ポケット型WiFiを無制限で使えるおすすめランキング！最強はどれ？短期レンタルや海外対応可能なサービスも紹介

「完全無制限」のポケット型WiFiはない！

以前は、完全無制限を謳うポケット型WiFiも存在していました。ところが、あまりにも人気が出過ぎたことも災いし、大規模な通信障害などのトラブルが多発。現在はどのサービスでも、完全無制限プランの新規受付を終了しています。

そのため、完全無制限に使えるポケット型WiFiをこれから新たに契約することはできません。一方で、実質無制限に使えるサービスであれば今からでも契約可能です。

「実質」という言葉がどうしても引っかかってしまうかもしれませんが、制約の内容さえ把握していれば、たっぷりとデータ通信できることに変わりはありません。

この記事では、実質無制限に使えるポケット型WiFiを紹介していきます。

ポケット型WiFi選びのポイント

ポケット型WiFiを選ぶ際、見るべきポイントは以下の5つです。

ポケット型WiFiを選ぶポイント

ひとつずつ確認していきましょう。

実質料金は安いのか

ポケット型WiFiを比較するとき、月額料金をチェックする方は多いと思います。しかし、キャンペーンによる割引やキャッシュバックなども含めた「実質料金」まで計算する方は少ないのではないでしょうか。実質料金は以下の計算式で求められます。

つまり、契約期間中の総支払額からキャッシュバックなどを差し引いたものが、実質料金ということです。

ほとんどのポケット型WiFiがお得なキャンペーンを実施しているため、公式サイト上に記載されている月額料金を見ただけでは、本当にお得に使えるかどうかは判断できません。

手間はかかってしまいますが、契約前に実質料金は把握しておくようにしましょう。

データ容量無制限に対応しているか

契約後に「データ容量無制限のサービスではなかった……」と後悔しても手遅れです。ポケット型WiFiの契約期間はおよそ1～3年ありますし、この期間内に解約した場合、高額な違約金を請求されてしまうかもしれません。

必ず契約前に自分の使い方にあったデータ容量なのか確認してください。

通信エリアに対応しているか

たとえデータ容量が無制限であっても、電波が届かないところでは、ポケット型WiFiは使えません。契約前にご自身の生活圏内で通信が可能かどうか確認しておきましょう。

通信エリアはポケット型WiFiの公式サイトなどで調べることができます。

また、ポケット型WiFiを海外へ持っていく予定がある方は、海外での利用可否もチェックしておくと良いでしょう。

契約期間が自分の都合に合っているか

ポケット型WiFiの契約期間はサービスによってまちまちですが、基本的には1年～3年ほどです。契約期間内に解約すると違約金がを請求されることがあるため、注意してください。

支払い方法の対応状況

ポケット型WiFiは、クレジットカード払いにしか対応していないものがほとんどです。口座振替など他の支払い方法に対応しているサービスは稀です。

そのため、まだクレジットカードを持っていない方や、ポケット型WiFiの支払いにクレジットカードをあまり使いたくない方は、選択肢が限られてしまう可能性があります。

【料金比較】無制限で使える主要ポケット型WiFi

今やデータ容量が実質無制限のポケット型WiFiは、決して珍しいものではありません。しかし、数が多すぎて逆に選びにくくなっていますよね。

そこで今回は、実質無制限のポケット型WiFiの中から特におすすめのサービスについてご紹介します。

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WiMAXは、一定期間内に大量のデータ通信を利用した場合は、ネットワーク混雑時間帯に通信速度が制限される可能性があるため注意しましょう。

シンプルWiFi

シンプルWiFiは、株式会社GSSが運営するサービスです。料金の安さと契約内容がわかりやすいことが特徴です。

WiFiサービスは「実質料金」というキャッシュバックや月額料金割引などの特典を含めた最安値の料金を記載していることが多いです。

しかしシンプルWiFiは、キャンペーンなどを実施していない代わりに、基本料金が安く設定されています。

契約時の事務手数料3,300円は発生しますが、端末はレンタルなので0円、月額料金は4,290円でずっと変わりません。

また、契約期間がないため違約金や利用期間を気にせず利用できます。

Broad WiMAX

Broad WiMAXは、株式会社リンクライフが運営するWiMAXプロバイダです。

今回ご紹介するWiMAXプロバイダの中では唯一、口座振替に対応しています。クレジットカード以外の方法で料金を支払いたい方には、Broad WiMAXがおすすめです。

