新しいサービスを契約する前に、ネットでそのサービスの評判を調べる方は多いはず。
本記事のテーマである「Broad WiMAX」について検索してみると、あまり良くないコメントばかりがヒットします。それらを見て契約を躊躇っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かにBroad WiMAXにはデメリットもありますが、メリットもたくさんあります。今回はそんなBroad WiMAXの評判とその実態について見ていきましょう。
この記事で分かること
- Broad WiMAXのメリットとデメリット
- Broad WiMAXの料金プランとおすすめ機種
- Broad WiMAXの最新キャンペーン、キャッシュバック情報
- Broad WiMAXがおすすめな人
Broad WiMAXの評判が悪い理由は?
月額料金 | 初月:0円 2ヶ月目以降:4,708円 |
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月間データ容量 | 無制限 | ||
端末代 | 31,680円 ※36回払いで実質無料 |
契約期間 | なし |
ネットやSNSでBroad WiMAXについて検索すると、あまり良い評判がヒットしませんよね。そんな検索結果の画面を見て、契約を躊躇っている方も多いのではないでしょうか。
本記事ではBroad WiMAXの実情について解説しますが、まずはTwitterに投稿されているユーザーの生の声を見てみましょう。
Broad WiMAXを契約すると、初期費用として20,743円がかかります。他のほとんどのWiMAXプロバイダは初期費用0円なので、これはBroad WiMAX独自の制度と言っても差し障りないでしょう。
ただし、この初期費用は0円にすることができます。そのため、約2万円の出費を恐れて契約を諦める必要はありません。初期費用を無料にする方法は後ほど詳しく解説します。
解約時に違約金が2万円以上かかるのは辛すぎますよね。しかし、これから新規契約する方は心配無用です。現在、Broad WiMAXの違約金は3,883円にまで減額されています。
この金額なら、そこまで痛い出費ではないですよね。
「Broad WiMAXは遅い」というツイートもよく見られました。
しかし、実際はBroad WiMAXが悪いというよりは、WiFiルーターの使用場所とWiMAXとの相性があまり良くなかったのかもしれません。
電波は、周囲の環境次第で強度が大幅に変わるもの。他の場所で使えば、高速通信できていた可能性があります。
Broad WiMAXは人気のサービスなので、問い合わせ窓口は常に混み合っています。上のツイートの方は、なかなか連絡が取れず困っているようですね。
しかし、Broad WiMAXにはメールや電話以外の問い合わせ窓口も用意されています。筆者もその窓口をよく利用しますが、どれだけ混み合っていても1分程度でオペレーターさんに繋がるため大変便利です。後ほど詳しく解説しますね。
評判から分かったBroad WiMAXのデメリット
Broad WiMAXの主なデメリットは以下の3つです。
- 高額な「初期費用」が発生する
- 違約金が高い
- 通信エリアが狭い、通信速度が遅い
- サポートの対応が不評、電話が繋がりにくい
高額な「初期費用」が発生する
Broad WiMAXを契約すると、他社WiMAXプロバイダにはない「初期費用」という支出が発生します。これは、事務手数料や端末代金とは別に請求されるものです。金額は20,743円。かなり痛い出費ですよね。
しかし、この初期費用は申し込み時に以下の条件を満たすことで0円にできます。
- 支払い方法をクレジットカード払いにする
- 以下2つのオプションに加入する
- 安心サポートプラス(月額605円)
- Mybroadサポート(月額998円 ※最大2ヶ月無料)
2つのオプションは、機器到着後に解約可能です。オプションが不要な方は忘れずに解約しましょう。
違約金が高い
ひと昔前のBroad WiMAXは、更新月以外に解約すると1万円~2万円程度の違約金(契約解除料)が発生しました。しかし、2022年7月1日に電気通信事業法が改正されたことにより、今は違約金が大幅に減額されています。
現在の違約金は、「ギガ放題バリュープラン」の月額料金と同額の3,883円です。このくらいの金額であれば、解約を恐れる必要はありません。
通信エリアが狭い、通信速度が遅い
「Broad WiMAXからUQ WiMAXに乗り換えたら凄く速くなった」「WiMAXプロバイダを変えたら通信速度が遅くなった」といったコメントをSNSではよく目にします。
しかし、これらのコメントを鵜呑みにしてはいけません。なぜなら、WiMAXのプロバイダを乗り換えても通信速度は変わらないからです。
