戸建て住宅でインターネット通信を利用するときは、光回線の導入を検討する方が多いのではないでしょうか。
光回線は回線工事が必要になりますが、安定した通信が可能になります。また、高速通信を提供している通信会社も多いので、オンラインゲームや動画視聴、大量のデータの送受信などもスムーズにできるようになるでしょう。
この記事では、戸建てにおすすめの光回線を、月額料金や通信速度などのさまざまなポイントで選んで紹介します。
スマホとのセット割についても解説するので、通信費全体の削減を目指す方もぜひご覧ください。
この記事では
・月額料金や通信速度、キャッシュバックに注目したおすすめの光回線
・地域限定で利用できる戸建て向けの光回線
・スマホ別のおすすめ光回線
・光回線以外のインターネット通信方法
を解説していくよ!
月額料金に注目!戸建てにおすすめの光回線
月額料金が安い光回線であれば、インターネット通信にかかる毎月の負担を軽減できます。
また、割引キャンペーンなどを実施している光回線では、契約してしばらくはお得な料金で利用できますが、キャンペーン期間が終わると本来の料金が適用されるため、割高に感じることもあるでしょう。
しかし、元々の月額料金が安く設定されている光回線なら、キャンペーンが終わってもお得に利用し続けることができます。契約した限りは何度も乗り換えなどをしたくないと考えている方も、月額料金に注目して光回線を選ぶようにしましょう。
ここからは戸建て住宅向けの月額料金が安く設定されている光回線を紹介します。
また、割引キャンペーンを実施している光回線については、契約期間内の実質料金もご確認ください。
光回線 | NURO光(3年契約) | ドコモ光(2年契約) | ビッグローブ光(3年契約) |
---|---|---|---|
月額料金 | 5,200円 | 5,720円~ | 5,478円 |
実質料金 | 3,793円 | 5,490円~ | 4,366円 |
NURO光
NURO光は契約期間によって3つのプランがあります。
契約期間 | 契約期間なし | 2年契約 | 3年契約 |
---|---|---|---|
月額料金 | 6,100円 | 5,700円 | 5,200円 |
契約期間なしかありかで迷ったときは、回線工事費用にも注目してみましょう。
回線工事費用は、一括で支払うときは44,000円、24ヵ月に分けて支払うときは1ヵ月目は1,841円、2ヵ月目~24ヵ月目は1,833円が必要です。
2年契約と3年契約のときは分割分の金額が毎月還元されるため、実質無料になるよ!しかし、契約期間なしを選択すると分割分の還元は受けられないんだ。
そのため、回線工事費用を節約するのであれば、2年契約か3年契約を選ぶようにしましょう。
NURO光の実質月額料金
2年契約か3年契約で迷ったときは、実質料金で比較することがおすすめです。月額料金は2年契約のほうが高いのですが、キャンペーンが適用された後の実質料金は2年契約のほうが安くなります。
NURO光の料金プラン
2年契約 | 3年契約 | |
---|---|---|
月額料金 | 5,700円 | 5,200円 |
実質料金 | 3,590円 | 3,793円 |
2年契約の場合、2年間の月額料金が3,590円になるキャンペーンか、43,000円のキャッシュバックを受けるキャンペーンのいずれかが適用されます。
いずれのキャンペーンも、回線工事費用が実質無料になるキャンペーンを併用することが可能です。
キャンペーン内容 | 実質月額料金 |
---|---|
月額料金が2年間3,590円になるキャンペーンを利用する場合 | 3,590円 |
43,000円のキャッシュバックキャンペーンを利用する場合 | 3,908円 |
契約期間中の1ヵ月あたりの実質料金で比較すると、月額料金が2年間3,590円になるキャンペーンを利用するほうがお得です。
次に、3年契約のキャンペーンについて見ていきましょう。
3年契約では、1年間の月額料金が980円になるキャンペーンか、43,000円のキャッシュバックを受け取るキャンペーンのいずれかが適用されます。いずれのキャンペーンも、2年契約と同様、回線工事費用が実質無料になるキャンペーンを併用することが可能です。
