新型コロナウイルスの影響でテレワーク(在宅勤務)がはじまり、インターネット環境の設備を整える必要に迫られた人も多いのではないでしょうか?
自宅にインターネットを引く方法は、大きく分けて3つあります。中でもテレワーク(リモートワーク)に最適なタイプは「ポケット型WiFi」です。
①光回線 | |
---|---|
メリット | ・通信速度が高速 ・大容量通信できる |
デメリット | ・使用開始までに時間がかかる |
②ホームルーター(置くだけWiFi) | |
メリット | ・コンセントにさすだけでWiFiが飛ぶ ・完全無制限プランがある ・申込から使用開始まで時間がかからない |
デメリット | ・持ち運びができない |
③ポケット型WiFi | |
メリット | ・持ち運びができる ・申込から使用開始まで時間がかからない ・コスト(初期費用・月額料金など)が安い |
デメリット | ・充電は必須 ・月間使用量が決められている場合が多い |
ポケット型WiFiは工事不要で最短2〜3日でWiFiを使い始めることが出来ます。さらに持ち運び可能でコンパクトなのも嬉しいポイントでしょう。
ですが、ポケット型WiFiは多くの種類があるため、どれが自分に一番合っているのか見分けるのは大変です。そこで今回は、テレワークに最適のポケット型WiFiを厳選して紹介します。
テレワークで使うポケット型WiFiを契約する上で「これだけは絶対に外せない!」という条件も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼ポケット型WiFiランキング
※横にスクロールできます。
商材名 | ロゴ画像 | 詳細リンク | おすすめポイント | 月額料金 | 平均速度 | 月間データ容量 | 端末代 | 契約期間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1シンプルWiFi |
▶︎公式サイトへ |
|
|
|
原則無制限 | レンタル無料 | なし | |
2Broad WiMAX |
▶︎公式サイトへ |
|
|
|
原則無制限 | 31,680円 | 24ヶ月 | |
3Rakuten WiFi Pocket |
▶︎公式サイトへ |
|
|
|
3GB~原則無制限 | 1円 | なし | |
4縛られない WIFi |
▶︎公式サイトへ |
|
|
|
原則無制限 | 無料 | なし | |
5MONSTER MOBILE |
▶︎公式サイトへ |
|
|
|
20GB/50GB/100GB | 無料 | 2年/無し |
※速度データ参照元:みんなのネット回線速度の2024年9月データ
テレワークにはポケット型WiFiがおすすめ!
テレワークとポケット型WiFiは相性が良く、テレワーク用のネット環境をお探しの方にはとてもおすすめです。その理由はポケット型WiFiに以下のようなメリットがあるからです。
▼ポケット型WiFiのメリット
- 工事不要で開通できる
- 持ち運びができる
- コスト(初期費用・月額料金など)が安い
- 申込から使用開始まで時間がかからない
他のネット回線として、まずは光回線が候補に挙がりますが、光回線は開通までに時間がかかるため、すぐにネット環境が必要という方には適していません。
光回線と比べるとポケット型WiFiは速度は劣りますが、テレワークで使う程度の回線速度としては、十分な機能が備わっています。
テレワークで使うポケット型WiFiを使用する際の注意点
テレワーク用のポケット型WiFiを選ぶときには、必ず以下の項目を確認しておきましょう。
確認を怠ると、後々こんなはずではなかったと後悔する場合もあります。
▼テレワーク用ポケット型WiFiの必須条件
- 月間で使用できるデータ通信量
- 仕事に支障が出ない通信速度
- セキュリティの確保
- 料金形態
①月間データ量は大容量・無制限を選ぼう
テレワーク用のポケット型WiFiを契約する場合、データ通信量はなるべく大容量のサービスを選ぶことを推奨します。
テレワークではZOOMやチャットなど、リアルタイムでやり取りが必要な通信が増えるでしょう。もしその時に速度制限にかかっていた場合、ラグが起きたりそもそも通信が出来ないといったトラブルに発展します。
データ通信量は多めに見積もっておきましょう。
■ できれば速度制限もない「使い放題」がベター
ポケット型WiFiは月に使用できる容量が決まっています。ですが、テレワークでどれくらいデータ通信を使用するか見通しを立てることが難しい方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、テレワークで使える実質無制限のポケット型WiFiがおすすめです。
実質無制限のポケット型WiFiとして代表的な「WiMAX」では、一定期間内に大量のデータ通信があった場合は、混雑する時間帯の通信速度に制限は入るようですが、基本的には無制限利用が可能です。
どれくらいデータ通信を行うか分からない方は、WiMAXのような無制限のプランを選びましょう。
