新型コロナウイルスの影響でテレワーク(在宅勤務)がはじまり、インターネット環境が必要になった人も多いのではないでしょうか?
自宅にインターネットを引く方法は、大きく分けて3つあり、中でもテレワーク(リモートワーク)に最適なタイプは「ポケット型WiFi」です。
▼インターネット回線3つの比較
光回線 | ・通信速度が高速 ・大容量通信できる |
・使用開始までに時間がかかる |
---|---|---|
ホームルーター (置くだけWiFi) |
・コンセントにさすだけでWiFiが飛ぶ ・基本的にデータ通信は無制限 ・申込から使用開始まで時間がかからない |
・持ち運びができない |
ポケット型WiFi | ・持ち運びができる ・申込から使用開始まで時間がかからない ・コスト(初期費用・月額料金など)が安い |
・充電は必須 ・月間使用量が決められている場合が多い |
ポケット型WiFiは工事不要で最短2〜3日でWiFiを使い始めることができ、さらに持ち運び可能でコンパクトな点が嬉しいポイントです。
しかしポケット型WiFiは多くの種類が存在し、どれが自分に一番合っているのか見分けるのは大変なため、今回はテレワークに最適のポケット型WiFiを厳選して紹介します。
テレワークで使うポケット型WiFiを契約する上で「これだけは絶対に外せない!」という条件も解説しているので、検討の際の参考にしてみてください。
▼ポケット型WiFiランキング
※横にスクロールできます。
商材名 | ロゴ画像 | 詳細リンク | おすすめポイント | 月額料金 | 平均速度 | 月間データ容量 | 端末代 | 契約期間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1シンプルWiFi |
▶︎公式サイトへ |
|
|
|
原則無制限 | レンタル無料 | なし | |
2Rakuten WiFi Pocket |
▶︎公式サイトへ |
|
|
|
3GB~原則無制限 | 1円 | なし | |
3MONSTER MOBILE |
▶︎公式サイトへ |
|
|
|
20GB/50GB/100GB | 無料 | 2年/無し | |
4縛られない WIFi |
▶︎公式サイトへ |
|
|
|
原則無制限 | 無料 | なし | |
5選べるWiFi |
▶︎公式サイトへ |
|
|
|
30GB/50GB/100GB/無制限 | 27,720円 ※実質無料 |
なし |
※速度データ参照元:みんなのネット回線速度の2024年10月データ
料金 | 495円/日(無制限)~ | 端末 | WiMAX/ソフトバンク/au/ドコモ/楽天モバイル |
---|---|---|---|
送料 | 550円 | 返却料 | 550円 |
テレワークで数日間だけWi-Fi環境が必要な場合は、短期間レンタルができるWi-Fiがぴったりだよ!
テレワークにはポケット型WiFiがおすすめ!
テレワークとポケット型WiFiは相性が良く、テレワーク用のネット環境をお探しの方には適しています。
ポケット型WiFiは以下のようなメリットがあり、利便性の高さとコスパの良さが魅力です。
▼ポケット型WiFiのメリット
- 工事不要で開通できる
- 持ち運びができる
- コスト(初期費用・月額料金など)が安い
- 申込から使用開始まで時間がかからない
他のネット回線として、まずは光回線が候補に挙がりますが、光回線は開通までに時間がかかるため、すぐにネット環境が必要という方には適していません。
光回線と比べるとポケット型WiFiは速度は劣りますが、テレワークで使う程度の回線速度としては、十分な機能が備わっています。
テレワークでポケット型WiFiを使用する際の注意点
テレワーク用のポケット型WiFiを選ぶときには、必ず以下の項目を確認しておきましょう。
確認を怠ると、後々こんなはずではなかったと後悔する場合もあります。
▼テレワーク用ポケット型WiFiの必須条件
①月間データ量は大容量・無制限を選ぼう
テレワーク用のポケット型WiFiを契約する場合、データ通信量はなるべく大容量のサービスを選びましょう。
テレワークではZOOMやチャットなど、リアルタイムでやり取りが必要な通信が増えてきます。
もしその時に速度制限にかかっていた場合、ラグが起きたりそもそも通信が出来ないといったトラブルが起きてしまう可能性があるため、データ通信量は多めに見積もっておきましょう。
■ できれば速度制限もない「使い放題」がベター
ポケット型WiFiは月に使用できる容量が決まっていますが、テレワークでどれくらいデータ通信を使用するか見通しを立てることが難しい方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、テレワークで使える実質無制限のポケット型WiFiを検討しましょう。
