口座振替対応のおすすめポケット型WiFi9選！デメリットや選び方も解説

ポケット型WiFiで口座振替を選ぶメリット

口座振替を利用するメリットは以下の2つです。

ポケット型WiFiで口座振替を選ぶメリット

1つずつ解説していきます。

クレジットカードがなくても利用できる

口座振替では、ユーザーが指定した銀行口座から料金が引き落とされていきます。そのため、クレジットカードは一切使いません。

クレジットカードをまだ持っていない方や、持っていてもポケット型WiFiの支払いには使いたくない方には、口座振替対応のポケット型WiFiが適しています。

払い忘れのリスクがない

ポケット型WiFiの中には、払い込み用紙（払込取扱票）での支払いに対応しているものもあります。

プロバイダーから送られてきた払い込み用紙を銀行やコンビニへ持っていき、請求金額を現金払いする支払い方法です。

仕事が忙しくて期日が過ぎてしまった、なんてことも起こり得ますし、突然のケガや病気で身動きが取れなくなり、支払いが滞ってしまうかもしれません。

一方、請求金額が指定の口座から自動的に引き落とされていく口座振替なら、このような心配は無用です。

ポケット型WiFiで口座振替を選ぶデメリット

上の章では口座振替のメリットについてお伝えしましたが、残念ながらデメリットの方が多いです。

ポケット型WiFiで口座振替を選ぶデメリット

審査なしのポケット型WiFiはない

口座振替を選択すると、プロバイダーや金融機関で審査が行われます。

この審査には1～2ヶ月ほどかかるので注意しましょう。

口座振替で審査が行われる理由

口座振替で審査が行われる理由は、プロバイダー側が料金を回収できなくなるリスクを減らすためです。

クレジットカード払いの場合、ユーザーにお金がなかったとしても、請求された金額をクレジットカード会社がプロバイダーに支払ってくれます。後のことはクレジットカード会社とユーザー間の問題ですから、プロバイダーはダメージを負いません。

一方、口座振替では、ユーザーの銀行口座が空っぽだった場合、プロバイダーは料金の回収ができなくなります。だからこそ、口座振替を選択したユーザーには、しっかりとした審査が行われるのです。

振替手数料がかかる

プロバイダーによりますが、口座振替では支払いのたびに振替手数料がかかります。以下はその一例です。

【口座振替の手数料】

プロバイダー	振替手数料
Broad WiMAX	220円
BIGLOBE WiMAX +5G	220円
UQ WiMAX	0円
楽天モバイル	110円
縛られないWiFi	220円
MUGEN WiFi	0円 （別途オプション料550円がかかる）

※価格はすべて税込

1回あたりの金額は小さいものの、年間を通すとそれなりの出費になるため注意しましょう。

なお、クレジットカード払いではこのような手数料は発生しません。

キャンペーンが適用されない可能性も

キャッシュバックなどのお得なキャンペーンの適用条件として、「クレジットカード払いであること」を掲げているプロバイダーもあります。

そのようなプロバイダーで口座振替を選択した場合、当然ながらキャンペーンは適用されません。お得なチャンスを逃してしまう可能性があるので気を付けましょう。

口座振替で契約ができるおすすめポケット型WiFi 9選

ここからは口座振替が利用できる、おすすめのポケット型WiFiを9社ご紹介します。

口座振替で契約ができるおすすめポケット型WiFi 9社

Broad WiMAX

Broad WiMAXは名前の通り、WiMAXのポケット型WiFiを取り扱うプロバイダーのひとつです。

提供プランは、契約期間の縛りがない「ギガ放題縛りなしDX」と、2年契約の「ギガ放題コスパDX」の2種類から選べます。

契約期間に支障がなければ、月額料金が安いギガ放題コスパDXがおすすめです。

BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAXもWiMAXプロバイダーのひとつです。

プランは「ギガ放題プラス」の1つのみです。契約期間の縛りがなく、解約金もかからないため、気軽に契約・解約ができるのが特徴です。

UQ WiMAX

UQ WiMAXは、WiMAXの公式サービスです。

プロバイダではなく、KDDIと直接契約する形となります。WiMAXはプロバイダが豊富なので契約先に迷う方はUQ WiMAXを検討してみてください。

UQ WiMAXは、Broad WiMAXやBIGLOBE WiMAXに比べると月額料金は高めですが、振替手数料は0円です。

また、何か困ったことがあった場合の電話対応の時間が長いことに定評があります。さらにUQを取り扱う店頭でも対応してもらえるので、サポート面が充実しています。

楽天モバイル

第4のキャリアである楽天モバイルの回線を利用できるポケット型WiFiです。月額3,278円で実質無制限に使えるため、お得に利用できます。

しかし、楽天回線の通信エリアは、他の3キャリアに比べるとまだまだ発展途上にあります。

契約前に、自分の生活圏内が楽天回線の対応エリアに入っているかどうか必ず確認するようにしましょう。

縛られないWiFi

縛られないWiFiには、契約期間の縛りがない「縛られないコース」と、12ヶ月契約の「1年おトクコース」の2つのプランがあります。

2つのうち、口座振替に対応しているのは1年おトクコースのみです。

1年おトクコースの「WiMAX ギガ放題プラン」は、月間データ容量が実質無制限です。毎月WiFiのデータ容量を気にせずに使いたい方におすすめです。

MUGEN WiFi

基本的にMUGEN WiFiはクレジットカード払いだけに対応しているポケット型WiFiです。しかし、月額550円の口座振替オプションに加入すると、口座振替が使えるようになります。