いくら通信しても速度制限のかからない完全無制限のポケット型WiFiはありません。過去には提供されていたことがありますが、通信障害といったトラブルが頻発し、終了しています。
②仕事に支障が出ないレベルの速度は必須
月間の通信量が十分でも、最低限の速度が出ないと作業効率の低下につながります。
ポケット型WiFiでは、契約するサービスの回線や、建物の構造や地域で使われている通信量などの環境によって速度が変わってきます。
テキストの送受信・ウェブページの閲覧など業務に必要な基本的な通信を行うため、実測値で10〜30Mbps程度の速度は安定して使用できるポケット型WiFiを選びましょう。
▼通信速度の目安
作業項目 | 快適に使える速度の目安 |
---|---|
メールやSNSの受信 | 下り速度:128Kbps〜1Mbps |
メールやSNSの送信 | 上り速度:1Mbps |
WebサイトやSNSの閲覧 | 下り速度:1Mbps〜10Mbps |
SNSの写真投稿 | 上り速度:3Mbps |
ZOOMでのやりとり | 上り・下り速度:3Mbps |
YouTubeなどの動画視聴 | 4K(超高画質):下り速度20Mbps 1080p(高画質):下り速度5Mbps 480p(標準画質):下り速度1.1Mbps |
YouTubeなどの動画投稿 | 上り速度:10Mbps |
オンラインゲーム | 下り速度:30Mbps〜100Mbps |
サービス名 | 下り速度 | 上り速度 | ping値 |
---|---|---|---|
WiMAX (WiMAX 2+) | 126.21Mbps | 18.12Mbps | 46.91ms |
AiR-WiFi | 11.14Mbps | 10.15Mbps | 34.25ms |
クラウドWiFi | 7.37Mbps | 9.88Mbps | 56.04ms |
hi-ho Let’s Wi-Fi | 22.21Mbps | 13.11Mbps | 35.0ms |
どこよりもWiFi | 35.24Mbps | 10.55Mbps | 35.0ms |
限界突破WiFi | 13.18Mbps | 5.83Mbps | 50.75ms |
THE WiFi | 10.64Mbps | 3.05Mbps | 50.35ms |
ゼウスWiFi | 14.8Mbps | 12.29Mbps | 41.88ms |
MUGEN WiFi | 15.17Mbps | 10.8Mbps | 48.83ms |
縛られないWiFi | 9.11Mbps | 6.57Mbps | 57.3ms |
※参考:みんなのネット回線速度
しかし職種によっては、ポケット型WiFiでも速度が足りないこともあります。そんなときはホームルーター(さすだけ系WiFi)タイプを検討してみましょう。
■通信速度を重視するなら「さすだけ系WiFi」もおすすめ
ポケット型WiFiのメリットは、工事不要で使用開始までが早く、持ち運びができコンパクトな点でした。
ですが、持ち運ぶ必要がない・牛乳パック程度のスペースが確保できるのであれば、ホームルータータイプの契約もおすすめです。コンセントにさすだけでWiFiが使用できるので「さすだけ系WiFi」「置き型WiFi」と総称されることもあります。
ホームルーターも工事不要で端末が届いたら即日使用が開始でき、面倒な初期設定なども必要ありません。
光回線には劣りますが、ポケット型WiFiより高速で通信することが可能です。ホームルーターでは完全無制限のプランも提供されているため、メリットが大きいと言えるでしょう。
持ち運びが出来ない点がネックにならなければ強くおすすめできるタイプです。▼ホームルーターのメリット
- 工事不要で開通できる
- コンセントにさすだけでWiFiが飛ぶ
- 完全無制限プランがある
- 申込から使用開始まで時間がかからない
③セキュリティが確保されている
社内情報を取り扱うため、テレワーク用の通信にセキュリティは不可欠な要素です。
今回の記事でご紹介するルーターはすべて強固なセキュリティを採用しているため、とくに心配する必要はないですが、以下のような、個人で対応可能なセキュリティ対策をあらかじめ実施しておきましょう。
▼セキュリティ対策
- パソコンなど機器側にセキュリティソフトを導入する
- メールの送信などに暗号化通信を使用する
- 不審メールなどは開かない
- カフェなどの公衆WiFiを使わない
- ソフトを最新のバージョンにアップデートする
④料金形態
料金形態は契約するプロバイダや内容によって大きく異なってきます。短期間利用であれば、Wi-Fiを1日単位でレンタルできたり、月額単位で契約できたり様々です。
お得に利用するためにも、自分の使用用途に合わせて契約内容を選ぶことが重要です。
【こだわり条件別】テレワークにおすすめのポケット型WiFi
ここからは、テレワークにおすすめなポケット型WiFiを5社ピックアップして紹介します!