実質無制限のポケット型WiFiとして代表的な「WiMAX」は、一定期間内に大量のデータ通信があった場合に混雑する時間帯の通信速度に制限は入るものの、基本的には無制限で利用が可能です。
どれくらいデータ通信を行うか分からない方は、WiMAXのような無制限のプランを選びましょう。
なおポケット型WiFiでは、いくら通信しても速度制限のかからない完全無制限のプランはありません。
過去に完全無制限のプランが提供されていたことはありますが、通信障害といったトラブルが頻発し、現在はすべて提供を終了しています。
②仕事に支障が出ないレベルの速度は必須
月間の通信量が十分でも、最低限の速度が出ないと作業効率の低下につながるため、仕事に支障がない程度の通信速度は必須です。
ポケット型WiFiでは、契約するサービスの回線や、建物の構造や地域で使われている通信量などの環境によって速度が変わってきます。
テキストの送受信・ウェブページの閲覧など業務に必要な基本的な通信を行うために、最低でも実測値で10〜30Mbps程度の速度は安定して使用できるポケット型WiFiを選びましょう。
▼通信速度の目安
作業項目 | 快適に使える速度の目安 |
---|---|
メールやSNSの受信 | 下り速度:128Kbps〜1Mbps |
メールやSNSの送信 | 上り速度:1Mbps |
WebサイトやSNSの閲覧 | 下り速度:1Mbps〜10Mbps |
SNSの写真投稿 | 上り速度:3Mbps |
ZOOMでのやりとり | 上り・下り速度:3Mbps |
YouTubeなどの動画視聴 | 4K(超高画質):下り速度20Mbps 1080p(高画質):下り速度5Mbps 480p(標準画質):下り速度1.1Mbps |
YouTubeなどの動画投稿 | 上り速度:10Mbps |
オンラインゲーム | 下り速度:30Mbps〜100Mbps |
サービス名 | 下り速度 | 上り速度 | ping値 |
---|---|---|---|
WiMAX (WiMAX 2+) | 126.21Mbps | 18.12Mbps | 46.91ms |
AiR-WiFi | 11.14Mbps | 10.15Mbps | 34.25ms |
クラウドWiFi | 7.37Mbps | 9.88Mbps | 56.04ms |
hi-ho Let’s Wi-Fi | 22.21Mbps | 13.11Mbps | 35.0ms |
どこよりもWiFi | 35.24Mbps | 10.55Mbps | 35.0ms |
限界突破WiFi | 13.18Mbps | 5.83Mbps | 50.75ms |
THE WiFi | 10.64Mbps | 3.05Mbps | 50.35ms |
ゼウスWiFi | 14.8Mbps | 12.29Mbps | 41.88ms |
MUGEN WiFi | 15.17Mbps | 10.8Mbps | 48.83ms |
縛られないWiFi | 9.11Mbps | 6.57Mbps | 57.3ms |
※参考:みんなのネット回線速度
テレワークの職種によっては、ポケット型WiFiでも速度が足りないこともあるため、その場合はより通信速度が速い傾向にあるホームルーター(置くだけWiFi)タイプを検討してみましょう。
■通信速度を重視するなら「置くだけWiFi」もおすすめ
ポケット型WiFiのメリットは工事不要で使用開始までが早く、持ち運びができコンパクトな点でしたが、持ち運ぶ必要がない・牛乳パック程度のスペースが確保できるのであれば、ホームルータータイプの契約もおすすめです。
ホームルーターはコンセントにさすだけでWiFiが使用できるため、「置くだけWiFi」「さすだけ系WiFi」と総称されることもあります。
ホームルーターも工事不要で端末が届いたら即日使用が開始でき、面倒な初期設定なども必要ありません。
光回線には劣るもののポケット型WiFiより高速で通信することが可能で、テレワークに適した無制限プランが提供されているため、メリットが大きいと言えるでしょう。
基本的に持ち運びが出来ない点はネックですが、テレワークで自宅で利用することがメインであれば適しているインターネット回線です。
▼ホームルーターのメリット
- 工事不要で開通できる
- コンセントにさすだけでWiFiが飛ぶ
- 基本的にデータ通信は無制限
- 申込から使用開始まで時間がかからない
③セキュリティが確保されている
社内情報を取り扱うため、テレワーク用の通信にセキュリティは不可欠な要素です。
今回の記事で紹介するサービスはすべて強固なセキュリティを採用しているため、とくに心配する必要はありませんが、以下のような、個人で対応可能なセキュリティ対策を実施することも重要になります。
▼セキュリティ対策
