ホームルーターとモバイルルーターを徹底比較！違いやおすすめできる人、お得な契約先を解説

ホームルーターとモバイルルーターの違いは？

ホームルーターとモバイルルーターにどのような違いがあるのでしょうか。比較しやすいように、それぞれの特徴を以下にまとめました。

ホームルーターとモバイルルーターの比較表

	ホームルーター	モバイルルーター
メリット	・通信速度が安定しやすい ・電波の届く範囲が広い ・速度制限が原則かからない	・外に持ち運んで使える ・端末の種類が多い
デメリット	・外に持ち運べない ・光回線ほどの速度は期待できない	・通信速度や電波強度がホームルーターより劣る ・会社やプランによっては厳しい速度制限がある ・バッテリーが切れると使えなくなる

ホームルーターは端末が大きい分、内蔵されているアンテナの数が多く通信が安定しています。一方、モバイルルーターは端末がコンパクトかつ軽量な分、外に持ち運びしやすく、仕事先や旅行先で利用する際に重宝します。

ホームルーターとモバイルルーターのおすすめできる人

ここでは、ホームルーターとモバイルルーターが、それぞれどのような目的を持つ人におすすめできるのか詳しく説明していきます。

ホームルーターは「速度重視の人」におすすめ

ホームルーターはモバイルルーターより端末が大きい分、内蔵されているアンテナの数が多く電波が安定しています。

また、コンセントから直接電力を供給する仕組みのため、モバイルルーターより通信速度が速いことも特徴的です。

モバイルルーターは「外出先でも使いたい人」におすすめ

端末がコンパクトかつ軽量なモバイルルーターは、外出先でもWiFiを利用したい人に向いています。

通信の安定感はホームルーターに劣ってしまいます。

しかし外出先でも利用できるため、勤務先や出張先、旅行先など利用場所を問わずWiFi環境を整えたい人におすすめです。

ホームルーターのメリットと注意点

ホームルーターとモバイルルーターのどちらにも、良い面もあればやや気になる面もあります。

まずはホームルーターのメリットと注意点について見ていきましょう。

メリット①：通信速度が安定しやすい

ホームルーターは、コンセントから電力供給を受ける有線接続タイプなので、無線接続タイプのモバイルルーターよりも通信速度が安定しやすいです。

ユーザーが実際に計測した通信速度データをまとめた「みんなのネット回線速度」の情報を元に、ホームルーターとモバイルルーターの実測値を比較してみました。

ホームルーターとモバイルルーターの実測値の比較表

	下り平均速度	上り平均速度
ホームルーター	132.51Mbps	15.34Mbps
モバイルルーター	31.2Mbps	8.34Mbps

※2022年10月11日時点のみんなのネット回線速度のデータを引用

実際に利用したユーザーの計測結果を見ても、ホームルーターのほうが下り・上りともに大幅にモバイルルーターを上回っていることがわかります。

メリット②：電波の届く範囲が広い

ホームルーターは端末サイズが大きい分、内蔵するアンテナの数が多く電波が強く広範囲に届きやすいです。

たとえば、戸建て物件の一階にホームルーターを設置した場合、電波が強いおかげで二階でもインターネットを利用できます。

メリット③：速度制限が原則かからない

ホームルーターは原則、速度制限がないことも特徴的で、データ容量の上限や短期間の制限を気にすることなく通信を行えます。

とはいえ、速度低下するリスクがまったくないわけではないので、ホームルーター各社の条件を確認しておく必要があります。

このようにホームルーター各社は、速度制限について曖昧な表現しかされておらず、明確な条件が提示されていません。

ホームルーターでも使いすぎたら速度が低下するリスクはありますが、原則、速度制限がないと認識しておいていいでしょう。

注意点①：外に持ち運べない

ホームルーターは電源アダプターをコンセントに差して利用する仕組み上、外に持ち運べません。

たとえば、ソフトバンクエアーの場合、契約住所以外でホームルーターを利用したことが発覚すると強制的に利用を停止されてしまいます。

注意点②：光回線ほどの速度は期待できない

ホームルーターはモバイルルーターよりも通信が安定していますが、光回線ほどの速度は期待できません。

モバイル回線を利用して通信を行うホームルーターと、光ファイバーを直接引き込んで通信を行う光回線に、速度の差が出るのは仕方ないと言えるでしょう。

モバイルルーターのメリットと注意点

続いては、モバイルルーターのメリットと注意点について解説していきます。

メリット①：外に持ち運んで使える

モバイルルーター最大のメリットは、端末がコンパクトかつ軽量なため、外に持ち運んでWiFi環境を整えられる点です。