Broad WiMAXでは、他社からの乗り換え時に発生した解約違約金を最大19,000円まで負担してくれる乗り換えキャンペーンを実施しています。

条件は、Broad WiMAX公式サイトから申し込む際、「安心サポートプラス」と「My Broadサポート」のオプションに加入し、支払い方法としてクレジットカード払いを指定するだけ。オプションはどちらも契約後に解約することができます。

現在契約中のサービスの解約違約金がネックになっている方は、ぜひこのキャンペーンを利用してみてください。

GMOとくとくBB WiMAX+5G

インターネットプロバイダーとして20年以上の運営実績を誇る、GMOインターネット株式会社が運営しているWiMAXプロバイダです。

GMOとくとくBB WiMAX+5Gでは、キャッシュバックを始めとした様々なキャンペーンを頻繁に開催しています。キャンペーン内容がよく変更されるため、お得なタイミングを見逃さないようにしましょう。

なお、GMOとくとくBB WiMAX+5Gのキャッシュバックは、実際に受け取れるまでに約1年かかります。また、自分から受け取りの申請をしなければ入金されません。うっかり忘れないよう気を付けてください。

カシモWiMAX

カシモWiMAXは、株式会社MEモバイルが運営するWiMAXプロバイダです。

カシモWiMAXでは、キャッシュバックキャンペーンを実施していません。しかし、キャンペーンによって月額料金が割引されるため、複雑な手続きを行わなくてもお得にポケット型WiFiを利用できます。

また、毎月550円の端末割引サポートが適用されるため、36ヶ月間使い続ければ端末代が実質0円。

他社のWiMAXに興味はあるものの、キャッシュバックの受け取り申請をうっかり忘れてしまいそうな方には、カシモWiMAXの方が合っているかもしれません。

楽天モバイル

楽天モバイルは、その名の通り楽天モバイル株式会社が提供しています。

楽天回線エリア内に限り、データ容量無制限です。ただし、楽天回線のエリア外では、月間5GBの容量制限がある「パートナー回線」のau回線に接続します。

無制限に使いたい方は、契約前に通信エリアをよく確認しておきましょう。

端末代金として7,980円がかかりますが、Rakuten最強プランへの申し込みが初めての場合は、値引きと楽天ポイントの還元で実質1円で購入可能です。

端末と合わせて安く利用できるため、特に初めてポケットWiFiを使う人におすすめです。

【レンタル】無制限で使えるおすすめポケット型WiFi

1日～1ヶ月の短期利用を希望する人には、以下4社の利用がおすすめです。

短期の利用者におすすめの4社

おすすめ窓口	料金	おすすめポイント
WiFiレンタルどっとこむ	1日 496円～	豊富な端末から選べるプラン設定（5G対応のWiMAX有）
WiFi東京	1日 440円～	ソフトバンクのPocketWiFiが安くレンタルできる（5G対応のWiMAX有）
WiFiレンタル屋さん	1日 390円～	会員登録でレンタル料金10%をポイント還元

各社の特徴をわかりやすく解説します。

WiFiレンタルどっとこむ

WiFiレンタルどっとこむでも1日単位でレンタルを実施していますが、とくに2週間～1ヶ月程度利用したい人に向いています。

30泊31日の場合は月間6GBまでなら2,575円から、データ容量無制限なら5,200円からの契約が可能です。

全国10の空港カウンターと宅配・ポスト、コンビニを利用した受取・返却が可能で、用途に応じた使い方を選べることもメリットといえます。

WiFi東京

WiFi東京は、とにかく安く利用したい人におすすめです。

ソフトバンク回線の「501HW」を利用した大容量プランのみの提供にはなりますが、1日～の短期レンタル（440円～）も60日～の長期レンタル（13,200円）もレンタルプランとしては最安級の料金設定になっています。