いずれもデータ通信量・速度が十分にあり、ポケット型WiFiを使用するにあたって発生するコスト(実質料金)が抑えられる契約先を選びました。
下記ポイント以外にも、各社ならではのおすすめポイントもあるのでぜひ参考にしてみてください。
▼ポケット型WiFi選びのポイント
- 大容量・無制限プランあり
- テレワークに十分な速度実績あり
- ポケット型WiFiを使うために実際かかる料金
シンプルな料金形態なら「シンプルWiFi」
シンプルWiFiのおすすめポイント
- au、UQスマホのセット割最大1,100円/月割引
- 5G対応で通信速度が速い
- 速度制限が実質ない
- 最短で即日に発送してもらえる
キャンペーンコード「column2024」
※適用条件:6ヶ月利用+未納・滞納が無いこと
月額料金 | 4,840円 | 月間データ容量 | 無制限 |
---|---|---|---|
端末代 | レンタル無料 | 契約期間 | なし |
シンプルWiFiは申し込みから解約まで分かりやすくてシンプルをコンセプトに、2022年5月から提供が開始されたWiFiサービスです。
シンプルWiFiは月額料金が途中で変動しない料金プランが特徴です。端末はレンタルで契約期間もないので、短期契約・長期契約どちらでも損することがありません。
回線は速度面でも定評のあるWiMAXタイプなので、回線スピードが必要になる作業にも安心です。
キャンペーンコード「column2024」
※適用条件:6ヶ月利用+未納・滞納が無いこと
通信の安定性に優れたポケット型WiFiなら「WiMAX」
WiMAXのメリット |
---|
・実質無制限での通信が可能 ・ポケット型WiFi・ホームルーターどちらのタイプも展開している ・プロバイダによってサービス内容が違い、自分に合った契約先が選べる ・キャンペーンが豊富でコストが抑えられる ・法人プランも展開している |
WiMAXのデメリット |
・3日あたりデータ通信量の上限が設定されている |
WiMAXでは申し込みを受け付けている窓口(プロバイダ)が複数あります。
どのプロバイダから申し込みをしても、データ通信量の上限・通信可能エリア・速度といったサービスの面で違いはありません。
ですが、各プロバイダでは他社と差別化を図るため、独自のキャンペーンを実施していることがほとんどです。さらに違約金や契約期間が違ったり、月額料金設定もそれぞれ変わってきます。
料金・サポート・契約内容などに違いがあるため、ご自身が重要視しているポイントを押さえた契約先を見つけることができるでしょう。
■ WiMAXの通信制限の条件が緩和
以前までは、3日間で15GB以上(5G回線)のデータ通信をおこなうと、翌日から夜間のみ軽い速度制限がかかりました。2022年2月からは、「ギガ放題プラス」の通信制限の条件が緩和され、通信速度を一律に制限されていた条件がなくなりました。
一定期間内に大量のデータ通信があった場合は、混雑する時間帯の通信速度に制限は入るようですが、ユーザーにとってはより使いやすく改善されたと言えます。
■ 他社から乗り換え・サポート重視なら「Broad WiMAX」
Broad WiMAXのおすすめポイント
- 端末一括購入で8,000円キャッシュバック
- 最新端末が選べる
- 申込から8日以内ならキャンセル可能
- au、UQスマホとのセット割に対応
月額料金 | 初月:1,397円 1~36ヶ月:3,773円 37ヶ月~:4,818円 |
||
---|---|---|---|
月間データ容量 | 無制限 | ||
端末代 | 31,680円 一括購入で8,000円キャッシュバック |
契約期間 | 24ヶ月 |
※ギガ放題コスパDXプランの場合
「Broad WiMAX」は現在契約しているインターネット回線があり、乗り換えたいという方におすすめです。
Broad WiMAXでは、他社インターネットサービスの解約金を最大19,000円まで負担するキャンペーンを適用することができるため、負担なく乗り換えることができます。
さらにBroad WiMAXでは「いつでも解約サポート」窓口を設けており、Broad WiMAXの通信に満足できなければ無償で別のインターネット回線を紹介してくれます。