キャンペーン内容 | 実質月額料金 |
---|---|
月額料金が最初の1年間のみ980円になるキャンペーンを利用する場合 | 3,793円 |
43,000円のキャッシュバックキャンペーンを利用する場合 | 4,005円 |
契約期間中の1ヵ月あたりの実質料金で比較すると、月額料金が1年間980円になるキャンペーンを利用するほうがお得です。
3年契約を選ぶときは、月額料金が1年間980円になるキャンペーンのほうに申し込みましょう。
NURO光の速度と対応エリア
NURO光は、標準プランで下り速度が最大2Gbpsの高速通信を利用できる光回線です。
また、東京都の豊島区と港区の一部では、下り・上りともに最大20Gbpsの超高速通信も提供しています。速度にこだわる方もNURO光を検討してみましょう。
ただし、NURO光は標準プランでも全国対応ではない点に注意が必要です。2022年11月時点では、以下の都道府県の一部エリアのみでサービスを提供しています。
対応エリア
北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、広島県、岡山県、福岡県、佐賀県 |
また、NURO光では屋内工事と屋外工事を別々の日程で行うため、2回工事が必要です。
戸建て住宅であれば導入までに1~3ヵ月ほどかかることもあるので、早めに申し込むようにしましょう。
ドコモ光
ドコモ光では、プロバイダによって月額料金が変わります。
プロバイダはタイプAとタイプB、単独タイプの3つのタイプに分けられ、タイプAに属するプロバイダを選ぶと、月額料金がもっとも安くなります。
ドコモ光の料金プラン
プロバイダ | 2年契約 | 契約期間なし |
---|---|---|
タイプA | 5,720円 | 7,370円 |
タイプB | 5,940円 | 7,590円 |
単独タイプ | 5,500円+プロバイダ料金 | 7,150円+プロバイダ料金 |
タイプAのプロバイダの1つ、GMOとくとくBBでは最大35,500円のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
有料放送の契約をするなどの条件なしに受け取れるキャッシュバックの金額は5,500円なので、工事費用が実質無料になるキャンペーンと併用したとすると実質料金は5,490円になります。
「ドコモ光 10ギガ」プラン
戸建て住宅でドコモ光を利用する場合、標準プランで下り最大速度が1Gbpsです。
さらに高速通信を利用したい方は、「ドコモ光 10ギガ」に申し込むことができます。
ただし、ドコモ光 10ギガは「東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、和歌山県、京都府、滋賀県、兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県の一部地域」でしか提供されていません。
まずは契約したい地域がドコモ光 10ギガの対象エリアか確認してから申し込みましょう。ドコモ光 10ギガの月額料金は以下の通りです。
「ドコモ光 10ギガ」の料金プラン
プロバイダ | 2年契約 | 契約期間なし |
---|---|---|
タイプA | 6,380円 | 8,030円 |
タイプB | 6,600円 | 8,250円 |
単独タイプ | 5,940円+プロバイダ料金 | 7,590円+プロバイダ料金 |
また、標準プランに対応しているプロバイダのすべてが、ドコモ光 10ギガに対応しているのではありません。ドコモ光 10ギガに対応しているプロバイダは少ないため事前に確認しましょう。
ビッグローブ光
戸建て住宅でビッグローブ光を利用する場合、3年契約の月額料金は5,478円です。
回線工事の費用を分割で支払うことにすると、分割分の料金が毎月還元されるキャンペーンが適用されるため、実質無料になります。
また、ビッグローブ光に申し込むと、40,000円のキャッシュバックか、1年間の月額料金が3,850円になるキャンペーンのいずれかを利用することが可能です。
キャンペーン内容 | 実質月額料金 |
---|---|
40,000円のキャッシュバックキャンペーンを利用する場合 | 4,366円 |