平日17時までの申し込みであれば翌日に届くため、急にWiFiが必要になった時も利用しやすいでしょう。

WiFiレンタル屋さん

WiFiレンタル屋さんはレンタル実績80万件以上の人気のWiFiレンタルサービスです。

ドコモ・ソフトバンク・WiMAX・クラウドSIMといった多数のポケット型WiFiが用意されています。WiFiレンタル屋さんも平日17時までの申し込みで当日配送に対応しています。

会員登録すると注文金額小計の10%がポイントとして還元されるため、海外旅行が多い人やよくレンタルWiFiを利用する人におすすめです。

無制限で使えるポケット型WiFiの注意点

データ容量無制限のポケット型WiFiを契約する前に、絶対に確認しておきたいことは以下の2つです。

速度制限がかかる可能性がある

冒頭でもお伝えした通り、現在「完全無制限」のポケット型WiFiはありません。

本記事でご紹介してきたサービスも「実質無制限」のものばかりです。「○日間で△GB使うと速度制限の対象になる」「短期間で大量のデータ通信を行うと通信制限がかかる」といったように、サービスごとに一定の制限が設けられています。

サービス名	通信制限の条件
シンプルWiFi	一定時間で大容量通信があった場合のみ混雑する時間帯に制限
Broad WiMAX	一定時間で大容量通信があった場合のみ混雑する時間帯に制限
GMOとくとくBB WiMAX+5G	一定時間で大容量通信があった場合のみ混雑する時間帯に制限
カシモWiMAX	一定時間で大容量通信があった場合のみ混雑する時間帯に制限
Rakuten WiFi Pocket 2C	公平なサービス提供のため、通信速度の制御を行う場合あり

とはいえ、通常画質の動画を観たりSNSアプリを楽しんだりする程度であれば、これらの制限に引っかかることはほぼないでしょう。しかし、長時間にわたって重たいオンラインゲームをプレイしたり、高画質の映画を何本も観たりする場合は要注意です。

データ容量を無尽蔵に使えるサービスではないことを忘れないようにしましょう。

解約違約金の有無

ポケット型WiFiの契約期間は、契約期間なし～2年ほどです。サービスにもよりますが、基本的には契約期間内に解約すると、解約違約金がかかります。

サービス名	解約違約金
シンプルWiFi	0円
Broad WiMAX (ギガ放題DXコスパプラン)	24ヶ月以内：4,818円
GMOとくとくBB WiMAX+5G	0円
カシモWiMAX	0円
Rakuten WiFi Pocket 2C	0円

以前までは、数万円単位の違約金がかかりましたが、2022年7月に電気通信事業が改定され、契約解除料（解約違約金）の上限が「サービスの月額料金まで」となりました。

そのため、ユーザーの負担は軽くなりましたが、余計な出費を出さないためにも、契約前には解約違約金の有無と契約期間をよく確認しておきましょう。

完全無制限で利用するなら光回線の検討も

ポケット型WiFiは、外にも持ち運んで利用できる点と端末を受け取ったらすぐ使える点にメリットがありますが、前述の通りデータ容量は「完全無制限」ではありません。

データ容量を重視するなら「光回線」がおすすめです。

回線の種類	工事有無	料金	速度	データ容量
光回線	必要	高い	無制限	速い
ポケット型WiFi	不要	安い	プラン次第	遅い

まとめ

今やデータ容量無制限のサービスは、珍しいものではなくなりました。ただ、そのほとんどが「実質無制限」であり、「完全無制限」ではありません。短期間のうちにあまりにもデータ通信を使いすぎると、通信制限の対象になってしまうので注意しましょう。

実質無制限で使えるおすすめポケット型WiFi

以前までのWiMAXの5Gプランには、「3日間で15GB以上使うと通信制限の対象になる」というルールがありましたが、現在は撤廃されています。そのためデータ通信量で選ぶならWiMAXがおすすめです。

また、楽天モバイルのRakuten WiFi Pocket 2Cは、楽天回線エリア内であればデータ容量無制限です。ただし、エリア外ではパートナー回線に繋がり、月間5GBの容量制限が付くため気を付けましょう。

本記事を参考に、ぜひ自分に合ったポケット型WiFiを見つけてください。