのdポイントがプレゼントされます。転用の場合は5,000ポイントです。

さらにドコモ光は、ドコモユーザーの方には特におすすめです。

「ドコモ光セット割」の適用条件を満たせば、スマホ代が月額最大1,100円割引されます。

割引は離れて暮らしている家族にも適用されるため、実家や親戚にドコモユーザーがいる方は、親族みんなで通信費を節約できます。

auひかり

auひかり
auひかりの基本情報
エリア 全国
申し込み窓口(プロバイダー) GMOとくとくBB
プラン マンション タイプV 16
契約期間 なし
最大速度 1Gbps
月額料金 4,180円
初期費用 事務手数料 3,300円
工事費(開通) 33,000円
解約費用 違約金 なし
工事費(撤去) なし
スマホセット割 auの割引額 最大1,100円
UQ モバイルの割引額 最大858円

auひかりは、工事費などの初期費用がマンションプランで33,000円、戸建てプランでは41,250円もかかってしまいます。自己負担すると、かなり高額ではありますが契約時に「auひかり電話」に申し込めば、実質無料で工事してもらえます。

シンプルくん_ひらめき顔

auひかり電話は月額550円の有料サービスだよ。本記事がおすすめするプロバイダのGMOとくとくBB経由で申し込めば、最大3年間はauひかり電話の基本料金が0円になるんだ!

また、auユーザーがauひかり電話を申し込めば、「auスマートバリュー」が適用され、スマホ代が毎月最大1,100円割引になります。

さらに、今ならGMOとくとくBB限定で、指定プランへの加入で最大77,000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンも実施中です。

ビッグローブ光

ビッグローブ光
ビッグローブ光の基本情報
エリア NTT光回線エリア
申し込み窓口 ビッグローブ光公式
プラン マンションタイプ
契約期間 3年
最大速度 1Gbps
月額料金 4,378円
初期費用 事務手数料 3,300円
工事費(開通) 16,500円
解約費用 違約金 3,360円
工事費(撤去) なし
スマホセット割 BIGLOBEモバイル契約者特典による割引額 ・BIGLOBEモバイル:220円・ビッグローブ光:3,300円(1年目のみ)
auの割引額 最大1,100円
UQ mobileの割引額 最大858円

ビッグローブ光の工事費は、「ファミリータイプ」で19,800円、「マンションタイプ」で16,500円かかります。しかし、公式で割引キャンペーンを実施しているため、工事費は実質無料になります。

また、BIGLOBEモバイルユーザーならBIGLOBEモバイルの月額料金が220円安くなるほか、ビッグローブ光の月額料金も1年間は 3,300円割引になります。

さらにauやUQ mobileのスマホを使っている方は、auのスマホ代が安くなる「auスマートバリュー」や、UQ mobileのスマホ代が割引になる「UQ mobile 自宅セット割」が利用できます。

ビッグローブ光は、auやUQ mobileユーザーにおすすめの光回線です。

NURO光

NURO光
NURO光の基本情報
エリア 北海道、関東1都6県、東海4県、関西2府3県、山陽2県、九州2県
申し込み窓口 NURO光公式
プラン NURO光 2ギガ(3年契約) プラン
契約期間 3年
最大速度 2Gbps
月額料金 5,200 円
※キャンペーンで1年目は980円
初期費用 事務手数料 3,300円
工事費(開通) 44,000円
解約費用 違約金 3,850円
工事費(撤去) 11,000円
スマホセット割 NUROモバイルの割引額 NURO光 との同時申し込みで、NUROモバイルの月額基本料金を12ヶ月間792円割引。
ソフトバンクの割引額
(おうち割 光セット)
最大1,100円

NURO光の工事費は他の光回線に比べて高額で、44,000円もかかります。これは他の光回線とは異なり、NURO光の回線工事が2回に分けて行われるためです。

建物内の工事はNURO、建物外の工事はNTTが行います。どちらの工事もユーザーの立ち合いが必要です。

ですが、そんなNURO光の工事費は、公式キャンペーンを利用することで実質無料にできます。契約期間の縛りがあるプランを契約することで、工事費用と同額の割引が適用され、実質0円になる仕組みです。