月額料金が最初の1年間のみ3,850円になるキャンペーンを利用する場合 | 4,935円 |
実質料金に注目するなら、40,000円のキャッシュバックを受け取るほうがお得です。
キャッシュバックを受け取れるのは、開通した月を0ヵ月目として11ヵ月目だよ!忘れずに手続きをして、受け取り漏れのないようにしておこう。
通信速度に注目!戸建てにおすすめの光回線
光回線は、最大速度1Gbpsのサービスが標準プランとなっていることが多いです。
しかし、中には標準プランが1Gbpsよりも高速通信であったり、標準プランとは別に超高速通信のプランを提供していたりすることがあります。
通信速度に注目して選ぶなら、次のいずれかがおすすめです。
戸建てにおすすめの光回線
- NURO光
- auひかり
- ドコモ光
それぞれの通信プランや利用条件、対応地域も紹介について解説します。
NURO光
先ほども説明したNURO光は、標準プランで下り速度が最大2Gbpsの高速通信を提供しています。
ただし、最大速度とはネットワークから屋内の終端装置へ提供する理論上の速度のため、必ずしも2Gbpsで利用できるわけではないので注意しましょう。
NURO光の超高速通信を最大限活用するためにも、1Gbpsを超える通信に対応した終端装置やケーブルなどを準備しておくことが必要です。
また、終端装置やケーブルが超高速通信に対応している場合でも、回線が混雑しているときは速度が低下することもあります。
「NURO光 10G」プラン
NURO光では下り・上りの最大速度が10Gbpsの「NURO光 10G」も提供しています。
NURO光 10Gは「北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、福岡県、佐賀県の一部エリア」が対象のサービスです。
「NURO光 10G」の月額料金
契約期間 | 月額料金 |
---|---|
3年契約 | 5,700円 |
契約期間なし | 8,300円 |
3年契約を選ぶと、工事代が実質無料になるキャンペーンも適用されます。
「NURO光 20G」プラン
さらに、通信速度の速い回線を利用したいときには、「NURO光 20G」を検討してみましょう。
NURO光 20Gは東京都の豊島区と港区(一部エリアを除く)のみで提供されているサービスです。理論上の通信速度は下り・上りともに最大20Gbpsで、無線接続の場合は最大4.8Gbpsとなります。
月額料金 | 8,517円 |
---|
工事代は24ヵ月の分割払いにすることで毎月分割分が還元されて実質無料となります。また、NURO光 20Gは契約期間なしのプランのみのため、契約解除料を気にせずに利用できる点も特徴です。
ただし、NURO光 20Gを利用する場合も、接続に利用する設備やケーブルが20Gbpsの超高速通信に対応しているものであることが前提となります。
NURO光 20Gを導入するときは、ルーターやケーブルなどのすべての接続関連機器が超高速通信対応になっているか確認しておきましょう。
auひかり
auひかりでは戸建て住宅用に下り・上りともに最大速度1Gbpsの「auひかり ホーム1ギガ」のプランを提供しています。
条件はありますが、基本的には全国対応のプランなので、戸建て住宅にお住まいで高速通信を利用したい方におすすめです。
また、下り・上りともに最大1Gbpsのプランを提供している光回線は数多くありますが、その中でもauひかりは実測値が速いという評判もあります。
通信環境や測定時間などにもよりますが、速度にこだわるなら一度検討してみましょう。
「auひかり ホーム5ギガ」と「auひかり ホーム10ギガ」
さらに通信速度を速くしたい方には、最大速度5Gbpsの「auひかり ホーム5ギガ」と最大速度10Gbpsの「auひかり ホーム10ギガ」の2つのプランがあります。
いずれも利用できるエリアは東京都と神奈川県、千葉県、埼玉県の一部エリアのみなので、申し込み前にお住まいの地域が対象か確認しておきましょう。
また、「超高速スタートプログラム」の割引は原則として3年間のみですが、auスマートバリューを利用している方は4年目以降も割引されます。
高速通信を利用する際の注意点
高速通信を利用する場合は、LANポートやルーター、ケーブルなどの通信性能が高速通信に対応していることが必要です。