- パソコンなど機器側にセキュリティソフトを導入する
- メールの送信などに暗号化通信を使用する
- 不審メールなどは開かない
- カフェなどの公衆WiFiを使わない
- ソフトを最新のバージョンにアップデートする
④料金形態
料金形態は契約するプロバイダや内容によって大きく異なってきます。
短期間利用であれば、Wi-Fiを1日単位でレンタルできたり、月額単位で契約できたりと様々なプランを選択可能です。
お得に利用するためにも、テレワークなど自分の使用用途に合わせて契約内容を選びましょう。
【こだわり条件別】テレワークにおすすめのポケット型WiFi
ここからは、テレワークに適したポケット型WiFiを5社ピックアップして紹介します!
いずれもデータ通信量・速度が十分にあり、ポケット型WiFiを使用するにあたって発生するコスト(実質料金)が抑えられる契約先を選びました。
下記ポイント以外にも、各社ならではのポイントもあるのでぜひ参考にしてみてください。
▼ポケット型WiFi選びのポイント
- 大容量・無制限プランがある
- テレワークに十分な速度の実績がある
- ポケット型WiFiを使うために実際かかる料金がいくらか確認する
▼【こだわり条件別】テレワークにおすすめのポケット型WiFi
シンプルな料金形態なら「シンプルWiFi」
シンプルWiFiのおすすめポイント
- au、UQスマホのセット割最大1,100円/月割引
- 5G対応で通信速度が速い
- 速度制限が実質ない
- 最短で即日に発送してもらえる
キャンペーンコード「column2024」
※適用条件:6ヶ月利用+未納・滞納が無いこと
月額料金 | 4,840円 | 月間データ容量 | 無制限 |
---|---|---|---|
端末代 | レンタル無料 | 契約期間 | なし |
シンプルWiFiは申し込みから解約まで分かりやすくてシンプルをコンセプトに、2022年5月から提供が開始されたWiFiサービスです。
シンプルWiFiは月額料金が途中で変動しない料金プランが特徴で、端末はレンタルのため契約期間もなく、短期契約・長期契約どちらでも損することがありません。
回線は速度面でも定評のあるWiMAXタイプなので、テレワークの際に通信速度が必要になる作業にも安心です。
キャンペーンコード「column2024」
※適用条件:6ヶ月利用+未納・滞納が無いこと
使うデータ量に波があるなら「Rakuten WiFi Pocket(楽天モバイル)」
おすすめポイント
- 契約期間の縛りがなく解約金0円
- 楽天回線エリアならデータ無制限
キャンペーン
- Rakuten WiFi Pocket 本体価格1円キャンペーン
プラン名 | Rakuten WiFi Pocket |
---|---|
基本料金 |
|
事務手数料 | 無料 |
端末代金 | 7,980円 1円 |
解約金 | 0円 |
ポケット型WiFi 端末/最大速度 |
Rakuten WiFi Pocket Platinum/ 2.80Gbps |
口座振替 | 〇 |
海外利用 | 〇 |
情報参照元:楽天公式サイト
最後は楽天モバイルのRakuten WiFi Pocketです。
楽天モバイルは携帯向けに「Rakuten最強プラン」というプランを展開していますが、同じプランが適用できるポケット型WiFiも申し込めます。
Rakuten最強プランでは、データを使った分だけ料金が発生する従量制を採用しているため、月に利用するデータ容量に差がある場合に、利用が少ない月は料金が安くなるのが魅力です。
また、申し込み時の事務手数料やその後の契約期間、解約違約金が設けられておらず、同時申し込みなら端末もほぼ無料で手に入るので、初期費用を抑えて申し込みたい人にも適しています。
中容量~大容量ならMONSTER MOBILE
モンスターモバイルのおすすめポイント
- 14日間お試しキャンペーン
- 2年契約と縛り無しから選べる
- 契約途中で容量の増額が可能
- ギガの追加が可能
月額料金 | 20GB:1,980円~/50GB:2,530円~/100GB:2,948円~ | ||
---|---|---|---|
月間データ容量 | 20GB/50GB/100GB | ||
端末代 | 無料 | 契約期間 | 2年/無し |
月間50GB~100GBまでなら「MONSTER MOBILE」が最安級の料金で利用できます。
MONSTER MOBILEは月間データ容量が20GB・50GB・100GBの3プランから選ぶことができ、さらに契約期間も2年と縛りなしから選択可能です。
とくに、20GBと50GBを2年契約で申し込んだ場合、実質料金は他社ポケット型WiFiより安く利用できるのがポイントです。
50GB(2年契約)なら実質2,662円、100GB(2年契約)なら実質3,080円で契約できるよ!