そのまま窓口でインターネット回線を乗り換えれば、Broad WiMAXの違約金の支払いをすることなく解約することもできます。
ポケット型WiFiには珍しく、月額料金の支払い方法に口座振替を選択できるのもポイントです。
■ 最安級で利用するなら「GMOとくとくBB WiMAX」
GMOとくとくBB WiMAXの
おすすめポイント
- 必ず34,500円キャッシュバックあり
- 乗り換えでさらに最大40,000円キャッシュバック
- au、UQスマホとのセット割に対応
月額料金 | 端末発送月:1,375円 1ヶ月目以降:4,807円 |
||
---|---|---|---|
月間データ容量 | 無制限 | ||
端末代 | 27,720円 ※36回払いで実質無料 |
契約期間 | 24ヶ月 |
GMOとくとくBB WiMAX+5Gは、月額料金の割引、キャッシュバックの豊富なキャンペーンで実質月額最安級で利用できるWiMAXのサービスです。
キャッシュバックの受け取りは約1年後となっているため、キャッシュバック受け取りが心配な方はBroad WiMAXがおすすめです。
最大の魅力は、高額キャッシュバックがあることです。
他社WiMAXの場合と比べても、キャッシュバックの還元額が高く3年間の実質月額料金が最安値となっています。
■ 分かりやすい定額プランなら「カシモWiMAX」
月額料金 | 初月:1,408円 1ヶ月目以降:4,818円(税込) |
||
---|---|---|---|
月間データ容量 | 無制限 | ||
端末代 | 実質無料 ※ | 契約期間 | なし |
※36回払いの場合
複雑な料金形態を避けたい人には、月額料金がずっと変わらず、わかりやすい点が魅力の「カシモWiMAX」がおすすめです。
カシモWiMAXは、2ヶ月目以降、ずっと月額料金が4,818円のまま利用できるため、シンプルな料金プランを求めている人に向いています。さらに、初月料金は1,408円と、通常より3,410円もお得に利用できることもうれしいポイントです。
最短即日発送にも対応しているため、急な出張やリモートワークでインターネット環境が必要になった場合でも導入しやすいでしょう。
■ 契約期間・違約金なしの「BIGLOBE WiMAX」
BIGLOBE WiMAXの
おすすめポイント
- 翌月11,500円キャッシュバックあり
- 他社から乗り換えでさらにお得
- 契約期間実質縛りなし
- au、UQスマホとのセット割に対応
月額料金 | 初月:0円 1~24ヶ月:3,278円 25ヶ月~:4,928円 |
||
---|---|---|---|
月間データ容量 | 無制限 | ||
端末代 | 27,720円 (月770円×36回) |
契約期間 | なし |
短期間の契約となる可能性がわかっているのであれば、最低利用期間の縛りがないBIGLOBE WiMAXがおすすめです。
BIGLOBE WiMAX +5Gからも5Gプランを提供しており、新端末のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」、ポケット型WiFi「Speed Wi-Fi 5G X12」の発売が開始しています。「L13」は下り最大4.2Gbps、「X12」は下り最大3.9Gbpsの高性能端末です。
■ 初月の月額料金が0円「Vision WiMAX」
おすすめポイント
- 解約時に端末を下取りしてくれる
- プラスエリアモードの利用が無料
- キャッシュバックの受取が早い
キャンペーン
- 最短当日発送
- ギガ放題2年プラン
- ギガ放題フリープラン
※横にスクロールできます。
プラン名 | ギガ放題2年プラン |
---|---|
基本料金 |
|
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 27,720円 |
解約金 | 3,872円 |
ホームルーター 端末/最大速度 |
HOME 5G L13 / 4.2Gbps |
ポケット型WiFi 端末/最大速度 |
Speed Wi-Fi 5G X12 / 3.9Gbps |
口座振替 | × |
海外利用 | × |