auひかりでは、LANポートのスペックは10GBASE-T以上、LANケーブルはカテゴリ6a以上を推奨しています。
現在利用している機器などが対応していないときは、高速通信導入までに対応しているものを買いそろえておきましょう。
ドコモ光
ドコモ光の戸建て住宅向けの標準プランでは、通信速度は最大1Gbpsです。
しかし、さらに速い通信速度でインターネット通信を利用したい方は、「ドコモ光 10ギガ」も検討できます。
ドコモ光 10ギガは以下の地域でのみ利用可能です。詳細なエリアについては、ドコモ光に問い合わせておきましょう。
ドコモ光 10ギガの対応エリア
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、和歌山県、京都府、滋賀県、兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県の一部地域 |
ドコモ光 10ギガの月額料金を抑えたいときは、タイプAのプロバイダを利用することが必要です。
また、ドコモ光 10ギガのサービスを利用するときは、10ギガに対応したルーターが必要です。ドコモ光からルーターをレンタルする場合は、月額550円のオプション料金が加算されます。
キャッシュバックに注目!戸建てにおすすめの光回線
光回線に申し込むと、キャッシュバックを受け取れることがあります。
数万円単位のキャッシュバックを実施している光回線業者もあるので、キャッシュバックの金額に注目して光回線を選ぶのもおすすめの方法です。
ただし、光回線の契約をするだけではキャッシュバックを受け取れないことも少なくありません。
申し込み以外の条件が定められているキャンペーンもあるので注意してね!
ここからは、キャッシュバックキャンペーンに適用される条件や受け取り方についてまとめました。確実にキャッシュバックを受け取るためにもぜひご確認ください。
NURO光
NURO光では、45,000円のキャッシュバックを実施しています。
これは下り最大速度2Gbpsの通常のNURO光に申し込み、なおかつ契約期間が2年もしくは3年の場合のみ適用されるキャンペーンです。
受け取りの条件は以下をご覧ください。
NURO光のキャンペーンの受け取り条件
|
なお、NURO光 10GやNURO光 20Gでは、3年契約にすると工事代が実質無料になるキャンペーンは実施していますが、キャッシュバックは実施していません。
キャッシュバックに注目して選ぶなら、通常の最大速度2Gbpsのプランを選びましょう。
So-net光プラス
So-net光プラスでは、50,000円のキャッシュバックを実施しています。利用条件は以下の通りです。
So-net光プラスのキャンペーンの受け取り条件
- So-net光プラスに新規入会と同時に、光電話と光テレビに申し込む
- 申し込みから6ヵ月後の月末までにSo-net光プラスの利用を開始する
- 受取開始から45日以内に受取用の口座を登録する
すでにフレッツ光を利用している方がSo-net光プラスに転用・事業者変更する場合は、キャッシュバック額は40,000円になります。
この場合も、光電話と光テレビに申し込み、なおかつ6ヵ月後の月末までに利用を開始すること、受取開始から45日以内に口座登録することがキャンペーン適用の条件です。
また、auスマホユーザーなら、光電話に申し込むことでauスマートバリューが適用されて、スマホ料金が安くなります。
さらにUQモバイルのユーザーも光電話に申し込むことで、自宅セット割が適用されてスマホ料金が安くなります。
キャッシュバックを受け取らないときでも、スマホとのセット割の適用を受けたい方は光電話に申し込んでおきましょう。
ビッグローブ光
戸建て住宅にビッグローブ光を導入する場合、3年契約を選ぶと、以下のいずれかのキャンペーンを利用できます。
ビッグローブ光のキャンペーン
- 40,000円のキャッシュバック
- 最初の1年間の月額料金が3,850円
戸建て住宅向けのビッグローブ光の月額料金は5,478円(3年契約)のため、1年間の月額料金が3,850円になることで総額19,536円割り引かれます。
よりお得にキャンペーンを利用したい方は、40,000円のキャッシュバックのほうを選びましょう。