MONSTER MOBILEは5G回線には対応していませんが、ドコモ・au・ソフトバンクの4G LTE回線の中から利用場所にあわせてつながりやすいものを選んで接続するクラウドSIMに対応しています。
たとえば郊外や山・海側でもスマホの電波がつながる場所であれば使用できるうえに、海外でも同じ端末を使ってインターネットができるのが強みです。
MONSTER MOBILEも端末は無料でレンタルできるので、中~大容量のプランを選びたい場合検討してみてください。
契約期間に縛られないときは「縛られないWiFi」
数ヵ月単位での使用を検討している人は、契約期間がない「縛られないWiFi」を検討してみましょう。
縛られないWiFiではWiMAX・クラウド30GB/50GBのプランから選択することができ、契約プランの選択肢が豊富にあるため、自身にあった契約をすることが可能です。
さらに、1年おトクコースにすると、契約期間が1年あるものの、月額料金をより安くできるので、利用状況に応じて検討してみてください。
毎月小容量プランから無制限プランまで選べる「選べるWiFi」
月額料金 | 30GBまで:3,190円 50GBまで:3,960円 100GBまで:4,730円 無制限:4,950円 |
月間データ容量 | 無制限 |
---|---|---|---|
端末代 | 27,720円 ※36回払いで実質無料 |
契約期間 | なし |
テレワークでポケット型WiFiを利用するなら、5G対応のWiMAX最新端末が利用できる「選べるWiFi」がおすすめです。
選べるWiFiの特徴は、毎月自分が使用したいギガ数に合わせて30GB~無制限プランまで4段階のプランから選べるので無駄がない点です。
出社と在宅・テレワークなど働く場所によって毎月利用したいギガ数が変動しやすい働き方をする方にとっておすすめのサービスとなっています。
もし長期の旅行や帰省などでポケット型WiFiを使用しない月があれば基本料金0円にできるので、毎月利用ギガ数に変動がある方にもおすすめだよ!