WiMAXのプロバイダは、どこも同じ通信回線を利用しています。そのため、プロバイダによって通信品質に差が出ることはないのです。
ただ、SNSなどに上記のようなコメントを投稿している方達も、嘘をついているわけではないと思います。
プロバイダの乗り換えによりWiFiルーターが新しくなり、通信性能が向上したのかもしれません。また、乗り換えを機にWiFiルーターの置き場所を変更した可能性もあります。
いずれにせよ、WiMAXの通信品質は全プロバイダ共通です。WiMAXプロバイダの中でBroad WiMAXだけが遅いということはありません。
サポートの対応が不評、電話が繋がりにくい
SNSの投稿を見る限り、Broad WiMAXのメールサポートや電話サポートは繋がりにくい傾向にあるようです。
しかし、Broad WiMAXにはチャットサポートも用意されています。こちらはすぐにオペレーターに繋がるので、急ぎの用事がある方におすすめです。
筆者もチャットサポートは何度も利用していますが、どんなに混み合っていても1分程度でオペレーターに繋がります。返信もすぐに来るので、ストレスを感じたことはありません。
Broad WiMAXで何か困ったことがあったときは、チャットサポートを利用してみてください。
悪い評判だけじゃない!Broad WiMAXのメリット
ここまでBroad WiMAXの悪い点ばかり見てきましたが、もちろん良いところもたくさんあります。
- 他社からの乗り換えでキャッシュバックがもらえる
- 違約金0円で乗り換え!「いつでも解約サポート」
- 口座振替が利用できる
ひとつずつ見ていきましょう。
他社からの乗り換えでキャッシュバックがもらえる
現在契約中のインターネット回線からBroad WiMAXへ乗り換える際、違約金(契約解除料)をBroad WiMAXがキャッシュバックで還元してくれるキャンペーンを実施しています。
キャッシュバック額は最大19,000円(非課税)。契約開始月を含む6ヶ月末に、指定の口座に振り込まれます。
キャンペーンの適用条件は以下の通り。
- ギガ放題バリュープランもしくはギガ放題フリープランを申し込むこと
- 支払い方法をクレジットカード払いにすること
- 2つのオプション(安心サポートプラス、MyBroadサポート)に加入すること
上で解説した、初期費用が無料になる条件とほぼ同じです。
Broad WiMAX契約後、オプションはいつでも解約できます。必要ない方は忘れずに手続きしましょう。
契約中のインターネット回線の違約金がネックでBroad WiMAXへの乗り換えを躊躇っている方は、ぜひこのキャンペーンを利用してくださいね。
違約金0円で乗り換え!「いつでも解約サポート」
Broad WiMAXは更新月以外に解約すると、契約解除料が発生します。しかし、「いつでも解約サポート」を利用すれば、契約解除料0円で他のインターネット回線への乗り換えが可能です。
乗り換え先は限定されてしまいますが、複数の候補の中から自由に選ぶことができます。
Broad WiMAX指定の乗り換え先は以下の通りです。
- モバレコAir
- ソフトバンク光
- ソフトバンクエアー
- ビッグローブ光
- ドコモ光
- auひかり
口座振替が利用できる
Broad WiMAXの支払い方法は、クレジットカード払いか口座振替の2種類です。他のWiMAXプロバイダではクレジットカード払いしか利用できないケースが多いため、口座振替を選べるBroad WiMAXはとても貴重な存在です。
クレジットカードを持っていない方や、持ってはいるもののあまり使いたくない方は口座振替を選択しましょう。振替手数料は220円、振替日は27日もしくは3日です。
なお、初回の支払い(初期費用、契約事務手数料、決済手数料)のみ代金引換になります。
Broad WiMAXの料金プランとおすすめ機種
Broad WiMAXの2種類の料金プランと、WiFiルーターのおすすめモデルをご紹介します。
Broad WiMAXの料金プランは2つ
Broad WiMAXには2種類のプランがあります。
ギガ放題コスパプラン | ギガ放題縛りなしプラン | |
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月額料金 | 初月:1,397円 1~36ヶ月目:3,663円 37ヶ月目以降:4,818円 |
初月:1,397円 1~36ヶ月目:3,850円 37ヶ月目以降:4,950円 |
契約期間 | 2年 | なし |
月額料金が安いのはギガ放題コスパプランですが、ギガ放題縛りなしプランには契約期間の縛りがありません。2年契約でも問題ない方にはギガ放題コスパプラン、2年未満での解約を考えている方にはギガ放題縛りなしプランが適しています。
対応エリアや月間データ容量、端末代金などはどちらのプランを選んでも同じです。