勤務先や出張先、旅行先など、自宅だけでなく外出先でもインターネットを利用する頻度が多い人は、ホームルーターではなくモバイルルーターを契約しましょう。

メリット②：端末の種類が多い

モバイルルーターは端末の種類が多いのも特徴的です。

5G対応や4G対応、液晶が大きいもの、コンパクトサイズなものなど、さまざまな機種から選べます。

モバイルルーターの端末の種類

機種のスペックが気になる人は、対象製品の名前を検索して、取り扱う会社の公式サイトにアクセスしてみてください。

注意点①：通信速度や電波強度がホームルーターより劣る

コンセントから有線接続で電力供給しているホームルーターに対して、モバイルルーターは無線接続で通信を行う点がデメリットのひとつです。

内蔵バッテリーで駆動しているため、どうしても通信速度や電波強度がホームルーターよりも劣ってしまいます。

また、端末サイズがホームルーターよりもモバイルルーターのほうが小さい分、内蔵するアンテナ数が少ないことも通信の安定感が劣る原因につながっています。

デメリット②：会社やプランによっては速度制限がある

ホームルーターが原則、データ無制限で使えるのに対して、モバイルルーターは会社やプランによって速度制限を受けてしまう可能性があります。

モバイルルーターは以下のように、月間データ容量の上限が設定されている会社もあり、使用量に注意が必要です。

ホームルーター同様、WiMAXであれば原則データ無制限で使えるので、速度制限が気になる人は申し込み先を選ぶ判断基準にしてみるといいでしょう。

デメリット③：バッテリーが切れると使えなくなる

モバイルルーターは内蔵バッテリーで駆動する仕組みをとっており、充電が切れると使えなくなってしまいます。

現在は節電モード搭載でバッテリーが長時間持つ機種が増えていたり、充電器を一緒に持ち運ぶことで対策をとれたりしますが、モバイルルーターの基本的な仕組みは理解しておきましょう。

おすすめホームルーター

ここでは、ホームルーターを申し込む際のおすすめ窓口を4社ピックアップしてみました。

シンプルWiFi

シンプルWiFiは、どれだけ長期間利用し続けても変動しない、月額4,290円のワンプランのみのシンプルさが魅力のサービスです。

シンプルWiFiは、WiMAX端末をレンタルする仕組みをとっており、月間データ無制限で使用量を気にすることなくインターネットを利用できます。また、契約期間が設定されていないのも特徴的で、いつ解約しても違約金が発生しません。

料金形態がわかりやすいホームルーターを検討中の人や速度制限を気にせずインターネットを使いたい人、手軽にWiMAXホームルーターを試してみたい人におすすめです。

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キャンペーンコード「column2024」
※適用条件：6ヶ月利用+未納・滞納が無いこと
キャンペーン期限：11月30日（土）23:59まで

Broad WiMAX

Broad WiMAXは、乗り換え費用の負担や解約サポートなどのキャンペーンが充実しているのが魅力のWiMAXプロバイダです。

乗り換えの際にかかる解約違約金を、最大19,000円まで負担してもらえるため、解約時の費用を抑えてWiMAXホームルーターを利用できます。もちろんWiMAX端末が提供されており、月間データ無制限で使用量を気にすることなく通信を楽しめます。

他社からWiMAXホームルーターに乗り換えを検討中の人や、WiMAXに切り替え後の解約サポートを受けたい人におすすめです。

＼端末料金実質無料／

home 5G

NTTドコモから提供されているhome　5Gは、全ホームルーターの中でも最速級の速度を誇っています。

提供端末の「HR01」は、下り最大4.2Gbpsと光回線並みの速度が期待でき、実測値でも下りで約200Mbpsの速度が安定して計測されています。

とにかく速度重視でホームルーターを検討中の人なら、満足できる可能性が高いサービスと言えるでしょう。

カシモWiMAX

カシモWiMAXの「縛りなしプラン」の月額料金は、1ヶ月目以降ずっと4,378円で料金が固定です。

また、端末代金は36回の分割払いを選択することで割引が適用され、0円になります。一括払いを選択すると割引の対象外になってしまうので注意してください。

カシモWiMAXでは「Wi-Fiおかえしプログラム」を実施しています。カシモWiMAXを解約するとき、使用していた端末をカシモWiMAXへ返却すると、5,000円分のamazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンです。

ただし、返却時に端末が破損・故障していたり、改造されていたりする場合は、プレゼントの対象外になってしまいます。キャンペーンを利用したい方は、端末を大事に扱いましょう。