なお、40,000円のキャッシュバックは、ビッグローブ光に新規入会する場合だけでなく、フレッツ光やコラボ光からの乗り換えの際にも適用されます。
なお、キャッシュバックの受け取りは課金開始月を1ヵ月目として11ヵ月目です。
例えば、5月に光回線が開通し、6月から課金が開始した場合は、翌年の4月にキャッシュバックを受け取れます。キャッシュバックの受取時期については、サービス開始後マイページの特典一覧でも確認できます。
回線工事費に注目!戸建てにおすすめの光回線
光回線を利用するときは、回線工事が必要です。
すでにインターネットの回線工事が終わっている住宅の場合でも、別の光回線業者を利用するときは、新たに回線工事をしなくてはいけません。
また、同じ光回線業者を利用するときでも、最大速度の違うインターネット通信サービスに変更するときは新たに回線工事が必要になります。
回線工事の費用は光回線業者によって異なりますが、40,000円を超えることもあるので負担に感じることもあるでしょう。回線工事の負担を軽減したい方は、回線工事代が実質無料になるキャンペーンを実施している回線業者に注目してみましょう。
回線工事代が無料になるキャンペーンを実施している光回線を紹介します。また、キャンペーン適用の条件も解説するので、申し込み前にご確認ください。
NURO光
NURO光の回線工事代は通常プラン(下り最大速度2Gbps)も10G(下り最大速度10Gbps)、20G(下り最大速度20Gbps)のいずれも44,000円です。
しかし、2年契約か3年契約を選び、なおかつ工事代を分割で支払うと、分割分の金額が還元されて実質無料になります。
プラン(下り最大速度) | 回線工事費が無料になる条件 |
---|---|
NURO光(2Gbps) |
|
NURO光 10G(10Gbps) |
|
NURO光 20G(20Gbps) |
|
NURO光では土日祝日の工事に関しては3,300円の追加料金が必要です。
また、本来は屋内・屋外の2回の工事が必要ですが、1回でまとめてしてもらうためには5,500円の追加料金が発生します。これらの追加料金に関しては、回線工事費無料キャンペーンには含まれません。
ソフトバンク光
戸建て住宅にソフトバンク光の回線を導入するときは、2,200~26,400円の回線工事費がかかります。
しかし、新規にソフトバンク光に申し込む場合は、「工事費サポートはじめて割」が適用されて実質無料になります。
利用条件は次の通りです。
「工事費サポートはじめて割」の利用条件
- 他社固定ブロードバンド回線もしくはモバイルブロードバンド回線を利用していないこと
- ソフトバンク光に新規に申し込むこと
工事費の還元方法は以下です。
工事内容 | 回線工事費 | 還元方法 |
---|---|---|
派遣工事あり、既設設備・光コンセントなし | 26,400円 | 1,100円×24ヵ月割引 |
派遣工事あり、既設設備・光コンセントあり | 10,560円 | 1,100円×10ヵ月割引 |
派遣工事なし | 2,200円 | 1,100円×2ヵ月割引 |
ソフトバンク光は、ソフトバンクスマホとセット割が使えるのでソフトバンクユーザーにおすすめです。
auひかり
戸建て住宅にauひかりの光回線を導入するときには、工事費を含む初期費用として41,250円必要です。
しかし、光回線と光電話の両方を申し込む場合には、工事費に相当する金額が還元されるので実質無料になります。
工事費の還元方法は、利用するプランによって異なります。以下をご覧ください。
プラン名 | 還元方法 |
---|---|
ずっとギガ得プラン | 1ヵ月目:1,194円、2ヵ月目~35ヵ月目:1,178円 |
ギガ得プラン | 1ヵ月目:1,804円、2ヵ月目~23ヵ月目:1,793円 |
標準プラン | 1ヵ月目:1,804円、2ヵ月目~23ヵ月目:1,793円 |
地域限定!戸建てにおすすめの光回線
特定の地域だけで利用できる光回線もあります。
料金体系やサービスが特殊なことも多いので、一度、お住まいの地域で利用できる回線をチェックしておきましょう。
関西地方で利用できるeo光と東海地方限定のコミュファ光、四国地方限定のピカラ光を紹介します。