▼Broad WiMAX その他のサービス詳細
対応エリア | WiMAX2+ / au 4G LTE / au 5G |
---|---|
月間データ容量 | 無制限 ※一定時間で大容量通信があった場合のみ混雑する時間帯に制限 |
端末代金 | 一括払い:21,780円 分割払い:605円×36回 |
事務手数料 | 3,300円 |
支払い方法 | クレジットカード / 口座振替 |
キャンペーン |
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現在、学割・引っ越しキャンペーンで初月は月額利用料無料、1~6ヶ月目まで2,992円で利用できます。少しでもお得に契約したい方は、ぜひ利用してください。
ホームルーター・ポケット型WiFiのおすすめ機種
WiFiルーターは以下4機種から好きなものを選べます。
タイプ | 機種名 | 下り最大通信速度 | 発売日 |
---|---|---|---|
モバイル型WiFi | Speed Wi-Fi 5G X11 | 2.7Gbps | 2021年10月15日 |
Galaxy 5G mobile Wi-Fi | 2.2 Gbps | 2021年4月8日 | |
ホームルーター | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 2.7 Gbps | 2021年11月5日 |
ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 2.2 Gbps | 2021年8月6日 |
おすすめ機種は、モバイル型WiFiならSpeed Wi-Fi 5G X11、ホームルーターはSpeed Wi-Fi HOME 5G L12です。
どちらも最新の機種で、1世代前のモデルよりも性能が全体的にアップしています。下り最大2.7Gpsで通信できる性能を持っている点も見逃せません。
Broad WiMAXの最新キャンペーン・キャッシュバック情報
現在、Broad WiMAXでは以下のキャンペーン・キャッシュバックを実施しています。
キャンペーン①:Web割キャンペーン
通常20,743円かかるBroad WiMAXの初期費用が0円になるキャンペーンです。
適用条件は簡単。公式サイトから申し込み、支払い方法としてクレジットカード払いを選択して、2つの指定オプション(「安心サポートプラス」、「MyBroadサポート」)に初回加入するだけです。
オプションは、WiFiルーター到着後に解約することができます。
なお、Broad WiMAXでは口座振替が利用できますが、口座振替を選ぶとこのキャンペーンは使えないため注意しましょう。
キャンペーン②:2台目キャンペーン
同一機種を同時に2台もしくは3台申し込むと、5,000円がキャッシュバックされるキャンペーンです。その他の適用条件は上の「Web割キャンペーン」と同じ。両キャンペーンは併用が可能です。
家族でモバイル型WiFiを使いたい方や、WiFiの電波が通りにくい構造の家にお住いの方は、このキャンペーンでお得にWiFiルーターを複数台手に入れましょう。
キャンペーン③:違約金負担乗り換えキャンペーン
上でもご紹介したキャンペーンです。現在契約しているインターネット回線からBroad WiMAXへ乗り換える際に発生する違約金を、Broad WiMAXがキャッシュバックで還元してくれます。
キャッシュバック額は最大19,000円(非課税)。キャッシュバックが振り込まれるのは契約開始月を含む6ヶ月末です。
乗り換え元のサービスはどこでも問題ありません。ADSLや光回線、ケーブルTV、モバイル型WiFiなど、すべてのインターネット回線がキャンペーン対象になります。
なお、解約書類(契約名義と契約解除料、解約日の3点が分かるもの)をメールもしくはFAXでBroad WiMAX宛てに送付する必要があるので、誤って処分しないよう気を付けてください。
キャンペーン④:学割・引っ越しキャンペーン
ギガ放題コスパプランにて学割または、引っ越しキャンペーンで申し込みすると、ギガ放題コスパ特別プランでの申込みとなります。
初月は月額利用料無料、1~6ヶ月目まで2,992円で利用できます。
学割キャンペーンの対象
申込み時点で、18歳~25歳の「学生様」または上記お子様を持つ親御様
※実際のご利用は学生様以外の方でも問題ございません。
※一学生様のあたり一契約のみキャンペーンの適用が可能でございます。
※工事不要のWiMAX+5G | 【公式】Broad WiMAX
引っ越しキャンペーンの対象
申込み日含む3カ月以内に引っ越しをされたお客様
※契約者様ご本人の身分証明書のご提出が必要です。
※工事不要のWiMAX+5G | 【公式】Broad WiMAX
それぞれキャンペーンにあたり提示が必要な書類などがあるので、申し込みの際に確認しておきましょう。