また、選べるWiFiは契約期間の縛りがないため、万が一、選べるWiFiに満足ができなかった場合でも解約金なしで他社に乗り換えられます。
※契約後37ヶ月未満の場合は端末代770円(税込)/月の残債が請求されます。
やっぱりポケット型WiFiやホームルーターで満足できなかったという場合、光回線に変えることも視野に入れると思いますが、選べるWiFiから光回線に乗り換えサポートもしてもらえるので安心です。
短期間だけレンタルしたいなら「NETAGE」
料金 | 495円/日(無制限)~ | 端末 | WiMAX/ソフトバンク/au/ドコモ/楽天モバイル |
---|---|---|---|
送料 | 550円 | 返却料 | 550円 |
ポケット型WiFiを短期間だけレンタルしたい場合にはNETAGEを検討しましょう。
NETAGEでは最短1日からレンタルできるプランがあり、超短期間だけ利用したい場合に適しています。
テレワークで数日だけインターネット環境が必要になった場合や、急な出張でモバイルルーターが必要になった場合に便利に利用が可能です。
さらにNETAGEではポケット型WiFiだけでなくホームルーターもレンタル可能で、海外で使える端末も選択できるうえに、データ容量も月間5GB程度の低容量から無制限プランまで豊富に提供されています。
たとえばソフトバンクのFS040W(データ容量無制限)を1日レンタルする場合は495円(税込)で利用できるため、お試しで利用してみたいという場合にも便利です。
無制限で速度も安定!ホームルーター(置くだけWiFi)
ポケット型WiFiのように持ち運ぶ必要がなく、手軽に充実したWiFi環境を整えたいならホームルーター(置くだけWiFi)を検討しましょう。
今回紹介する端末はどちらも無制限で使用することができるため、多くのデータ通信量が必要なテレワークでも安心して作業することができます。
▼無制限で速度も安定!ホームルーター(置くだけWiFi)
無制限でドコモの回線を使用できる「ドコモ home 5G」
home 5G×GMOのおすすめポイント
- 20,000円のキャッシュバック
- 端末代金が実質無料
- 下り速度は最大4.2Gbps
- ドコモスマホとのセット割に対応
月額料金 | 4,950円 | 月間データ容量 | 無制限 |
---|---|---|---|
端末代 | 71,280円 ※実質無料 |
契約期間 | なし |
サービス・プラン名 | home 5G | |
---|---|---|
契約期間 | なし | |
エリア | 全国 | |
データ使用量 | 無制限 | |
使用回線 | ドコモ | |
費用 | 月額料金 | 4,950円 |
事務手数料 | 3,850円 | |
端末代金※1 | 71,280円 | |
実質月額料金(2年) | 4,304円 | |
おすすめ申込窓口 | ||
最大速度 | アップロード | 218Mbps |
ダウンロード | 4.2Gbps | |
平均実測値※2 | アップロード | 20.57Mbps |
ダウンロード | 207.29Mbps |
※1.ドコモ公式キャンペーンで実質無料
※2.2023年2月~4月の平均実測値(みんなのネット回線速度から引用)
ドコモ home 5Gは、携帯電話キャリアのドコモが提供しているホームルーターサービスです。
端末は2種類。旧機種の「HR01」と新機種の「HR02」を販売しています。どちらも5G接続時の最大受信速度は4.2 Gbpsです。4G接続時でも受信時最速1.7Gbpsを実現します。
端末代金は、HR01が39,600円、HR02は71,280円です。HR02は高額ですが、HR01よりも同時接続台数や有線LANポート数が多く、複数の機器でWiFiのカバー範囲を広げられるWi-Fi EasyMesh機能にも対応しています。
そのため、単身で暮らしている方にはHR01、ファミリー世帯の方にはHR02がおすすめです。
端末のスペックの高さと、ドコモの高品質な回線が使えることで実測値も高速だと評判です。
home 5Gは通信速度を最も重視している人におすすめ!最も光回線に近いホームルーターだよ。
ドコモ home 5Gは初期費用として、事務手数料3,300円と端末代金がかかりますが、端末代金は「月々サポート」適用により実質無料です。
月々サポートは、端末代金を36回分割払いにすることで、「同額を割引にする=実質無料」となるキャンペーンです。そのため36回払いの途中で解約すると、残債の支払いが必要となる点には注意しましょう。
月額料金は4,950円です。ホームルーターのなかでは高額ですが、そのぶん快適に通信を行うことができます。
home 5Gはドコモとのスマホセット割が適用できるんだね。ドコモユーザーはお得!