本記事がおすすめするNURO光の公式サイトから申し込めば、高額キャッシュバックももらえます。そのため、公式サイトからの申し込みがおすすめです。

ソフトバンク光

ソフトバンク光
ソフトバンク光の基本情報
エリア 全国
申し込み窓口(代理店) NEXT
プラン マンションタイブ
契約期間 2年
最大速度 1Gbps
月額料金 4,180円
初期費用 事務手数料 3,300円
工事費(開通) 26,400円
解約費用 違約金 4,180円
工事費(撤去) なし
スマホセット割 ソフトバンクの割引額 最大1,100円
ワイモバイルの割引額 最大1,188円

ソフトバンク光の工事費は最大26,400円です。しかし、「工事費サポート はじめて割」もしくは「乗り換え新規で割引キャンペーン」により、工事費を実質0円にできます。

キャンペーン名 対象者
工事費サポート はじめて割 インターネット回線サービスを何も契約していない人が対象。
乗り換え新規で割引キャンペーン 他社のインターネット回線を契約しており、ソフトバンク光への乗り換えを検討している人が対象。

また、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、スマホとのセット割が適用できるのでソフトバンク光がおすすめです。「おうち割 光セット」を適用すれば、スマホ代が毎月最大1,100円割引されます。

光回線の工事ができないならホームルーターがおすすめ

ホームルーターのイメージ画像
光回線の工事ができないならホームルーターがおすすめ

引っ越しが多い方や、物件の都合で光回線の工事ができない方には、ホームルーターがおすすめです。

自宅のコンセントにつなぐだけでWiFiが使えるようになるため、厄介な工事をする必要がありません。また、簡単な住所変更手続きだけで、転居先でも問題なく使用できます。

機器の初期設定も簡単なので、機械があまり得意ではない方にもおすすめです。

シンプルWiFi

シンプルWiFi
シンプルWiFiの基本情報
サービス・プラン名 シンプルWiFi
契約期間 なし
エリア 全国
データ使用量 原則無制限
使用回線 ・WiMAX 2+
・au4GLTE
・au 5G
費用 月額料金 4,840円
事務手数料 3,300円
端末代金 0円(レンタル)
解約金 なし
実質月額料金(2年) 4,978円
おすすめ申込窓口 シンプルWiFi公式サイト
端末 回線タイプ ホームルーター
端末名 HOME 5G L12
最大速度 アップロード 183Mbps
ダウンロード 2.7Gbps

シンプルWiFiは、WiMAXのホームルーターをレンタルできるサービスです。WiMAXの独自回線であるWiMAX2+に加え、auの4G/5Gの電波にも対応しています。

料金体系がとてもシンプルで、月額料金がずっと変動しません。端末はレンタルなので端末代がかかりません。さらに、解約時も違約金0円なので気軽に利用できます。

シンプルWiFiは、シンプルな料金システムのネット回線を契約したかった方や、WiMAXの端末を買い取りではなくレンタルで使いたかった方にぴったりのホームルーターです。

home 5G

ドコモ home 5G
home 5Gの基本情報
サービス・プラン名 home 5G
契約期間 なし
エリア 全国
データ使用量 無制限
使用回線 ドコモ
費用 月額料金 4,950円
事務手数料 3,300円
端末代金※1 39,600円
実質月額料金(2年) 4,463円
おすすめ申込窓口 アイ・ティー・エックス株式会社
最大速度 アップロード 218Mbps
ダウンロード 4.2Gbps
平均実測値※2 アップロード 20.57Mbps
ダウンロード 207.29Mbps

※1.ドコモ公式キャンペーンで実質無料
※2.2023年2月~4月の平均実測値(みんなのネット回線速度から引用)