おすすめモバイルルーター

続いて、モバイルルーターを申し込む際のおすすめ窓口についても4社ピックアップしてみました。

シンプルWiFi

ホームルーターと同じくおすすめなのが、月額4,840円のままずっと定額で利用できるシンプルWiFiです。

WiMAX端末をレンタルする仕組みのため、月間データ無制限で使用量を気にすることなくインターネットを利用できます。また、契約期間が設定されておらず、いつ解約しても違約金が発生しないのもうれしいポイントです。

外出先でも速度制限を気にせずインターネットを使いたい人、手軽にWiMAXモバイルルーターを試してみたい人に向いています。

＼アマギフ5,000円分プレゼント／
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※適用条件：6ヶ月利用+未納・滞納が無いこと
キャンペーン期限：11月30日（土）23:59まで

Broad WiMAX

乗り換え費用の負担や解約サポートなどのキャンペーンが充実しているBroad WiMAXは、モバイルルーターもおすすめです。

Broad WiMAXに乗り換えの際にかかる解約違約金を、最大19,000円まで負担してもらえるため、解約時の費用を抑えてWiMAXモバイルルーターを利用できます。

WiMAXに速度制限の条件がないことを考慮すると、外出先でも高速回線を利用して好きなだけ通信を行えるでしょう。

他社からWiMAXモバイルルーターに乗り換えを検討している人や、WiMAXに切り替え後の解約サポートを受けたい人におすすめです。

＼端末料金実質無料／

ZEUS WiFi

ZEUS WiFiは、ドコモとau、ソフトバンクの3大キャリアの回線が使えるクラウド型のWiFiです。

現在地で最も繋がりやすい回線を自動的に選択し接続してくれるため、通信エリアに不安を感じている方にもおすすめできるポケット型WiFiルーターです。ホームルーターの取り扱いはありません。

契約期間の縛りがないフリープランと2年の縛りがあるスタンダードプランの用意があります。スタンダードプランでも2年経過後は解約金が無料になります。

月額料金はスタンダードプランの方が圧倒的に安いため、最短でも2年は使う予定の方は、はじめからスタンダードプランを契約した方が良いでしょう。

ホームルーターとモバイルルーターの申込方法

それでは実際に、ホームルーターとモバイルルーターに申し込む際の手順について見ていきましょう。

今回は、シンプルWiFiの申込方法を5つの手順にわけて解説していきます。

①申し込みに必要なものを準備する

申し込みの際は、本人確認書類や支払いに必要なクレジットカードや口座情報を事前に準備しておくと、スムーズに手続きを進められます。

シンプルWiFiの場合は、クレジットカードのみ用意しておけば申し込み可能です。

②Webから申し込む

申込窓口としては、24時間いつでも手続きできて、お得なキャンペーンを受けられる可能性があるWebからが最もおすすめです。

シンプルWiFiの場合は、公式サイトにアクセスして右上の「Webで申し込む」ボタンを選択すれば申し込みフォームが表示されます。

③申し込みフォームの入力をする

申し込みフォームに移動したら、指示に従ってプランやオプションの選択、契約情報などを入力していきましょう。

シンプルWiFiの場合、モバイルルーター・ホームルーターともに、2機種ずつ選べるようになっているので希望の機種にチェックを入れてください。

④端末やSIMが発送される

シンプルWiFiでは、申込内容に不備がなければ最短で即日端末を発送してもらえます。

他社でも、発送までにかかる期間は公式サイトに記載されているケースがほとんどなので、気になる人は確認しておきましょう。

⑤到着後は工事なしですぐに利用開始

端末が手元に届いたら、ホームルーターは電源アダプターをコンセントに差し、モバイルルーターはバッテリーを充電してください。

あとはパソコンやスマホなどの接続デバイス側でWiFiの設定をするだけで、工事をすることなくインターネットの利用を開始できます。

まとめ

今回はホームルーターまたはモバイルルーターの申し込みを検討している人に向けて、それぞれの違いやおすすめできる人の特徴、それぞれのメリットや注意点について解説してきました。

ホームルーターは通信速度が速く安定していることに加え、速度制限にかからないため快適性を求める人におすすめです。ただし外出先に持ち運べない点や、光回線ほどの速度が期待できない点は理解しておく必要があります。

一方、モバイルルーターは端末がコンパクトかつ軽量なため、外出先でもWiFi環境を整えたい人におすすめです。ただしホームルーターと比較すると、通信速度や電波強度が劣る点や、会社やプラン次第で厳しい速度制限にかかる可能性がある点には注意が必要です。