無制限でソフトバンクの回線を使用できる「モバレコエアー」
ソフトバンク回線を使用できるモバレコエアーは、速度も申し分ないので速度重視の人にも適しています。
また、モバレコエアーとソフトバンクエアーは品質はまったく同じもので、契約先もソフトバンクですが、代理店である株式会社グッドラック経由で申し込むことで名称が変わり、代理店独自のキャンペーンで実質料金を抑えることが可能です。
モバレコエアーもドコモのhome 5G同様、36ヶ月の分割払いに設定することで「月月割」が適用され端末代金が実質無料となります。
さらに、ソフトバンクのスマホを持っている方はモバレコエアーとセットにする「おうち割 光セット」を適用できるので、スマホの料金が毎月最大1,100円割引されます。
+デジタルギフト1,200円/
※デジタルギフトは契約月の翌月5営業日に届くメールから申し込み
即刻使用したいならスマホのテザリングも活用しよう
お使いのスマホをWiFiの親機としてパソコンをネットに接続させる「テザリング」機能は、すぐにネット環境を確保できるという点ではテレワークに向いています。
しかし、テザリングで利用できるデータ量は契約しているスマホプランに準拠しているため、上限のあるプランで契約しているスマホだとすぐにデータ量の上限に達してしまい通信制限がかかる点に注意が必要です。
データ量無制限のプランであればその心配はありませんが、無制限プランは料金が高く、プラン変更の適用も即時ではないため、テレワークでメインで利用する回線としては現実的とはいえないでしょう。
ポケット型WiFiを契約する前の注意点
テレワーク用にインターネット環境を整えるにあたり、注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは3つにまとめて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
▼注意ポイント
契約期間に解約すると違約金がかかる
ポケット型WiFiの契約にはそれぞれ契約期間が設けられており、各社が指定するタイミング以外で解約すると解約違約金の支払いが必要です。
ただし、どのサービスもルーターが到着してから8日以内であれば初期契約解除制度を利用して、費用をかけずに契約を白紙に戻せます。/p>
契約先によってはお試し期間として、無料で一定期間通信を使用できるキャンペーンを実施している場合もあるため、不安な場合は活用してみましょう。
発送が遅延する可能性がある
ポケット型WiFiやホームルーターは契約してから最短2~3日程度で利用できますが、状況によっては端末の発送が遅延する可能性があります。
近年で言うと新型コロナウイルスの影響で端末の製造が追いついておらず、準備でき次第発送と案内しているところもあるようです。
端末の発送が遅れている場合はホームページに案内が出ているため、急ぎで必要な場合はあらかじめサイトをチェックしたり、問い合わせを行ってから契約を進めましょう。
回線混雑でサービスが制限される可能性がある
端末の発送と同様に、新型コロナウイルスの影響でインターネット需要が高まったことにより、回線自体が混雑しサービスが制限される可能性も念頭に置かねばなりません。
「どんなときもWiFi」や「限界突破WiFi」は、完全無制限だったサービス内容を改定して月間データ量を25GBまでや、1日5GBまでなどに制限した事例があります。
2024年時点では完全無制限のプランはなく、データ容量に上限を設定したことで通信自体に影響が出ているサービスはありませんが、今後の動向には注意する必要があります。
ポケット型WiFiに関するよくある質問
ここからは、ポケット型WiFiに関して、次のよくある疑問をご紹介します。
▼ポケット型WiFiに関するよくある質問
ポケット型WiFiを契約しようと検討している方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめのポケット型WiFiは?
A.実質無制限での通信が可能な「WiMAX」がおすすめ!
WiMAXはプロバイダが複数あり、プロバイダによってサービス内容が異なり自分に合った契約先が選べるのが特徴です。
WiMAXのプロバイダの中でも、最安級で利用するなら「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめです。
ポケット型WiFiは申し込みから、どれくらいで利用可能?
A.申し込みから最短翌日で利用開始できる!
ポケット型WiFiは契約してから即日発送してくれるところもあるため、最短翌日~3日程度で利用可能です。
しかし、大型連休や年末年始などの状況によっては端末の発送が遅延する可能性があるので、テレワークなどですぐに利用したい場合には注意しましょう。
テレワークでポケット型WiFiを使うメリットは?
A.ポケット型WiFiを使うメリットは下記です。
▼ポケット型WiFiのメリット
- 工事不要で開通できる
- 持ち運びができる
- コスト(初期費用・月額料金など)が安い
- 申込から使用開始まで時間がかからない
まとめ
本記事ではテレワークにおすすめのポケット型WiFiを中心に、契約する際のポイントや注意点を解説しました。
テレワークの開始とともにネット環境が必要になったという方には、ポケット型WiFiの導入が最もおすすめです。
ポケット型WiFiであれば工事不要で持ち運び可能、コスト(初期費用・月額料金など)も抑えてWiFi環境を整えることができます。
持ち運び不要で、無制限かつ速い通信速度を求めるのであればホームルーター(置くだけWiFi)の契約を検討しましょう。
スムーズな通信が求められるテレワーク用のインターネット選びに、本記事が参考になれば幸いです。