戸建て住宅で利用する場合の月額料金や最大速度もまとめて説明するので、ぜひご覧ください。
eo光
eo光は大阪府と京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県、福井県の一部で利用できる光回線サービスです。
下り最大速度10Gbpsと5Gbps、1Gbpsのプランがあり、高速通信にも対応しています。
2年契約のときの月額料金は以下の通りです。なお、3年目以降は長割りが適用されて、2年目よりも安くなります。
プラン | 1年目 | 2年目 |
---|---|---|
10ギガ | 3,280円 | 6,530円 |
5ギガ | 3,280円 | 5,960円 |
1ギガ | 3,280円 | 5,448円 |
コミュファ光
コミュファ光は愛知県と岐阜県、三重県、長野県、静岡県の一部で利用できる光回線サービスです。下り最大速度10Gbpsと1Gbps、30Mbpsのプランがあり、高速通信にも対応しています。
2年契約にすると最初の2年間は「コミュファ光スタート割」が適用されて月額料金が安くなります。また、3年目以降は長期継続割引が適用され、1、2年目と同額で利用することが可能です。
プラン | 通常の月額料金 | 2年契約時の月額料金 |
---|---|---|
ホーム10G | 6,490円 | 5,940円 |
ホーム1G | 5,720円 | 5,170円 |
ホーム30M | 4,741円 | 4,191円 |
ピカラ光
ピカラ光は高知県と愛媛県、徳島県、香川県の一部で利用できる光回線サービスです。下り最大速度10Gbpsと1Gbpsのプランがあり、高速通信にも対応しています。
2年契約にすると継続年数に応じて割引が適用されます。7年目以降は通常料金よりも1,100円も安くなり、お得にインターネット通信を続けることが可能です。
プラン | 通常の月額料金 | 2年契約時の月額料金 |
---|---|---|
ピカラ光ねっと 1G | 5,720円 | 1年目、2年目:4,950円 3年目、4年目:4,840円 5年目、6年目:4,730円 7年目以降:4,620円 |
ピカラ光ねっと 10G | 7,370円 | 1年目、2年目:6,600円 3年目、4年目:6,490円 5年目、6年目:6,380円 7年目以降:6,270円 |
光回線はスマホのセット割にも注目して選ぼう
光回線を選ぶときは、スマホとのセット割が適用されるかどうかに注目してみましょう。セット割が適用されると、光回線の料金は安くなりませんが、スマホ料金が安くなります。
割引制度によっては契約者だけでなく家族のスマホ料金も安くなるため、家族全体の通信費を削減することが可能です。
ここからは、ドコモとau、UQモバイル、ソフトバンク、ワイモバイルのスマホとセットになる光回線業者を紹介します。
ドコモスマホとセット割になる光回線
ドコモスマホとセット割が適用される光回線は、ドコモ光のみです。
ドコモスマホでギガプランを利用し、なおかつドコモ光の契約をした場合は「ドコモ光セット割」が適用され、スマホ1回線あたり永年最大1,100円割引されます。
さらに、ドコモ光セット割は、離れて暮らしている家族にも適用されます。
主回線の契約者から3親等以内であれば最大20回線適用されるため、該当する家族が多い場合は割引額も大きくなってお得です。
auスマホとセット割になる光回線
auスマホとセット割が適用される光回線は、auひかりとauひかり ちゅら、コミュファ光、eo光、メガエッグ、ピカラ光、BBIQ、ひかりゆいまーる、ひかりJ、ビッグローブ光、エディオンネット、So-net光、@T COMヒカリ、@nifty光です。
auひかりをセット割にするときは、@niftyか@T COM、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-net、GMOとくとくBB、メガエッグ、エディオンネット、SMART LINE、楽天ブロードバンドをプロバイダとして利用しているときにセット割の対象となります。
auスマホと対象の光回線を同時に利用し、なおかつ光電話に加入している場合は「auスマートバリュー」が適用され、スマホ1回線あたり永年最大1,100円割り引かれます。