さらに、最初の30日間は無料でお試し利用でき、品質に満足できなかった場合は全額返金されます。

試しに使ってみたいという方におすすめのポケット型WiFiです。

ドコモのポケット型WiFi

ドコモのポケット型WiFiで利用できる主なプランは以下の3つです。

「5Gギガホ プレミア」をポケット型WiFiで単独契約した場合に、データ容量が実質無制限になります。

ただし、最新機種「Wi-Fi STATION SH-54C」の端末代金が96,800円と非常に高額です。月額料金も他社に比べて高いため、コスパの良いポケット型WiFiとは言えません。

ソフトバンクのポケット型WiFi

ソフトバンクのポケット型WiFiで利用できるプランは以下の3種類です。メインプランは「データ通信専用50GBプラン」です。

ソフトバンクには容量無制限のプランがありません。50GBでは足りない方は注意してください。また、スマホとのセット割も適用対象外です。

ワイモバイルのポケット型WiFi

ワイモバイルのPocket WiFiのプランは「Pocket WiFiプラン2（ベーシック）」の1つのみです。

データ容量は月間7GBまでで、月額752.4円の「アドバンスオプション」に加入すると実質無制限になります。

なお、アドバンスモードは通信エリアが限定的です。契約前に対応エリアをしっかり確認しておきましょう。

口座振替対応のポケット型WiFiで最もおすすめなのは「WiMAX」

上の章では口座振替に対応しているポケット型WiFiを9つ取り上げましたが、これらのうち特におすすめなのはWiMAX系のサービスです。

WiMAXがおすすめである理由は、他のサービスに比べてお得だからです。月間データ容量の制限がない上に、どのプロバイダーでも月額4,000円台で利用できるのはお得です。

コスパが良くて口座振替にも対応しているポケット型WiFiを利用したい方には、Broad WiMAXとBIGLOBE WiMAX、UQWiMAXがおすすめです。

クレジットカード払いのポケット型WiFiなら「シンプルWiFi」

シンプルWiFiは残念ながら、口座振替は使えません。支払い方法は、クレジットカード払いのみとなっています。

しかし、シンプルWiFiは初月からずっと月額4,290円の定額制で料金プランが非常に分かりやすいです。また、ポケット型WiFi本体はレンタル制なので、端末代金もかかりません。

さらに、月間データ量が無制限なのも嬉しいポイントです。解約手数料もかからないので、ポケット型WiFiを初めて使ってみる人にもおすすめです。

口座振替対応のポケット型WiFiの選び方

口座振替対応のポケット型WiFiを選ぶ際、見るべきポイントは以下の6点です。

口座振替対応のポケット型WiFiを選ぶポイント

支払い方法

口座振替に対応しているポケット型WiFiはごく少数です。

また、サービス内容の変更により口座振替が非対応になってしまっている恐れもあります。

口座振替希望の場合は、月額料金などを確認するよりも前に口座振替に対応していることを確認しておきましょう。

契約期間

最近は契約期間の縛りがないポケット型WiFiも増えてきました。しかし、今でも1～2年の契約が必須のプランもあります。契約前に契約期間は必ずチェックしておきましょう。

口座振替を利用すると、支払いの度に振替手数料が発生します。1回あたりの金額は小さいものの、払い続ければそれなりの金額になってしまうので注意してください。

キャンペーンを含む実質月額料金

ポケット型WiFiを選ぶ際は、サイト上に記載されている月額料金だけでなく、割引やキャッシュバックなども考慮した「実質月額料金」も計算するようにしましょう。

実質月額料金は以下の計算式で求められます。

【実質料金の計算式】

また、口座振替を利用する場合は、毎月の支払い時に振替手数料が発生することも忘れずに計算しましょう。

振替手数料はプロバイダーによって金額が異なるので、できるだけ安く済むサービスを選ぶようにしましょう。

使えるデータ容量

月額料金が安かったとしても、データ容量が小さいポケット型WiFiは使い勝手が悪いです。

実質無制限でコスパの良いWiFiを使いたい方には、WiMAX系のサービスがおすすめです。

本記事で紹介したBroad WiMAXとBIGLOBE WiMAX、UQWiMAXは口座振替にも対応しています。

速度制限の条件

速度制限が絶対にかからないポケット型WiFiは、残念ながら存在しません。

実質無制限に使えるWiMAX系のサービスでも、使い方次第では速度制限がかかってしまいます。

ただし、プロバイダーによって速度制限の条件は異なります。例えば、ワイモバイルのPocket WiFiにおける通信制限の条件は以下の通りです。

契約する前に、速度制限の条件はよく確認しておきましょう。

通信エリア・通信速度

ポケット型WiFiはドコモやau、ソフトバンクなどの電波をキャッチして通信する機械です。

そのため、電波がない場所では使うことができません。都市部では問題なく通信できたとしても、山間部などでは電波が入りにくい場合があります。

ポケット型WiFiを契約する前に、必ず公式サイト上に載っている通信エリアを確認してください。

まとめ

ポケット型WiFiの多くはクレジットカード払いのみですが、中には口座振替に対応しているサービスもあります。

口座振替の利用が可能なサービスは以下の9社です。

口座振替で契約ができるおすすめポケット型WiFi 9社

これらのポケット型WiFiは、クレジットカードを持っていない方でも契約できます。

しかし、口座振替には以下のデメリットもあるため注意が必要です。

ポケット型WiFiで口座振替を選ぶデメリット

自分にあっている支払い方法は、クレジットカード払いなのか、口座振替なのかよく検討してから申し込むようにしましょう。

また、ポケット型WiFiをクレジットカード払いで利用する場合は、「シンプルWiFi」がおすすめです。

シンプルWiFiのおすすめポイント