情報参照元:Vision WiMAX公式サイト
※横にスクロールできます。
プラン名 | ギガ放題フリープラン |
---|---|
基本料金 |
|
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 27,720円 |
解約金 | 0円 |
ホームルーター 端末/最大速度 |
HOME 5G L13 / 4.2Gbps |
ポケット型WiFi 端末/最大速度 |
Speed Wi-Fi 5G X12 / 3.9Gbps |
口座振替 | × |
海外利用 | × |
情報参照元:Vision WiMAX公式サイト
「Vision WiMAX」は契約期間・解約金が0円が特徴のWiMAXです。
さらに、初月料金無料、事務手数料分のキャッシュバックもあるため、初期費用を抑えて始められます。
また、Vision WiMAXは「下取りサービス」というキャンペーンを実施しています。
Vision WiMAXを解約する場合、Vision WiMAXから契約したHOMEルーター・Wi-Fiルーターの下取りで、最終の請求額が安く抑えられます。
使うデータ量に波があるなら「Rakuten WiFi Pocket(楽天モバイル)」
おすすめポイント
- 契約期間の縛りがなく解約金0円
- 楽天回線エリアならデータ無制限
キャンペーン
- Rakuten WiFi Pocket 本体価格1円キャンペーン
プラン名 | Rakuten WiFi Pocket |
---|---|
基本料金 |
|
事務手数料 | 無料 |
端末代金 | 7,980円 1円 |
解約金 | 0円 |
ポケット型WiFi 端末/最大速度 |
Rakuten WiFi Pocket Platinum/ 2.80Gbps |
口座振替 | 〇 |
海外利用 | 〇 |
情報参照元:楽天公式サイト
最後は楽天モバイルのRakuten WiFi Pocketです。楽天モバイルは携帯向けに「楽天最強プラン」というプランを展開していますが、同じプランが適用できるポケット型WiFiも申し込めます。
「楽天最強プラン」では、データを使った分だけ料金がかかる従量制を採用しているので、例えば毎月は使うけど月によってはあまり使わないという場合に、利用が少ない月は料金が安くなるのが魅力です。
また、申し込み時の事務手数料やその後の契約期間、解約違約金が設けられておらず、同時申し込みなら端末もほぼ無料で手に入るので、初期費用を抑えて申し込みたい人にもおすすめです。
契約期間に縛られないときは「縛られないWiFi」
数ヵ月単位での使用を検討している人は、契約期間がないポケット型WiFiがおすすめです。縛られないWiFiは、サービス名の通り契約期間の縛りがないプランを提供しています。
また、WiMAX・クラウド30GB/50GBのプランから選択することができます。契約プランの選択肢が豊富にあるので、自身にあった契約をすることが可能です。
さらに、1年おトクコースにすると、契約期間が1年あるものの、月額料金をより安くできるので、利用状況に応じて検討してみてください。
中容量~大容量ならMONSTER MOBILE
モンスターモバイルのおすすめポイント
- 14日間お試しキャンペーン
- 2年契約と縛り無しから選べる
- 契約途中で容量の増額が可能
- ギガの追加が可能
月額料金 | 20GB:1,980円~/50GB:2,530円~/100GB:2,948円~ | ||
---|---|---|---|
月間データ容量 | 20GB/50GB/100GB | ||
端末代 | 無料 | 契約期間 | 2年/無し |
月間50GB~100GBまでのポケット型WiFiなら「MONSTER MOBILE」が最安です。
MONSTER MOBILEは月間データ容量が20GB・50GB・100GBの3プランから選べ、さらに契約期間も2年と縛りなしが選択できます。
とくに、20GBと50GBを2年契約で申し込んだ場合、実質料金は他社ポケット型WiFiより安く利用できるのがおすすめのポイントです。
50GB(2年契約)なら実質2,662円、100GB(2年契約)なら実質3,080円で契約できるよ!