home 5Gはドコモが販売しているホームルーターです。月間データ量の制限はありません。

端末代金が39,600円と高額ですが、36回の分割払いを適用することで割引が適用されて0円になります。

また、ドコモのスマホユーザーの方には「home 5G セット割」が適用され、スマホの月額料金が永年最大1,100円割引になります。

さらに、home 5Gの最大の特徴は高速通信です。「home 5G HR01」端末は最大通信速度が4.2Gbpsもの速度がでます。

そのためhome 5Gは、高速通信でネットを楽しみたい方や、スマホとの割引サービスが使えるドコモユーザーの方におすすめのホームルーターです。

GMOとくとくBB WiMAX

GMOとくとくBB
GMOとくとくBB WiMAXの基本情報
サービス GMOとくとくBB WiMAX
プラン名 GMOとくとくBB WiMAX+5G
契約期間 24ヶ月(自動更新なし)
エリア 全国
データ使用量 原則無制限
使用回線 ・WiMAX 2+
・au4GLTE
・au 5G
費用 月額料金 ~2ヶ月目:1,474円
~35ヶ月目:3,784円
36ヶ月以降:4,444円
事務手数料 3,300円
端末代金 21,780円
解約金 なし
実質月額料金(2年) 3,574円
端末 回線タイプ ホームルーター
端末名 HOME 5G L11 HOME 5G L12
最大速度 アップロード 183Mbps
ダウンロード 2.7Gbps
平均実測値※ アップロード 15.24Mbps 14.04Mbps
ダウンロード 100.19Mbps 61.47Mbps

※2023年2月~4月の平均実測値(みんなのネット回線速度から引用)

GMOとくとくBB WiMAXは、インターネットプロバイダーとして20年以上の運営実績を誇るGMOインターネットグループ株式会社が運営しているWiMAXプロバイダーの1つです。

GMOとくとくBB WiMAXは高額キャッシュバックが特徴で、他社からの乗り換えユーザーに最大40,000円のキャッシュバックを実施しています。

新規契約のユーザーには23,000円のキャッシュバックになります。

さらに、解約違約金0円で契約期間も縛りがないので安心して始めることができます。さらに、auとUQ mobileユーザーにはスマホとのセット割が適用できるので特におすすめです。

カシモWiMAX

カシモ WiMAX
カシモWiMAXの基本情報
サービス カシモWiMAX
プラン名 縛りなしプラン
契約期間 なし
エリア 全国
データ使用量 原則無制限
使用回線 ・WiMAX 2+
・au4GLTE
・au 5G
費用 月額料金 初月:1,408円
初月以降:4,378円
事務手数料 3,300円
端末代金 21,780円
※36回の分割払い選択時、実質0円
解約金 なし
実質月額料金(2年) 4,516円
端末 回線タイプ ホームルーター
端末名 HOME 5G L11 HOME 5G L12
最大速度 アップロード 183Mbps
ダウンロード 2.7Gbps
平均実測値※ アップロード 52.16Mbps 88.99Mbps
ダウンロード 11.8Mbps 18.63Mbps

※2023年2月~4月の平均実測値(みんなのネット回線速度から引用)

カシモWiMAXは契約期間の縛りがない光回線です。さらに、購入したホームルーターを3年間使い続けることで、端末代金が実質0円になります。

また、オプションサービスの「カシモWi-Fi by エコネクト」(月額398円)に加入すれば、全国150,000以上のWiFiスポットが使い放題になります。利用可能台数は3台までに限られますが、通信量は無制限です。

自宅ではカシモWiMAXのホームルーターを、外出先ではカシモWi-Fi by エコネクトのWiFiを利用すれば、スマホの通信量を抑える使い方が可能です。

まとめ

光回線を利用するためには、基本的に回線工事が必要です。

ただし、建物の状況によっては工事ができない場合もあります。光回線を契約する前に、公式サイトで工事の可否を必ず確認するようにしましょう。

また、賃貸物件にお住まいの方は、事前に建物の管理会社や大家さんに工事の許可を取らなければいけません。無許可で工事を進めると、後で賠償問題へと発展する恐れもあります。建物の管理者には必ず事前に連絡を入れてくださいね。

ただし、光回線の工事はすぐに実施してもらえるわけではありません。大抵は依頼日から工事まで1~2ヶ月かかることが多いです。そのため、スケジュールには余裕をもって申し込みましょう。

なお、光回線の工事費は15,000円~40,000円ほどかかります。

しかし、サービスによっては、工事費が無料になる場合もあります。本記事では工事費が「完全無料」もしくは「実質無料」になる光回線として、以下のサービスをご紹介しました。

光回線 完全無料 実質無料
ドコモ光
auひかり
ビッグローブ光
NURO光
ソフトバンク光

工事費「実質無料」の光回線は、契約期間の途中で解約すると、工事費の残債を一括請求されることがあるため気を付けてください。

また、そもそも光回線の工事が難しい方には、ホームルーターをおすすめします。一押しのホームルーターは以下です。

おすすめのホームルーター

  • シンプルWiFi
  • ドコモ home5G
  • GMOとくとくBB WiMAX
  • カシモWiMAX

ご自身の住環境に合ったインターネット回線を利用してください。

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