Broad WiMAXがおすすめな人
Broad WiMAXは以下のような方に向いています。
- 違約金がネックで乗り換えを躊躇っていた人
- 口座振替を利用したい人
- 最安級の月額料金でWiMAXを使いたい人
おすすめな人①:違約金がネックで乗り換えを躊躇っていた人
インターネット回線を更新月以外に解約すると、多くの場合は違約金を請求されますよね。その支払いが億劫で、他社への乗り換えを躊躇ってきた方は少なくないはずです。
しかし、Broad WiMAXで乗り換えキャンペーンを利用すれば、違約金でかかった出費を最大19,000円(非課税)までキャッシュバックでカバーしてもらえます。
高額な違約金が原因でインターネット回線を乗り換えられずにいた方には、打ってつけのサービスです。
おすすめな人②:口座振替を利用したい人
WiMAXにはたくさんのプロバイダがありますが、そのほとんどがクレジットカード払いにしか対応していません。そんな中、Broad WiMAXは口座振替も選択できる非常にレアな存在です。
通信費の支払いに口座振替を使いたい方にも、Broad WiMAXはおすすめですよ。
おすすめな人③:最安級の月額料金でWiMAXを使いたい人
2年契約のギガ放題バリュープランを選択すれば、最安級(※)の月額料金でWiMAXを利用できます。
ギガ放題バリュープランの月額料金は、1~2ヶ月目(開通月含む)が1,397円、3ヶ月目以降は3,883円です。契約期間の縛りはあるものの2年契約でも支障ない方は、ギガ放題バリュープランでお得にWiMAXを利用しましょう。
(※)各通信事業者のHPで公表されているWiMAX+5Gサービス15社の月額基本料の比較において。リンクライフ調べ(2023年1月時点)
Broad WiMAXの申し込みから開通までの流れ
Broad WiMAXの申し込み(クレジットカード払い)~開通までの大まかな流れは以下の通りです。
- 対応エリアを確認する
- 公式サイトからBroad WiMAXを申し込む
- 申し込み完了メールが届く
- WiFiルーターが手元に届く
- 取扱説明書に従って、機器の初期設定を行う
これでWiFiが使えるようになります。申し込み当日にWiFiルーターを発送して欲しい場合は、平日13時までに申し込み手続きを完了させましょう。
なお、口座振替を選択した場合、③~④の間で本人確認書類の提出が必要になります。本人確認書類として有効なものは以下の通りです。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 年金手帳
- 身体障がい者手帳
- 住民基本台帳カード
申し込み完了メールに、本人確認書類の画像データを添付して返信しましょう。FAXで提出することもできます。
Broad WiMAX申し込み時の注意点
Broad WiMAXでは口座振替を利用できますが、これを選択すると以下のキャンペーンが利用できなくなるので注意しましょう。
- 初期費用が0円になる「Web割キャンペーン」
- 同時に2~3台申し込むと5,000円がキャッシュバックされる「2台目キャンペーン」
- 他社解約時の違約金が還元される「違約金負担乗り換えキャンペーン」
- 初月、月額料金が割引される「学割、引っ越しキャンペーン」
可能であれば、クレジットカード払いで申し込んだ方がお得です。
まとめ: Broad WiMAXの評判と実態は結構違う
Broad WiMAXの評判をネットで検索すると、あまり良くないコメントがたくさんヒットします。しかし、内容をよく読んでみると、ユーザーの勘違いが原因で起きたトラブルだったり、古い情報に基づいた書き込みだったりすることも。
よく見られるBroad WiMAXの悪い評判と、その実態は以下の通りです。
- 高額な「初期費用」が発生する
→キャンペーンで0円にできる。 - 違約金が高い
→2022年7月1日の法改正により、現在は違約金が3,883円に。 - 通信エリアが狭い、通信速度が遅い
→WiMAXの通信品質は全プロバイダ共通。Broad WiMAXだけが劣るわけではない。 - サポートの対応が不評、電話が繋がりにくい
→メールサポートや電話サポートは繋がりにくいことも。チャットサポートがおすすめ。
また、Broad WiMAXには以下のメリットもあります。
- 他社からの乗り換えでキャッシュバックがもらえる
- 違約金0円で乗り換え!「いつでも解約サポート」
- 口座振替が利用できる
違約金がネックでインターネット回線の乗り換えを躊躇っていた方や、通信費の支払いに口座振替を利用したい方などに、Broad WiMAXは一押しです。また、2年契約のギガ放題コスパプランを選択すれば、最安級の月額料金でWiMAXを利用できます。
Broad WiMAXの長所と短所をしっかり把握して、お得に使いこなしましょう。