MONSTER MOBILEは5G回線には対応していませんが、ドコモ・au・ソフトバンクの4G LTE回線の中から利用場所にあわせてつながりやすいものを選んで接続するクラウドSIMに対応しています。
たとえば郊外や山・海側でもスマホの電波がつながる場所であれば使用できるうえに、海外でも同じ端末を使ってインターネットができるのが強みです。
MONSTER MOBILEも端末は無料でレンタルできるので、中~大容量でポケット型WiFiを使いたい方はぜひ申し込んでみてください。
大容量~無制限のポケット型WiFiなら「MUGEN WiFi」
月額料金 | 3,190円〜4,750円 | ||
---|---|---|---|
月間データ容量 | 100GB~無制限 | ||
端末代 | 無料 | 契約期間 | 24ヶ月 |
「MUGEN WiFi」は、持ち運び可能なモバイルWiFiでありながらも、月間データ量が100GBまたは無制限から選べる大容量のポケット型WiFiです。
同じ100GBでも速度重視と料金重視の2つのプランから選べるのはめずらしいです。
ドコモ・au・ソフトバンク3つのスマホキャリアの回線に対応しており、使用する場所で最も環境の良い回線を使い分けられるため、つながりやすさにも優れています。
ポケット型WiFiとホームルーターの同時契約なら「革命セット」がおすすめ
■ プラン内容
※横にスクロールできます。
回線タイプ | ホームルーター | ポケット型WiFi | |
---|---|---|---|
端末名 | ソフトバンクエアー | ONE MOBILE | |
エリア | 全国 | ||
契約期間 | なし | なし(最長24ヶ月間提供) | |
費用 | 月額料金 | 1ヶ月目:880円 2~36ヶ月目:2,530円 37ヶ月目以降:5,368円 |
1ヶ月目:0円 2~36ヶ月目:1,100円 37ヶ月目以降:2,200円 |
端末代金 | 71,280円 | 0円(レンタル) | |
事務手数料 | 3,300円 | ||
実質月額料金 | 24ヶ月 | 2,195円 |
■ 通信速度・通信制限
※横にスクロールできます。
使用回線 | ソフトバンク | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
回線タイプ | ホームルーター | ポケット型WiFi | |
端末名 | ソフトバンクエアー | ONE MOBILE | |
データ使用量 | 無制限 | 月間100GB | |
最大速度 | 上り | ー | ー |
下り | 2.1Gbps | 150Mbps | |
平均実測値※ | 下り | 75.23Mbps | 9.49Mbps |
上り | 8.28Mbps | 20.61Mbps |
※2023年12月~2024年2月の平均実測値(みんなのネット回線速度から引用)
■ 2月キャンペーン情報
公式 | ・月月割で端末代金無料 ・ソフトバンク&ワイモバイルのスマホセット割あり |
---|---|
当サイト経由限定 | ・キャッシュバック最大30,000円 |
自宅に固定回線などがないユーザーは、自宅・外出先どちらでもポケット型WiFiの利用を検討しているのではないでしょうか?
そんなユーザーにおすすめなのが、ホームルーター「モバレコAir」とポケット型WiFi「ONE MOBILE」がセットで使える革命セットです。
モバレコAirはソフトバンク回線を利用しており、ソフトバンクではエリアごとに利用者数を制限しているためデータ通信上限なしでの提供を実現しています。
地域の通信混雑状況によっては速度が制限される場合もありますが、自宅でインターネットが使い放題であるのは大きなメリットでしょう。
さらにONE MOBILEは持ち運びが可能となっており、月間100GBのデータ通信が可能。端末はレンタルですが、そのぶん端末代金や事務手数料無料はかかりません。
この2台をセットで利用することにより、自宅・外出先どちらでも大容量通信を可能にしています。
ポケットWi-Fiの契約を考えているユーザーは、革命セットも視野に入れ検討してみるとよいでしょう。
無制限で速度も安定!ホームルーター(置くだけWiFi)
ポケット型WiFiのように持ち運ぶ必要がなく、手軽に充実したWiFi環境を整えたいならホームルーター(置くだけWiFi)を検討しましょう。
今回紹介する端末はどちらも無制限で使用することができるため、多くのデータ通信量が必要なテレワークでも安心して作業することができます。
無制限でソフトバンクの回線を使用できる「モバレコエアー」
ソフトバンク回線を使用できるモバレコエアーの速度は、申し分ないので速度重視の人にもおすすめです。また、モバレコエアーとソフトバンクエアーは品質はまったく同じもので、契約先もソフトバンクになります。
ですが代理店である株式会社グッドラック経由で申し込むことで名称が変わり、代理店独自のキャンペーンを適用することで実質料金を抑えることが出来ています。
モバレコエアーもドコモのhome 5G同様、36ヶ月の分割払いに設定することで「月月割」が適用され端末代金が実質無料となります。
さらに、ソフトバンクのスマホを持っている方はモバレコエアーとセットにする「おうち割 光セット」を適用できるので、スマホの料金が毎月最大1,100円割引されます。
無制限でドコモの回線を使用できる「home 5G」
home 5G × ITX のおすすめポイント
- 15,000円のキャッシュバック