auスマートバリューは、離れて暮らしている家族にも適用されます。主回線の契約者と家族であることを証明できれば、最大10回線適用可能です。
UQモバイルとセット割になる光回線
UQモバイルとのセット割が適用される光回線は、auひかりとauひかり ちゅら、コミュファ光、eo光、メガエッグ、ピカラ光、BBIQ、ひかりゆいまーる、ひかりJ、ビッグローブ光、エディオンネット、So-net光、@T COMヒカリ、@nifty光です。
auひかりをセット割にするときは、@niftyか@T COM、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-net、GMOとくとくBB、メガエッグ、エディオンネット、SMART LINE、楽天ブロードバンドをプロバイダとして利用しているときにセット割の対象となります。
UQモバイルと対象の光回線を同時に利用し、なおかつ光電話に加入している場合は「自宅セット割」が適用され、スマホ1回線あたり永年最大858円割り引かれます。
自宅セット割は同一住所の家族も適用されますが、50歳以上の方に限り離れて暮らしている家族にも最大10回線適用可能です。
ソフトバンクスマホとセット割になる光回線
ソフトバンクスマホとのセット割が適用される光回線は、ソフトバンク光とNURO光です。
ソフトバンク光は指定のオプションに加入していること、また、NURO光は電話サービスに加入していることもセット割の条件となります。
ソフトバンクスマホと条件を満たした光回線を同時に利用するときは「おうち割 光セット」が適用され、スマホ1回線あたり永年最大1,100円割り引かれます。
おうち割 光セットは離れて暮らしている家族にも適用され、最大10回線の割引が可能です。
ワイモバイルとセット割になる光回線
ワイモバイルとのセット割が適用される光回線は、ソフトバンク光です。
同時に利用する場合は「おうち割 光セット(A)」が適用され、スマホ1回線あたり永年最大1,188円割り引かれます。
おうち割 光セット(A)は最大10回線の割引が可能です。割引を受けるためには、家族であることがわかる書類が必要となります。
本当に光回線は必要?戸建てで検討したい回線
戸建て住宅でインターネット通信を利用する方法は、光回線だけではありません。
他の方法でもインターネット通信を利用することは可能です。工事不要で利用できる通信サービスについて見ていきましょう。
ポケット型WiFi
ポケット型WiFiとは、持ち運びできるルーターです。
モバイルルーターとも呼ばれます。光回線は自宅でしか利用できませんが、ポケット型WiFiは自宅はもちろん、外出先でも利用可能です。
ポケット型WiFiを選ぶときは、データ通信量に上限がないかどうかを確認しておきましょう。
上限が規定されたポケット型WiFiを選ぶと、オンラインゲームや動画視聴などのデータ通信量が多くなる使い方をすると速度制限がかかりやすくなります。
ホームルーター
ホームルーターとは、据え置き型のルーターです。
コンセントに挿すだけで利用できるので、賃貸住宅などの回線工事ができないときでも利用できます。
また、すぐに利用できるのもホームルーターのメリットです。ホームルーターとポケット型WiFiはオンラインで注文すると最短翌日には受け取れ、すぐにインターネット通信を楽しめます。店舗で受け取る場合は、最短当日から利用可能です。
一方、光回線は工事が必要なため、申し込んですぐに利用することはできません。
申し込みのタイミングによっては数ヵ月待つこともあるので、すぐにインターネットを利用したい方にはホームルーターやポケット型WiFiのほうが適しているでしょう。
まとめ
この記事では、光回線を戸建て住宅に導入する場合について解説しました。
光回線の選び方で迷ったときは、まずは以下を確認してください。
- 実質料金を計算してお得な光回線を選ぶ
- スマホとのセット割が適用される光回線を選ぶ
- 工事代が実質無料になる光回線を選ぶ
ご自宅のインターネット通信として、光回線以外にもポケット型WiFiやホームルーターも検討してみましょう。
いずれも工事不要で利用できるので、すぐにインターネット環境を構築できます。
この記事の参考・引用サイト