- 端末代金が実質無料
- 下り速度は最大4.2Gbps
- ドコモスマホとのセット割に対応
月額料金 | 4,950円 | 月間データ容量 | 無制限 |
---|---|---|---|
端末代 | 実質無料 | 契約期間 | なし |
ドコモ回線を使用できる「ドコモ home 5G」は通信方式が2.4GHzと5GHzの併用が可能なため、どんな作業でも高速通信ができスムーズな作業が行えます。データ通信量は無制限なので、ストレスになることもありません。
さらにドコモユーザーはセット割の適用で毎月1,100円も料金を抑え使用できます。
端末代金は71,280円と高額ですが、36ヶ月払いに設定することで「月々サポート」という割引が適用されます。ドコモ home 5Gのキャンペーンである月々サポートでは分割支払いと同額の割引が入るため、実質無料で購入が可能です。
工事ができるなら、スマホとセット割りが適用できる光回線
光回線は自宅に直接光ファイバーを引き込んでインターネットに接続する方法です。有線接続なので他の接続機器よりも高速で安定しています。
しかし、壁に穴を開ける工事が必要なため、工事が問題ない人におすすめの回線です。
メリット | デメリット |
---|---|
・速度が速い ・速度が安定している ・データ無制限 | ・開通工事が必要 ・自宅でしか使えない ・解約費用が高い |
ドコモユーザーは「ドコモ光」
ドコモ光のおすすめポイント
- 最大10万円のキャッシュバック
- 新規工事費が無料
- 高性能WiFiルーターレンタル無料
- ドコモユーザー毎月最大1,100円割引
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 5,783円 | 4,463円 |
契約期間 | 2年 | |
工事費 | キャンペーン適用で完全無料 |
ドコモの場合、セット割が適用される光回線はドコモ光のみなので、ドコモスマホを使っているならドコモ光一択です。
「ドコモ光セット割」が適用されると、ドコモスマホの料金が毎月最大1,100円安くなります。割引対象は最大20回線と多いので、家族内にドコモユーザーが多ければ多いほど家庭の通信費が安くなります。
また、ドコモ光はv6プラス対応プロバイダを選択することで、常に安定した高速通信が利用できます。V6プラス接続は夜間や昼間などネット利用者が多い時間帯でもサクサクつながるので、速度を重視したい人はV6プラス対応がおすすめです。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは「ソフトバンク光」
ソフトバンク光のおすすめポイント
- 最大37,000円のキャッシュバック
- 他社違約金を10万円まで補填
- 実質工事費無料
- ソフトバンク、ワイモバイルユーザーは
毎月最大1,100円割引
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 5,720円 | 4,180円 |
契約期間 | 24ヶ月 | |
工事費 | 26,400円 |
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、「おうち割光セット」が適用されるソフトバンク光がおすすめです。
ソフトバンク光の最大速度は1Gbpsです。しかし、IPv6高速ハイブリットに対応しているので混雑しやすい時間帯でも実測値を落とさずサクサク通信できます。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら「おうち割 光セット」で家庭の通信費を大幅に節約できるので、ソフトバンク光を選びましょう。
auユーザーは「auひかり」
auひかりのおすすめポイント
- 最大94,000円のキャッシュバック
- 高性能WiFiルータープレゼント
- 実質工事費無料
- au、UQユーザー毎月最大1,100円割引
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | ~12ヶ月:5,610円 ~24ヶ月:5,500円 25ヶ月~:5,390円 |
4,180円 |
契約期間 | 36ヶ月 | 2年 |
工事費 | 41,250円 | 33,000円 |
auひかりは高速通信で評判の高い光回線です。WiFiでも高速通信をしたい方や、ストレスなくオンラインゲームや配信を楽しみたい方に人気です。
基本料金は最安級とはいきませんが、au・UQモバイルユーザーなら安く高速通信できる光回線が契約できるため特におすすめできます。
また、auひかりのネックだった違約金は2,290円~4,730円に減額され、回線撤去工事も任意になりました。解約時の高額請求の心配もなくなったことで、契約しやすくなっています。
ソフトバンクユーザーでエリア対応地域なら「NURO光」
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 5,200円 | 2,090円 ~2,750円 |
契約期間 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
工事費 | 44,000円 |
NURO光は標準で2Gbpsというハイスペック回線が使える光回線です。NURO光でもソフトバンク光と同様に、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは「おうち割光セット」が適用できます。
これだけハイスペックな内容を実質4,000円台で利用できる光回線はほかにないので、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、NURO光を検討してみてください。
ただし、NURO光は対応エリアが限られています。契約前に、必ず対応エリアかどうかを確認しておきましょう。
即刻使用したいならスマホのテザリングも活用しよう
お使いのスマホをWiFiの親機としてパソコンをネットに接続させる「テザリング」機能は、すぐにネット環境を確保できるという点ではテレワークに向いています。
しかし、テザリングで利用できるデータ量はそのスマホの契約プランに準拠しているため、上限のあるプランで契約しているスマホだとすぐにデータ量を使い切ってしまい通信制限がかかります。
データ量無制限のプランであればその心配はありませんが、無制限プランは料金が高く、プラン変更の適用も即時ではないため、現実的とはいえないでしょう。
ポケット型WiFiを契約する前の注意点
テレワーク用にインターネット環境を整えるにあたり、注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは3つにまとめて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
▼注意ポイント
- 契約期間に解約すると違約金がかかる
- 発送が遅延する可能性がある
- 回線混雑でサービスが制限される可能性がある
契約期間に解約すると違約金がかかる
ポケット型WiFiの契約にはそれぞれ契約期間が設けられており、各社が指定するタイミング以外で解約すると解約違約金の支払いが必要です。
ただし、どのサービスもルーターが到着してから8日以内であればクーリングオフ・初期契約解除が可能です。費用をかけずに契約を白紙に戻せるため、お試し期間として利用することも可能です。
契約先によってはお試し期間と称して、無料で通信を使用できるサービスを展開している場合もあります。不安な場合は活用してみましょう。
発送が遅延する可能性がある
ポケット型WiFiやホームルーターは契約してから最短2~3日程度で使用が開始できますが、状況によっては端末の発送が遅延する可能性があるので注意しましょう。
近年で言うと新型コロナウイルスの影響で端末の製造が追いついておらず、準備でき次第発送と案内しているところもあるそうです。
端末の発送が遅れている場合はホームページに案内が出ているため、至急使用できるようにしたい方はサイトのチェックや問い合わせを行ってから契約を進めましょう。
回線混雑でサービスが制限される可能性がある
端末の発送と同様に、新型コロナウイルスの影響でインターネット需要が高まったことにより、回線自体が混雑しサービスが制限される可能性も念頭に置かねばなりません。
「どんなときもWiFi」や「限界突破WiFi」は、完全無制限だったサービス内容を改定して月間データ量を25GBまでや、1日5GBまでなどに制限した事例があります。
2022年時点ではかなり状況も変わっており、通信自体に影響が出ているサービスはありませんが、今後の動向には注意する必要があります。
ポケット型WiFiに関するよくある質問
ここからは、ポケット型WiFiに関して、次のよくある疑問をご紹介します。
▼ポケット型WiFiに関するよくある質問
- おすすめのポケット型WiFiは?
- ポケット型WiFiは申し込みから、どれくらいで利用可能?
- テレワークでポケット型WiFiを使うメリットは?
ポケット型WiFiを契約しようと検討している方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめのポケット型WiFiは?
A.実質無制限での通信が可能な「WiMAX」がおすすめ!
WiMAXはプロバイダが複数あります。プロバイダによって、サービス内容が異なり自分に合った契約先が選べるのが特徴です。
WiMAXのプロバイダの中でも、最安級で利用するなら「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめです。
ポケット型WiFiは申し込みから、どれくらいで利用可能?
A.申し込みから最短翌日で利用開始できる!
ポケット型WiFiは契約してから、即日発送してくれるところもあります。そのため最短翌日~3日程度で利用可能です。
しかし、大型連休や年末年始などの状況によっては端末の発送が遅延する可能性があるので注意しましょう。
テレワークでポケット型WiFiを使うメリットは?
A.ポケット型WiFiを使うメリットは下記です。
▼ポケット型WiFiのメリット
- 工事不要で開通できる
- 持ち運びができる
- コスト(初期費用・月額料金など)が安い
- 申込から使用開始まで時間がかからない
まとめ
本記事ではテレワークにおすすめのポケット型WiFiを中心に、契約する際のポイントや注意点を解説しました。
テレワークの開始とともにネット環境が必要になったという方には、ポケット型WiFiの導入が最もおすすめです。
ポケット型WiFiであれば工事不要で持ち運び可能、コスト(初期費用・月額料金など)も抑えてWiFi環境を整えることができます。
持ち運び不要で、完全無制限かつ早い通信速度を求めるのであればホームルーター(さすだけ系WiFi)の契約を検討しましょう。
スムーズな通信が求められるテレワーク用のインターネット選びに、本記事が参考になれば幸いです。